東日本大震災:「身体に影響ある数値」枝野長官

2011年3月15日 12時44分 更新:3月15日 13時0分

菅直人首相の東電福島原発での原子力災害についてのコメント発表後、記者の質問に答える枝野幸男官房長官=首相官邸で2011年3月15日午前11時25分、藤井太郎撮影
菅直人首相の東電福島原発での原子力災害についてのコメント発表後、記者の質問に答える枝野幸男官房長官=首相官邸で2011年3月15日午前11時25分、藤井太郎撮影

 枝野幸男官房長官は15日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発の放射線測定値が午前10時22分現在、3号機付近で400ミリシーベルト、4号機付近で100ミリシーベルト、2号機と3号機の間で30ミリシーベルトに達したことを明らかにした。

 枝野長官は「身体に影響を及ぼす可能性のある数値だが、放射性物質の放出がされている部分近くの数値であり、距離が遠ければ遠いほど落ちる」と説明。「1、2、3号機とも注水作業を継続している。冷却の効果が生じていると思われる」とも述べた。30キロ圏内の住民の屋内退避に対しては「窓の換気はしないでほしい」などと訴えた。

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