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2011年05月05日
なぜにイエローキャブ
バネットがイエローキャブと専属契約を結んだ。芸能ネタじゃありません。本来『イエローキャブ』はシカゴに本社のあるタクシー会社なのだけれど、ニューヨークのみタクシーといえば会社を問わず全て黄色。そんなことからニューヨークのタクシー=イエローキャブと呼ばれている(誰でも乗せる女性の隠語でもある)。
市長の気分で車種が大きく変わることでもギョウカイじゃ有名。2007年のこと。突如ブルームバーグ市長が「2012年までに全てのイエローキャブをハイブリッドにする」と発表。だからしてイエローキャブはハイブリッドに切り替わりつつある。そんな中での「2013年後半から10年間バネットだけとする」。
どう考えても不思議。そもそもアメリカで2リッターエンジンのタクシーが成立するのだろうか? 現在使われているモデルの大半は大排気量車か加速の良いハイブリッドである。加えてロンドンじゃあるまいし1車種だけになるというのも妙。これまでイエローキャブには多くの車種がありました。
連休中のため日産の広報に問い合わせ出来ないけれど、積極的に採用したくなるような理由を捜すと二つほど思い当たる。まず価格。メキシコ工場で生産されるというが、きっとイエロイーキャブの歴史始まって以来のコストパフォーマンスだろう。2リッターエンジンなら、実用燃費だって悪くないに違いない。
二つ目に電気自動車。環境問題に積極的なニューヨークはイエローキャブも電気自動車にしたいと考えているという。セレナの電気自動車を開発しているんじゃなかろうか。ただこの2つ、バネットとの専属契約を結ぶほどじゃないと思う。ブルームバーグ市長は日産好きなのか? これが最も納得できる理由です。
・ECOカーアジアは「ミニキャブMiEVの最新情報」
posted by kunisawa at 22:41
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