■ 「ユッケ」食中毒、死亡男児の父 無念語る
生肉のユッケなどを食べた客4人が死亡した「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件。先週、富山県で6歳の息子を亡くした父親が、5日、取材に応じました。
「まだ信じられない気持ち。いつか普通に帰ってくると思ってしまう」(6歳の息子を亡くした父親、5日午後7時ごろ) 男の子が亡くなった後、「焼肉酒家えびす」を展開するフーズ・フォーラスの勘坂社長が父親のもとへ謝罪に訪れたといいます。 「(勘坂社長が)突然来て、話を聞く準備ができていなかったので、『お帰りください』といって帰ってもらった」(6歳の息子を亡くした父親、5日午後7時ごろ) 「会社としては、現在治療中の方を含め、できうるかぎりのことをさせて頂きます」(フーズ・フォーラス 勘坂康弘 社長の会見、5日) 謝罪を繰り返す勘坂社長ですが、やりきれない思いが残ります。 「その後のインタビューとかを聞いても、何も伝わってこないですね。補償といっても何を補償するのか。補償があっても息子は帰って来ない」(6歳の息子を亡くした父親、5日午後7時ごろ) (05日23:00)
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