東日本大震災:マグニチュード9.0に 世界史上4番目

2011年3月13日 14時20分 更新:3月13日 15時16分

津波の影響で壊滅的な被害を受けた市街地。左下の学校のグラウンドには「SOS」の文字が見える=宮城県南三陸町で2011年3月13日午前8時47分、本社機から貝塚太一撮影
津波の影響で壊滅的な被害を受けた市街地。左下の学校のグラウンドには「SOS」の文字が見える=宮城県南三陸町で2011年3月13日午前8時47分、本社機から貝塚太一撮影

 気象庁は13日、東日本大震災の規模をマグニチュード(M)9.0に修正した。これまでは国内の観測史上最大のM8.8としていたが、地震波のデータを詳しく解析し、再計算した結果、9.0になったという。M9.0は世界の地震の観測史上4番目となる。Mが0.2高いと、地震のエネルギーは約2倍となる。

 また、気象庁はM7以上(震度6強~4程度)の余震が発生する確率について、13日午前10時から3日間以内が70%、その後3日間以内は50%と発表した。余震確率70%は国内の地震で過去最高。

 横田崇・地震予知情報課長は記者会見し、「余震の数と規模は過去の地震と比べけた違いに大きい。震度6弱~6強程度の余震が今後も2週間程度は続く恐れがある」と注意を呼びかけた。【福永方人、飯田和樹】

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