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先日、在特会 連続講演会の札幌会場で講演した内容は「民主制に代わって専制という選択肢も有り得るのではないか?」 と問いかけるものでした。東日本大震災を契機に大揺れに揺れる国内政治ですが、民主制においてはその政治を選ぶのは主権者たる国民に委ねられており、その国民が選んだ政治家たちが国民の多くを死地に追いやる場合いったい誰が責任を取るべきなのか? という点に強い疑問を抱かずにはいられないのです。
札幌講演会ではフランス革命に焦点を合わせて、革命勃発とされる1789年からナポレオンの総統政治(実質上の専制) が始まる1799年までの10年間に専制と民主制の間を揺れ動くフランス国内の状況を考えてみました。民主制は人類誕生のときから存在した制度でもなければ、そもそも民主制のはじまりといわれるギリシアでも時と共に衆愚政治へと成り下がり、かの賢人プラトンをして「民主制に代わって哲人政治(哲人王によって率いられる専制)を導入するべき」 と主張せしめる事態になっています。
これまで何度も主張していますが、民主制とは国民が賢明であってこそ初めて機能し得る制度であり、現在の日本のように国民の意識レベルがかつてないほど下がってしまった場合、民主制とは単に亡国のツールでしかないのです。マクロレベルの問題で考えれば、東日本大震災における原発事故をめぐる対応について民主党を責めたてるのは当然としても、その民主党を今から2年前に諸手を挙げて歓迎し政権政党の座に就かせたのは誰だったのか? ということです。
とくに現在反原発運動の中心となって国民感情を煽り立てている左翼勢力は、市民団体といわず労組といわず上から下まで民主党を支持して現在の無能左翼政権の体制作りを進めてきた張本人です。何とそれが「民主党政権を誕生させたのは在特会などのネトウヨ連中だ」 などと掲示板で左翼人士が書き込みをしているらしく、検索に引っ掛かってこの文言を読んだときには唖然としたものです。
責任感も何もなくただひたすら刹那的にその場その場において自分たちの都合さえよければ良い、という風潮が左翼勢力だけではなく国民一般層に広く浸透している現状を見るにつけて、民主制という制度そのものに疑問を持つのは当然ではないでしょうか? とくに日本の場合、大東亜戦争敗戦後に米国によって欧米型の民主制が与えられたのであり、欧米各国のように民衆が戦って勝ち取った制度ではないために、本来の民主制の在り方から外れた歪な制度を育ててきてしまったように思います。
一例として挙げるなら、国会議員の3分の1以上が世襲議員となっており、それも2世議員3世議員どころか5世議員まで誕生している極端な政治状況は、世襲という専制を否定してきたはずの民主制を完全に形骸化させています。単に形骸化ということだけではなく民主制によって選ばれた議員の存在そのものが、民主制を否定する材料になっているという笑うに笑えない喜劇でもあるのです。そして、建前上は民主制を謳いながら内包する体制が5世議員まで生み出す特権階級の世襲体制、すなわち専制の萌芽を孕むという極めて中途半端な我が国の政治体制は他国ではまず見られない歪な民主制となっているのです。
その歪な民主制、世襲型政治形態は衆愚政治への転落、柔軟性を欠く硬直した政治体制の構築、利権構造の拡大など負の部分がここにきて非常に強く顕現しており、これは民主党から再び自民党が政権政党に返り咲いたとしても、現行の民主制を踏襲するなら根本的に何の解決にもならないでしょう。
歴史の流れが変化するときは、混乱期 → 動乱期 → 崩壊期(殺戮期) という過程を否応なしに辿ることになります。民主党政権が誕生した際に行った集会でこのことを説明しましたが、今まさに混乱期から動乱期へ我が国が移ろうとするとき、既存民主制に代わって専制政治による「強い日本」 の誕生を提言したいと思うのです。
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<動画案内>
【在特会】犯罪推奨ドラマを流?す反日の巣窟テレビ朝日の即時?解体を!
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5/2テレビ朝日抗議1 抗議文
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第一部
【日時】
平成23年5月7日(土)
開場13:20 開演 13:45 終了:14:45
【場所】
ウィングス京都 2階セミナーB室(定員54名)
京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262
地下鉄烏丸御池駅(5番出口)または地下鉄四条駅・阪急烏丸駅(20番出口)下車徒歩約5分
【参加費】
500円 (公安関係者は8000円)
※ 特別会員は無料となりますのでバッジを着用の上お越しください。
【講師】
桜井誠(在特会会長)
【生中継】
ニコニコ生放送にて13:30から16:30まで中継予定
http://live.nicovideo.jp/watch/lv48274703
※緊急の場合、下記スティッカムに生放送を切り替えます。
http://www.stickam.jp/profile/zaitokukai
【注意事項】
当日は撮影が入りますので各自対応お願いします。
【主催】
在日特権を許さない市民の会 京都支部
【共催】
在特会 大阪支部/滋賀支部/奈良支部/兵庫支部/大阪支部/和歌山支部
【問い合わせ】
在特会京都支部問い合わせメール
zaitokukyoto@gmail.com
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