地震:岩手大など22校で試験中止

2011年3月12日 7時29分 更新:3月12日 9時0分

 文部科学省は12~13日に後期日程試験などを実施予定だった国公私立大学のうち22校が、試験を中止すると発表した。中止を決めたのは岩手大の岩手会場▽岩手県立大▽東北大▽宮城大▽宮城教育大▽山形大▽福島大▽福島県立医科大▽前橋工科大▽群馬大▽高崎経済大▽茨城大▽筑波大▽埼玉県立大▽千葉大▽電気通信大▽東京海洋大▽群馬大▽東京外国語大▽横浜国立大▽淑徳大▽神奈川県立保健福祉大--。うち東京外国語大は16日、筑波大と東京海洋大は17日、電気通信大は19日に試験を延期。群馬大も時期未定で延期を決めた。前橋工科大と高崎経済大はセンター試験の得点で合否判定し、残りは延期かセンター試験のみで合否判定するか検討中という。

 文科省は11日深夜、地震で被災したり交通機関の乱れで試験を受けられない受験生に対し、受験の機会を与えるよう全国の国公立大に要請した。鈴木寛副文科相は「文科省の責任で受験機会を確保するので、受験生は安全確保を優先してほしい」と呼び掛けた。【篠原成行】

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