2011年5月5日
ソニーのオンラインサービスから大量の個人情報が盗まれた可能性がある問題で、カナダ人女性が同社を相手取り、総額10億カナダドル(約840億円)の損害賠償を求める集団訴訟を起こしたことが4日、分かった。
ソニーのゲームや動画配信サービス「プレイステーション・ネットワーク」と「キュリオシティ」から個人情報が流出した恐れがある約7700万人のうち、カナダ人は約100万人といい、彼らを代表して提訴したという。
21歳の原告女性は、情報流出への補償が一定期間の無料使用にとどまることに不満を抱いており、「ソニーはゲーム機の利用者より、ゲーム(事業)を守る方に注力しているようにみえる」とコメントした。
今回の情報流出を巡っては、米アラバマ州の男性も損害賠償を求める集団訴訟を起こしている。(ニューヨーク=山川一基)
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