2011年3月11日 19時21分 更新:3月11日 21時21分
地震発生直後から、東北、関東では、停電が相次ぎ、鉄道が運転を見合わせるなど、インフラが広い範囲でマヒした。また、東京都内など都市部ではほとんどの電車が運転を見合わせたため、歩いて自宅に向かう人々が道にあふれた。
JR東日本は直後から管内(東北、関東甲信越、東海地方の一部)の新幹線、首都圏と東北の在来線の運転を終日見合わせ、被害の有無の確認を急いだ。JR東海の東海道新幹線も東京-静岡間で停電し、東京-新大阪で一時運転をストップした。その後、下りは午後6時26分に運転を再開した。
JR貨物によると、宮城県のJR東北線長町-南仙台間で北旭川発隅田川行き貨物列車の1車両が脱線した。
関東・首都圏では私鉄・地下鉄も運転を全面的に見合わせたが銀座線などは午後8時40分に運転を再開した。