2011年3月11日 17時39分 更新:3月11日 18時45分
11日午後2時46分ごろ、宮城県沖で起きた地震について、気象庁は地震のマグニチュードを8.8と修正した。国内最大規模とみられる。同庁は当初7.9と発表、その後マグニチュード8.4に修正していた。
M8.8の地震のエネルギーは、6000人以上が犠牲になった阪神大震災(M7.3)の約180倍に当たる。
関東から近畿にかけて大きな被害をもたらした1854年の安政東海地震と安政南海地震では、いずれもM8.4を記録した。
一方、米地質調査所の解析では、今回の地震はM8.9。1900年以降に発生した世界の大地震は、1960年にチリで発生したM9.5が最大で、今回のM8.9は5番目の規模。