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~12月8日は是非全国で一斉にアクションを起こしましょう~
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谷口プロジェクト;原発作業員自己造血幹細胞の採取と保存計画

2011-05-05 02:21:32
テーマ:ブログ
http://www.savefukushima50.org/?page_id=787

原発作業員およびご家族、国民のみなさまへ

~原発作業員のための自己造血幹細胞(じこ ぞうけつ かんさいぼう)の採取(さいしゅ)と保存計画について~

2011年5月3日
虎の門病院血液内科(とらのもんびょういん けつえきないか)
谷口修一(たにぐち しゅういち)
谷口プロジェクト事務局一同
Save Fukushima 50


長文につき引用しません、どうぞ上記サイトへ。

高放射能の中で労働を強いられる作業員のために
医師達が立ち上がってくれた。

是非耳を傾けて下さい。
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「測定器47台プロジェクト」がいよいよ測定スタート!!

2011-05-05 02:07:50
テーマ:ブログ
http://sokuteiki.exblog.jp/m2011-05-01/

是非チェックしてみてください。
CRIIRADの測定器が数カ所で測定を開始しました。
測定インストラクターさんの便りには、
自分で放射能値を知ろうということで出逢いの中から、
移住への希望を持って動き出す家族の様子も伝わります。

CRIIRADと協力関係が得られ、データが公開されていくことになりました。
賛同も呼びかけています。
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5.05子どもたちの未来のために歩こう世田谷エネルギーシフト55パレード

2011-05-05 01:17:01
テーマ:お知らせ

「最も憂慮すべきは遺伝子変異」スイス人医師の話;swissinfo

2011-05-04 18:57:02
テーマ:ブログ
福島第一原発事故によるがんのリスクの増加と遺伝子変異の問題をスイス人医師が語る。 - swissinfo




2011-03-23 15:00

原発事故「最も憂慮すべきは遺伝子変異」

2006年、ウクライナの病気の子どもたち。1986年に起きたチェルノブイリ原発事故は子どもたちに一生影響を及ぼす
キャプション: 2006年、ウクライナの病気の子どもたち。1986年に起きたチェルノブイリ原発事故は子どもたちに一生影響を及ぼす (Keystone)

レナート・キュンツィ, swissinfo.ch


福島第一原発では今もなお予断を許さない状況が続いている。今後日本のみならず世界中でがんのリスクが増すと考えられる。しかし、それ以上に深刻な問題は世代を越えた遺伝的な損傷だという。


マルティン・ヴァルター氏 ( 66歳 ) はソロトゥルン州グレンヒェン ( Grenchen ) の内科開業医だ。1991年に1カ月間ウクライナの病院で働いた経験も持つ。


また1988年から2年間、核戦争防止国際医師会議スイス支部 ( PSR/IPPNW Schweiz ) の支部長を務め、「核を使わない電力 ( SoA ) 」運動や原発建設に猶予期間を求める運動などの委員会で中心的な役割を果たした。この原発建設の猶予期間については、1990年秋の国民投票で認可されて いる。


swissinfo.ch : 東京電力さらには日本政府の不十分な情報開示に対し批判の声が高まっています。正確な情報が伝えられないことで日本国民の命が危険にさらされているということはありますか。

ヴァルター : それはない。急性被曝は免れている。少なくともこれまでのところ ( 17日現在 ) 原子力発電所の敷地外では放射線量がさほど多くなく、急性被曝には至らない。北半球の住人が急性被曝で死亡することはない。しかし、原発内で原子炉の冷却 作業をしている作業員たちを取り巻く環境は別だ。どうか線量計を装着していてほしい。

ただ、情報伝達が不十分だったり危険を軽視したりすると大きな誤りを犯すことになる。吸収線量と人体への影響は正比例の関係にあるからだ。つまり、心配のいらない吸収線量というものはない。わずかな摂取でもがんを引き起こし、乳がんや大腸がんなどから死に至ることもある。

今後日本では確実にがん死亡率が高まるだろう。たとえ完全な炉心溶融に至らなかったとしてもだ。


swissinfo.ch : 専門家によれば3月17日と18日の2日間が原子炉冷却の鍵を握る最後のチャンスとされ、成功しなければ炉心溶融が決定的になるとのことでした。世界が日本に対して抱く不安は当然のものですか。

ヴァルター : 当然だ。先述したがんの増加を恐れてのことだ。例えば、チェルノブイリでも急性被曝で死亡した人は多くなかったが、事故後にがんで多くの人たちが亡くなった。

しかし、がんのリスクの増加以上にもっと深刻な問題は遺伝子への影響だ。それも世代を越えた影響だ。最新の研究では、少量の吸収線量でも継代的な影響がありうることが分かっている。

イ ギリスにあるセラフィールド ( Sellafield ) の使用済核燃料の再処理工場に勤務する人たちの子どもには白血病のリスクが高い。これは父親の吸収線量と関係があり、子どもたち自身は放射線にさらされて いない。原発事故だけでなくこうした通常の場合でも、人間ならび動植物の遺伝子に損傷が発生する。こうした事実を知った上で、あえて原子力に頼るかどうか はむしろ倫理的な問題だ。


swissinfo.ch : 放射能汚染では放射性同位体のヨウ素131、セシウム137、キセノン133、クリプトン85ならびにストロンチウム、プルトニウム239が漏出します。どれも危険ですが、特に危険なものはどれですか。

ヴァルター : まず、危険度は半減期によって変わってくる。ヨウ素は8日間でほぼゼロになる。つまり、スイスの子どもたちにヨウ素剤を与えても意味がないと言える。さらに大人が服用すると逆効果になりかねない。

セシウムの半減期は30年なのでセシウム汚染は日本からスイスにまで行き渡るが、スイスでの危険度はごくわずかだ。セシウムはカリウムのように体内で代謝されるため、一回限りの摂取なら数カ月後にはなくなる。

ス トロンチウムは体内に蓄積され、死ぬまで残る。ここでも人体への影響は半減期に左右される。ストロンチウムはカルシウムのように骨に蓄積されるため消える ことはなく、骨髄は絶えずβ線の影響を受けることになる。子どもの骨髄は脂肪が少ないため、のちのち白血病になるリスクが大人よりも高い。

プルトニウムは一度体内に入ったら決して消えない。ごく微量の摂取でもがんを引き起こす。


swissinfo.ch : チェルノブイリの場合、子どもへの医療行為はどの程度可能でしたか。

ヴァルター : 普通なら子どもが甲状腺がんにかかることはない。事故前のウクライナでは住民5000万人に対し年間3人ほどだった。しかし、事故後1500人の子どもが甲状腺がんを患った。4000人という話もある。

それまでこうしたことはなかった。これはヨウ素131の影響だった。もし事故直後に政府が子どもたちに安定ヨウ素剤を与えていれば避けられただろう。当時の子どもたちに急性被曝があったとは思えない。

セシウムに関しては、ウクライナでは大人も子どもも食品から摂取している。それは今も変わらない。これに対してはりんごペクチン剤が服用されている。りんごペクチンは体内のセシウムの量を減らし、継続的なセシウムの摂取に対しても有効に働く。


swissinfo.ch : 原爆を経験した唯一の国である日本が今また大規模な原発事故に見舞われているというのはある意味ひどい皮肉のようです。当時の医療的な経験は今回の役に立ちますか。

ヴァルター : それはないだろう。当時は特別な治療を施すことがまったくできなかった。その上、被曝の影響は異なる。広島と長崎で被曝した父親を持つ子 どもたちとチェルノブイリで被曝した父親を持つ子どもたちをイスラエルの研究者たちが調査した。その結果、父親が原爆で被曝した後に生まれた子どもたちに は遺伝子の変異がまったく見られなかったことが分かった。

それに対し、チェルノブイリの事故後に解体作業者として入った父親から被曝後に生まれた子どもたちには一定の割合の遺伝子 ( ミニサテライトDNA ) に相当数の変異が見られた。遺伝的な視点で見ると、今回の福島第一原発の事故は深刻なケースだ。


レナート・キュンツィ, swissinfo.ch
( 独語からの翻訳・編集 中村友紀 )


----------------

※対して日本の電気業界新聞にはこんな記事がある。(長野県yさん/12.8「脱原発の日」に文科省に提出した要望書から抜粋)


「プルサーマルって安全ですか?山中先生(大阪大学大学院工学研究科教授・原子力発電燃料の専門家 山中伸介先生)教えてください

 

Q,人体への影響は、どうですか?

A,極端な例ですがプルトニウムは口から飲み込んでも人体に影響はありません。ただし、空気中から息と一緒に吸い込んで肺に入れば危険です。原子力発電所から空気中にプルトニウムが放出されるわけではないので安全に問題はありません。通常のウラン燃料と同じ理由で、よく知られた多重の防護によって大気に排出されないので安全ということです。」(製作・発行/電気新聞メディア事業局『電気新聞別刷り特別号』より) 

 

空気中から息と一緒に吸い込むと危険だが、多重に防護され排出されないので安全に問題はないとしか書かれておらず、その上口から飲み込んでも人体に影響はないとまで書かれおり、空気中に含まれて吸い込んだ場合の危険性の度合いについて具体的な説明が省かれています。書かれているのは机上の安全性のみであって肝心な、どんな事故でどんな被害が起こったのか等、これまでにもきちんとした公の詳しい国民への説明がほとんどありません。たとえ1回の微量な放射線の被爆が安全であるとしても日常的に晒されて体内に蓄積した時の危険性は高く、排出されることのない放射性物質が実際には原子力施設周辺で動植物の異常・奇形を生んでいることや(現場作業員も含め)起きている健康被害についても全く説明がされていません。

 

民間の努力によってしか得られない施設の実態の情報。国の、国民への不十分な説明。はっきりと実態の知らされない事故が頻発し、事故の危険度も想像以上のものであるにもかかわらず推し進められる事業に対して不審は募る一方です。ここまで来て、エネルギー政策の転換に向かわない国の方針を信じることはできません。 

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◆ 地震と原発事故情報 その60 ◆たんぽぽ舎

2011-05-04 18:04:22
テーマ:たんぽぽ舎のお知らせ
たんぽぽ舎です。【TMM:No1075】
                       転送歓迎です

       ◆ 地震と原発事故情報 その60 ◆

        5つの情報をお知らせします(5月4日)

  1.『台湾で1万3000人超の原発廃止デモ』
  2.『インド政府、4基の原発建設計画の承認を見送り』
  3.『25年後も住めぬほど放射能汚染』
  4.『「結婚して子供を産みたい」と高校生』
  5.『1日5500万円を浪費する「もんじゅ」の西村裁判DVD』


★1.台湾で1万3000人超の原発廃止デモ

  台湾の4都市で4月30日、福島第一原発事故を受け、原発廃止を訴える大規
模なデモや集会が行われ、合計1万3000人以上が参加した。台北には環境保護団
体など100以上の市民団体の1万人以上が集まり、東日本大震災の福島県の被災
者2人も参加、発言した。「福島の子どもたちには、故郷がこんなことになり大
人として申し訳ない。皆さんは今の美しい台湾を子どもに残せるよう行動して下
さい。私たちの犠牲を無駄にしないで」と訴えた。
  デモには、交流サイト「フェイスブック」などで集まった若者や親子連れの
姿も目立ち、社会全体に原発への不安が高まってきていることをうかがわせた。
  台湾では北部と南部の3カ所に計6基の原発が稼働中。北東部に2基が建設
中。福島の事故を受けて来年の総統選でも争点となりそうで、野党民主進歩党は
党員にデモへの参加を呼びかけた。


★2.インド政府、4基の原発建設計画の承認を見送り—フクシマ事故の国民の
不安が広がって。
  ・4月29日朝6:00のNHKニュースで報道された。


★3.25年後も住めぬほど放射能汚染
 旧ソ連・チェルノブイリ原発事故25年目のウクライナ

 ・4月26日は、チェルノブイリ原発事故25年目でした。(1986年4月26日事故
発生)
  この日、東京では若者たちを中心に、たんぽぽ舎も加わって、“チェルノブ
イリとフクシマをくり返すな”行動が経済産業省原子力安全保安院前と、中部電
力東京支店前(浜岡原発とめよ)、東京電力前の3カ所で300人以上の参加で開か
れました。昼は、福島の農民と牛2頭が東京電力に対して誠意ある謝罪と補償を
求めて座り込んだ日でもありました。(後者はテレビ、新聞で大きく報道されま
した)
 ・原発事故=チェルノブイリ原発事故は、旧ソ連ウクライナ共和国(現在のウ
クライナ)のチェルノブイリで運転していた1~4号機のうち、4号機が爆発。
有害な放射性物質が世界に広がってヨーロッパを中心にひどく汚染し、8000km離
れた日本にも放射能が飛んできました。原子力事故として最悪のレベル7とされ
た。(福島原発事故も同じレベル7の最悪事故)
 25年後の現在も、原発から半径30kmまでは住むことは禁止。(福島も30km圏内
は同じとなるか)
 事故直後に死亡した作業員や、汚染がひどい地域では、後に、のどのガンにな
る子どもたちが増えました。死亡者数については、約20万人(環境団体)、9000人
(WHO)の諸説があります。
 ・「福島はチェルノブイリよりひどくない」と言われるが、しかし、福島第一
原発事故であぶない状況にある1~4号機(計4機)の放射性物質を合わせるとチ
ェルノブイリの4号機(1機のみ)より多量です。東京電力ですら「放出が続くと
チェルノブイリ以上になる」(見通し)と発表しています。今後が心配です。
 ・原発事故の本質は、大量の死の灰(放射性物質)が放出されて土地に、空に、
海に1年365日、まきちらされ、住めない土地になることです。
 もう原発をやめよう。今こそ、大きく立ち上がろう。  柳田 真


★4.「結婚して子供を産みたい」と高校生、福島県飯舘村と川俣町より

 4月30日に飯館村と川俣町で開かれた東京電力の住民説明会の様子がでていま
した:高校生の女の子が「子供が産めない体になるのではないかと不安」と訴え、
東電側が「いろんな対策を取り、そうならないように努めています」と答えると、
「だったら、もっと早く避難を呼び掛けてほしかった」ときっぱり。参加者から
は大きな拍手が起きた。
 高校生の女の子がここまでの思いを抱えることになったのは、私たち大人の責
任です。
 私は関東在住ですが、それでも放射性物質の被害を感じています。しかし、被
害者であると同時に、今の原子力政策に対して責任を持つ者でもあります。
 多くの人がこの事故に興味を持ち、関わっていくように望みながら、自分ので
きることをやっていきます。(Sさん)
記事全文はこちら
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110430/dst11043023570031-n1.htm


★5.1日5500万円を浪費する・特殊原子炉「もんじゅ」の
   西村裁判DVD

 大震災に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。原発震災がついに起
こってしまいました。フクシマは今も放射能を出し続け、東電の工程表でも収束
まで最速で6ヶ月、年内は放射能排出は止まらないだろうという見方もあります。
大変な事態です。
 私たち、もんじゅ・西村裁判を応援する会は2004年12月の第1回公判以降、原
告の西村トシ子さんを応援して参りました。
西村裁判については下記の原告ホームページをご覧下さい。

http://www.geocities.jp/shoso105/index7.html

 裁判は1、2審敗訴、現在最高裁上告中です。JCO、長尾裁判同様1年以内、
遅くとも4月には決定通知が来るものと思っていました。しかし、今日まで何の
音沙汰もありません。フクシマ大事故の最中に新たな問題を起こしたくないとい
う政治的判断か、ただ単に審理が長引いているのか私たちには分かりません。
 私たちは原発が危険だと実証された今こそ、活断層にも近く地震の危険性の高
い地域に立地する「もんじゅ」、既存の軽水炉以上に技術的にも不安定な高速炉
「もんじゅ」、人を殺してまで運転をめざす「もんじゅ」に「NO」と言うべき
と考えます。
 会の最後の仕事として、「もんじゅ・西村裁判」DVDを作成いたしました。
ご覧いただければ幸いです。皆様のご支援をお願いいたします。

【もんじゅ・西村裁判DVD申込】
1枚1,000円(約21分32秒)(送料込)
(振替用紙余白に「DVD購入」とご記入下さい)
郵便振替口座:00160-7-315121 もんじゅ・西村裁判を応援する会

  ・たんぽぽ舎も依頼を受けて、取り扱っています。

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☆電子メール(Eメール)送ります
 たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」を発信しています。
ご希望の方はご自身のEメールアドレスと氏名をたんぽぽ舎あてに
送ってください。登録できしだい発信致します(無料)。
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●携帯のアドレスへは、1回の容量が多いためか配信されない例があります。
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  たんぽぽ舎      たんぽぽ舎は、月曜~土曜-
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ドイツ核戦争防止国際医師会議IPPNW2011レポート;甲状腺ガン

2011-05-04 11:45:15
テーマ:ブログ

IPPNW レポート 

チェルノブイリ25年後              -45-

 

5 甲状腺癌とその他の甲状腺疾病

 

5-1 チェルノブイリ地域

 

大惨事後2年目の記念日,ソビエトの保険省長官Tschasowは、ソビエト共産党の中央機関紙Pravdaに、“今日チェルノブイリ原子力発電所での事故はその影響を受けた地域の人々の健康に何らの被害も起こしていないと確信する”と伝えた。

 

L.A. Ilyin 教授は3年間の沈黙の後、チェルノブイリ後の 汚染形態と健康に及ぼしうる影響についての報告書を、1989年にモスクワで提出した。(135) Ilyinは汚染のひどかった9地域にある39地区で158,000人の子供(0~7歳児)のうち90人が30年以内に甲状腺癌を発症するだろうと予見した。

 

これらの予見を、これから提示する事実に照らしてみれば、いかに現実からかけ離れているかが顕著になる。今日でさえ、 Ilyinは放射線に関する問題をめぐる決定権を持つ国際機関(ICRP, UNSCEAR)で、チェルノブイリの被害について知識ある専門家としてロシアを代表している。

 

1990年1月、ミュンヘンの放射線生物学機関の所長A.M. Kellererは,“赤十字への報告書”を提出した。(136) その中で彼は “特筆すべき問題は甲状腺機能の損傷についての恐怖感である”と書く  甲状腺検査がより広範に行われるようになるにつれて、相当な機能障害が発見されてきている。放射性ヨウ素線量が高くても、何らの病理学的変化や機能障害が予測されるわけではないのであるが、これらの(新たに発見されている)機能障害が放射線被曝のためだとされている。しかしこの状況を査定すれば、このような機能障害の増加は次の3点のどれかに寄与することがわかる。

1、生活様式と栄養条件の変化し制限されたこと

2、深刻な不安感

3、頻繁で徹底した医学検証と汚染地域での疾病に関するより充実した報告

 

チェルノブイリの4年後、D. Arndt, (肩書き説明:GDRの原子力安全と放射線予防事務局、 放射線医学部長・医師長)は,S. Pflugbeil に、次のように書き送った。チェルノブイル周辺地域での問題は放射線生物学的なものではなく、生活習慣の変化(ビタミン不足、居住区に閉じこもっている生活)によって心身に現れる現象である。(注137)

 

-46-

このような情報不足の専門家の取る立場が、時機を得た効果的な医学的介入を妨げてきた。つまり、チェルノブイリ地域の人々は散歩に出かけなかったり十分な野菜をとらなかったりしたから、結局それは当人達の責任だということのように見られる。

 

ソビエト連邦国外では、1990年の秋にベルリンで、チェルノブイリ後最初の 甲状腺疾患に関する実証情報が提出された。ミンスクの医師、Maria Ankudovich は、“放射線被曝は甲状腺癌をひきおこすだけでなく、甲状腺の腫れ、様々な自己免疫性甲状腺炎や甲状腺機能亢進症を多数引き起こす”と発表した。放射線被曝した甲状腺は、ホルモン分泌に変化を起こすので子供と成長期の青年には機能障害、発達障害の危険性が増す。神経内分泌調節障害のために他の内分泌腺で癌発症の可能性が増す。つまり下垂体癌、副腎皮質癌、膵臓癌、乳癌,卵巣癌などである。 M. Ankudovichの報告書によれば,ベラルーシ南部の子供達の約5%が10 グレイ異常被曝した。統制されなかった地域の子供達の20%は、約1グレイ被曝した。ベラルーシの子供達の間では甲状腺癌の進行が特に顕著である。甲状腺癌は通常年配者によく見られ,子供には非常に稀な疾病である。1986年以前、ベラルーシの子供達に新しく発症した甲状腺癌は1年に0-2件。1989年の新しい発病件数は 7件、1990年の秋までに22件に上った。この時点で多数の発症が進行しつつあるのはあきらかであった。過去の経験に基づいて考察された可能性よりもずっと大きな速い速度の雪崩現象が近づきつつあった。率直に勇気を持ってこの報告をしたこの医師(マリア)は出世昇進できなくなった。

 

IAEA1991年春、国際チェルノブイリプロジェクトの結果を発表した。“検査対象となった子供達は一般的に健康であった。事故後のデータから、白血病や甲状腺腫瘍などが顕著に増加したとは見られない。” (注139

 

ベラルーシの甲状腺癌に関するデータはすべて一ヶ所に集められているので、電話を一本かけるだけで実際の数は把握するには十分であっただろう。

今日わかっていることは:

· チェルノブイリの子供達から収集された組織サンプルは既にこのプロジェクトを率先する科学者(米、F.A. Mettler教授)の机の上に放置されている。彼は事実を知っていながら、報告書ではそれを述べていない。

· ベラルーシ保険省の報告書ではゴメルの重度汚染地区の子供達に甲状腺疾患件数が際立って増加していることが明確に指摘されており、チェルノブイリプロジェクトにたずさわっている科学者はその報告書を所持している。この報告書は無視された。

 

1995年の1120日から23日、WHOはスイスのジュネーブでチェルノブイリの惨事とその他の原子炉事故に関する国際会議を開催した。この会議で、特に重度汚染地区に住む子供達の間に甲状腺疾患の急激な増加が見られるという研究結果が発表された。

 

-47-

WHOの専門家Keith Baverstockの見解によると、原子炉の事故から癌の発症までの時間は“驚くほど短い”。さらに、チェルノブイリの子供達に発症している腫瘍は異常に進行が速く身体の他の部分に広がっている。

 

甲状腺癌発症の増加が最も厳しいのはチェルノブイリでも、汚染が最もひどかったゴメル地区のこどもたちである。ベラルーシの子供達の甲状腺癌の総発症数の50%近くがこの地区に集中している。成人の甲状腺癌でもこの地区の発症数が一番高くなっている。0才から18才までの甲状腺癌の年間発症数は1998年には事故前13年間の58倍となっている。

 

甲状腺癌が発症した子供達の大部分は事故の時6才以下で,その半数以上が4才以下であった。ベラルーシの、0-14才までの子供達にみられる発症率は1995年に頂点に達する。速い段階で小児性甲状腺癌は進行が速く他の臓器への転移も速いことが確認された。特に肺では進行が早い。ほとんどの症例は甲状腺乳頭癌と診断された。

 

チェルノブイリのメルトダウンのために、ウクライナでも甲状腺癌発症件数が増加した。チェルノブイリ事故後、110,000人の子供と40,000人の成人の甲状腺内の放射性ヨウ素線量が測定され、癌登録が設置された。子供の甲状腺癌では1993年までに418件が登録された。その情報を地域別にコード化することで放射性ヨウ素との関係が明確になった。

 

M. Fuzikは、幅広く、ベラルーシ,ウクライナ、ロシアでの甲状腺癌の調査を行った。この調査はこれら3地域の癌登録者の数値に基づくものである。これら3地域でのデータは原子炉事故のときに幼少であった人々の発症率が最も高くなっていることを示す。チェルノブイリ(1982-1986)以前に生まれた子供たち、あるいは事故当時生まれたばかり又は1~3才であったこどもたちの方が、事故後(1987-1991)に生まれた子供達よりも甲状腺癌を発症する可能性が高い。

 

子供達が相当被害を受けたという事実は、乳幼児、幼い子供達の甲状腺が放射性ヨウ素の発がん性に対する感受性が高いことを示唆していると考えられる。ベラルーシの子供達の甲状腺癌が早期に転移を起こしていることで、その進行の速さがわかる。

(この部分医学関係者にお尋ねください) In the primary tumor stage pT1 of the TNM classification – only tumor nodule of 10 mm maximum diameter unilaterally in one thyroid lobe – 43% の症例はリンパ腺に見られ、3%の症例では他の臓器に転移進行している。

-48-

Fusikの調査によればチェルノブイリ事故で最も被害を受けたこれらのベラルーシ、ロシア、ウクライナ3領域内で調査された12区域のすべてでは、事故後4-5年の潜伏期をもって0-14才の子供に甲状腺癌が著しく増加した。これらの被害地域は、Vinnitsa, Zhytomir, Cherkassy, Chernigov, Load, Kiev and Kiev City, the Belarussian regions of Gomel and Mogilev, as well as the Russian regions of Bryansk, Kursk, Orjol and Tula. 発症増加数が最も多かったのはゴメル、続いて、Bryansk, Orjol, Kiev city, Kiev, Chernigov, Mogilev, そして Zhytomir と続く。

 

ミンスク保険省のVassili Kazakovによれば、1992年のベラルーシのこどもの甲状腺癌症例数は世界平均の80倍に増加したという。

 

Lengfelderによると、ベラルーシだけで既に、2001年終わりまでにこどもと若い大人の甲状腺癌は1000件を越えた。

 

2004年の報告書で、Okeanovはベラルーシのこどもの甲状腺癌発症率は100倍に増加したと述べている。

 

Okeanovは 甲状腺癌は成人の間でも増加したと指摘した。チェルノブイリ事故以前、ベラルーシの成人の間で甲状腺癌は稀であった。事故後4年経った1990年、甲状腺癌は大きな増加を見せ、世界がこれまでに経験したことのないレベルに達した。1980年、30才以上の成人の甲状腺癌発症率は100,000人に1.24、この指数は、1990年に1.96、そして2000年に5.67に達した。

 

Pavel Bespalchuk2007年に、ベラルーシだけで事故後12,000人が甲状腺癌を発症したと、累計した。

 

Lengfelderは、事故後から時間のたった現在、1986年にヨウ素で被曝した子供達がこれまでにないほどの数、青年期に達し、そして成人になるだろうと指摘している。彼らは癌を発症するリスクを負っている:そして彼らは一生このリスクから免れることができずに、成人そして高齢者のグループへ成長して行く。

-----
以上は、
http://bit.ly/g20igV
ドイツの核戦争防止国際医師会議のまとめた、事故後25年のチェルノブイリの人体へ及ぼす影響。
p47-p52の抜粋翻訳;医学や原子力専門家のチェックが済んでいません、概要としてご覧下さいとのことですのでよろしくご了解下さい。
http://bit.ly/dFRFEY
↑同原文保存外部サイト
★関連資料★チェルノブイリ事故による死者の数~今中先生。 http://scr.bi/gEz2St
IPPNWの抜粋日本語訳★同原文の他ページが紹介され、日本政府官邸発表と比較。
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/blog-post_17.html

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クリアランス・レベル

2011-05-04 03:14:48
テーマ:ブログ

http://takedanet.com/2011/05/post_4df6.html

中大武田邦彦教授のブログより抜粋

(是非全文ご覧下さい)

こんな当たり前のこと(法律がある場合は、それに触れずに個人的な判断だけを言うのはルール違反)が、福島原発事故では無視されています.

1. 

法律で決まっている「クリアランス・レベル」
原発や放射性廃棄物などで汚れたものは、クリアランス・レベルを下回らないと移動できない。違反すると1年以下の懲役。
線量は1年に20マイクロシーベルトで、1年1ミリの限度の50分の1。文科省所管の法律。
川崎市、愛知県の瓦礫の引き取りは法律違反で市長と知事は懲役1年未満になる可能性がある。


2. 

原発など放射線を発する施設の境界は1年50マイクロシーベルトまで(自主規制)、

3. 

言わずと知れた「一般人1年に1ミリが限度」の法律(数が多い)・・・道路の制限速度のようなもの、

4. 

職業人の「1年に20ミリ」の法律(数が多い)・・・成人男子、職業として、健康診断ありなどの制限のもとで許される。

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原子力産業新聞

2011-05-04 02:28:59
テーマ:ニュース
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◇◇原子力産業新聞 2011年4月28日号 ヘッドラインニュース◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼INDEX▼

◇国内ニュース

・佐賀県知事が要望書を提出 立地知事で意見交換 安全性 国が責任ある判断を
・河瀬敦賀市長 研究所の新部門創設も 原子力災害時の支援を要請
・文科省 1年間の積算線量推定マップ
・事故対策統合本部 共同記者会見で情報を一元化
・増子参議院議員 避難者の立場で見通し求める
・20キロ圏内「警戒区域」に 災対法に基づき、管理強化
・原子力支持層が優勢 国際世論 震災後、47か国で調査
・文科省他 「放射線量等分布マップ」作成 環境モニタリング強化へ
・【原子力ワンポイント】 日本の放射線・放射能基準--福島第一原発事故
〈番外編(4)〉 校庭や公園で遊ぶ子どもたちへの影響
・(写真記事)原子力発電所とはどんなもの 福島第一事故で話題となる主要機
器:柏崎刈羽の例


◇海外ニュース

・潘基文・国連事務総長 安全強化の具体策を勧告
・露 メドベージェフ大統領 安全性向上で各国に提案
・米NRG社 STP増設計画で 投資打ち切りを決定
・フランス電力 安全局に安全性改善勧告を通達
・イタリア 原子力の新設 条項を無効に
・英・Fタイムズ紙 社説で「原子力推進」呼びかけ

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▼HEADLINE▼

◇国内ニュース

○佐賀県知事が要望書を提出 立地知事で意見交換 安全性 国が責任ある判断を

 佐賀県の古川康知事は26日、田嶋要・経済産業大臣政務官と面会し、原子力
発電の安全確保及び今後のエネルギー政策の在り方に関する要望書を提出した。

○河瀬敦賀市長 研究所の新部門創設も 原子力災害時の支援を要請

 河瀬一治・福井県敦賀市長は26日、松下忠洋・経済産業副大臣と面会し、原
子力防災における支援、避難道路整備に関する要望書を手交した。

○文科省 1年間の積算線量推定マップ

 福島原子力発電所事故対策統合本部の共同記者会見で26日、文部科学省は来
年3月11日までの空間線量率の積算線量推定マップと避難区域20キロメート
ル圏内の土壌濃度の測定結果を初めて発表した。

○事故対策統合本部 共同記者会見で情報を一元化

 政府と東京電力が合同で設置した福島原子力発電所事故対策統合本部は25日
から、細野豪志・事務局長(内閣総理大臣補佐官、民主党衆議院議員)をはじ
め、原子力安全・保安院、原子力安全委員会、文部科学省、東京電力などが共同
で、毎日一回、午後5時からを目途に、同本部を置いた東京・内幸町の東京電力
本店で開催することにした。

○増子参議院議員 避難者の立場で見通し求める

 増子輝彦・民主党参院議員(福島県選出)は25日の予算委員会で、質疑を投
げかけた。
 増子議員は、首相が実際避難所を訪問したことを受け、避難者視点の見通しな
どについて質問。菅首相は一時帰宅を連休明けにはスタートする目処を述べたほ
か、損害賠償については、第一義的には東京電力が負うべきだが、最終的には国
が責任を持つと明言した。

○20キロ圏内「警戒区域」に 災対法に基づき、管理強化

 政府・原子力災害対策本部は、福島の原子力災害に伴う周辺住民の安全確保に
鑑み、21日に、福島第一発電所から半径20キロメートル圏内を、災害対策基
本法に基づく「警戒区域」に、翌22日には、同20キロメートル以遠の区域
に、「計画的避難区域」と「緊急時避難準備区域」を設定、関係自治体の首長に
指示を出した。

○原子力支持層が優勢 国際世論 震災後、47か国で調査

 スイスに本部を置く調査組織「ギャラップ・インターナショナル・アソシエー
ション」では、3月21日~4月10日、47か国の人々を対象に、「日本の津
波と原子力発電に対する世論調査」を実施した。その結果、全体的に原子力発電
使用に対する支持が下がったものの、全対象国の合計では賛成49%に対し反対
43%と、依然、支持層が上回っている。

○文科省他 「放射線量等分布マップ」作成 環境モニタリング強化へ

 文部科学省は、関係機関との連携により、福島第一原子力発電所事故の全体像
を把握するとともに、周辺住民らの計画的避難区域等設定の評価に資するため、
「放射線量等分布マップ」の作成など、環境モニタリングの取組を強化すること
とした。同省、内閣府、経済産業省が、22日に共同会見を行い、「環境モニタ
リング強化計画」として発表したもの。

○【原子力ワンポイント】 日本の放射線・放射能基準--福島第一原発事故
〈番外編(4)〉 校庭や公園で遊ぶ子どもたちへの影響

 福島第一発電所の事故による子どもたちへの放射線の影響が話題になっていま
す。学校などで行われている放射線対策についてカワさんが紹介します。
 ゲンくん 子どものいる家庭では環境放射能の影響を気にしているね。
 カワさん 文部科学省は19日、福島県教育委員会等に対し、県内の学校の校
舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方を発表しました。

○(写真記事)原子力発電所とはどんなもの 福島第一事故で話題となる主要機
器:柏崎刈羽の例

 東京電力の福島第一原子力発電所が、3月11日の東北地方太平洋沖地震で発
生した大津波の襲来を受け、いままでに想定したこともないような複数基同時の
大事故につながった。政府は40日を過ぎた今でも、未だに原子炉は安定してお
らず、事故は収束していないとしており、発電所からの放射能放出はかなり減少
しているとはいえ、原子炉建屋やタービン建屋の中はかなり高い放射線量を示し
ている。東京電力では、事故状況を示す数値情報だけでなく、最近では動画や写
真なども積極的に公表してきているが、発電所の放射線量が高い場所では運転員
や作業員も中に入れない状態が続いており、無人小型飛行機やマニピュレータ・
カメラ・放射線計測機器を装備した遠隔操作ロボットを活用して、状況把握に務
めている。今号では、地震、津波、その後の水素爆発などで主要機器も損壊して
いる可能性はあるが、健全ならどのようなものなのかを、同社の柏崎刈羽原子力
発電所の類似の機器などを紹介して、読者の参考としたい。


◇海外ニュース

○潘基文・国連事務総長 安全強化の具体策を勧告

 国連の潘基文事務総長は19日、福島第一原発事故の影響を国連の全組織を挙
げて調査するなど、原子力の今後の安全性強化のために具体的かつ実用的なス
テップ五項目を世界に呼びかけた。ウクライナのV・ヤヌコビッチ大統領の主導
で開催された「安全で革新的な原子力エネルギーの利用に関するキエフ・サミッ
ト」の席で明らかにしたもの。25年前に同国で起きたチェルノブイリ事故を振
り返るとともに、福島第一原発事故発生を契機に、最大限の安全性と平和利用を
同時に保証するにはどうしたらいいか、世界全体がこの基本的な問題を再考すべ
き時が来ていると訴えた。

○露 メドベージェフ大統領 安全性向上で各国に提案

 ロシアのD・メドベージェフ大統領は26日、チェルノブイリ事故後25周年
の犠牲者追悼式典で、世界の原子力発電所における安全性強化で国際的な法制シ
ステムを創設するなどの提案を明らかにした。

○米NRG社 STP増設計画で 投資打ち切りを決定

 米国でサウステキサス・プロジェクト(STP)原子力発電所3、4号機の増
設計画を進めていたNRG社は19日、同計画への今後の投資を打ち切ると発表
した。

○フランス電力 安全局に安全性改善勧告を通達

 フランス電力(EDF)は21日、福島第一原発事故後初めて、仏原子力安全
局(ASN)に対する一連の勧告事項をとりまとめて通達した。

○イタリア 原子力の新設 条項を無効に

 イタリアのS・ベルルスコーニ政権は19日、同国で原子力発電所を建設する
ための条項を無効とする法案を議会上院に提出した。

○英・Fタイムズ紙 社説で「原子力推進」呼びかけ

 英国のフィナンシャル・タイムズ紙は25日付けの社説で、「今こそ原子力を
再生させる時だ」との見解を表明した。

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◇原子力産業新聞 2011年4月28日号 ヘッドラインニュース◇
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【発行】 社団法人 日本原子力産業協会 ( http://www.jaif.or.jp/ )
【編集】 情報・コミュニケーション部(TEL: 03-6812-7103、FAX:
03-6812-7110、e-mail: shimbun@jaif.or.jp)
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本メールマガジンや原産新聞に関するご意見は、shimbun@jaif.or.jpまでお寄せ
下さい。
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原子力産業新聞の購読申込は、 http://www.jaif.or.jp/ja/paper/shimbun.html
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ポスト3.11「幸せの経済学」5月全国ロードショー

2011-05-04 01:34:09
テーマ:お知らせ

ポスト3.11「暮らしを幸せシフト!」する映画「幸せの経済学」5月全国ロードショー
http://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000031554

配信日時:2011年04月26日 13:00

 地震と津波に加え原発事故も加わった3.11東日本大震災。経済成長を優先させた結果、ヒバクシャを生み出す事態になりました。

 今後、どう動くべきなのか?

 私たちは今、時代が変わる境目に私たちは立っているのではないでしょうか?

 元に戻る? 別の道を選び 幸せシフトする? 5月21日(土)に
渋谷アップリンクで先行ロードショーする映画「幸せの経済学」にその答えがあります。

地震と津波に加え原発事故も加わった3.11東日本大震災。経済成長を
優先させた結果、ヒバクシャを生み出す事態になりました。

今後、どう動くべきなのか?

私たちは今、時代が変わる境目に私たちは立っているのではないでしょうか?
元に戻る? 別の道を選び 幸せシフトする?

この質問への一つの答えは、5月21日(土)に渋谷アップリンクで先行
ロードショーする映画「幸せの経済学」に示されています。人と自然との
「つながり」を取り戻し、幸せで、真に豊かな暮らしを実現するには、
どう暮らしたらいいのか?

キーワードは、「ローカリゼーション」。

詳しくは映画本編にて。監督は世界のローカリゼーション運動のパイオニア、
ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ。もう一つのノーベル賞と知られるライト・
ライブリフッド賞を1986年に受賞。ダライ・ラマ法王の訪問も受ける。
著書、「ラダック懐かしい未来」は40ヶ国語に翻訳されたベストセラーと
なっている。2月の監督来日試写会には合計1,000人が詰めかけるなど高い
関心が寄せられました。5月22日(日)国際生物多様性デーには、すでに
60ヶ所以上の全国の様々な地域で上映会開催が決定!

「暮らしの、社会の幸せシフト」が始まる!

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■映画紹介「幸せの経済学」 http://www.shiawaseno.net/
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「幸せの経済学」は、開発という名の消費文化に翻弄されるラダックの人びと
の姿を追い、世界の環境活動家たちが「本当の豊かさ」について説く
ドキュメンタリー映画。民族紛争や異常気象、多様性の損失、失業、
アイデンティティの崩壊など、グローバリゼーションの拡大が引き起こす問題
ついて述べながら、これらの解決の糸口となる「ローカリゼーション」に
ついて語ります。行き過ぎたグローバリゼーションから離れ、切り離された人や
自然とのつながりを取り戻し、絆を強めていく世界各地のコミュニティや、
ローカルムーブメントの成功事例も登場します。

3・11という大きな震災を経験した私たちがどうやって持続可能で幸せな
暮らしを作っていけるでしょうか?真の豊かさ、幸せとは何でしょうか?
この映画は幸せに暮らすためのさまざまなヒントを私たちに与えてくれます。

------------------------------------------------------------------
本当の豊かさは、これまでの「より速く・より大きく・より多く」に替わる、
3つの「S」(スロー・スモール・シンプル)の中にこそある。
3・11後の今、ヘレナの映画に導かれて、幸せへと「降りて」ゆこう!
-- 辻信一(文化人類学者、環境運動家)
------------------------------------------------------------------
私にとってのローカリゼーションは、自分が生きる場所を定め、
その場所を愛すること。そして地域の人達とつながりあうこと。
「ローカリゼーション」は世界をつなぐ普遍的なテーマだと思います。
素晴らしい映画でした。
-- 鎌仲 ひとみ (映画監督)
------------------------------------------------------------------
「幸せ」と「経済」と「社会」の連立方程式を解く大きなヒントがここにある。
持続可能性を損なうグローバリゼーションの彼方にあるのは何か……?
この映画を見ながら、きっとわくわくすることと思う。
-- 枝廣淳子
------------------------------------------------------------------
地域で繋がり合おうという大事なキーワード「ローカル」を
しっかりと心に落としこんでくれる素晴らしい映画です。
キーワードは「Go local !」
-- 丹羽順子(koko) - J-WAVE LOHAS SUNDAYナビゲーター
------------------------------------------------------------------
あなたが今どのくらい不幸せであるかということに想いを寄せることは
出来ないけれど、あなたが幸せになりたいと幸せ探しをしているのなら、
先ずはこの映画を観ることを“自信をもって!”薦めます。
-- 龍村ゆかり(映画「地球交響曲」プロデューサー)
------------------------------------------------------------------

<予告編もどうぞご覧ください。>
http://www.shiawaseno.net/trailer

<映画詳細>
【作品名】幸せの経済学(The Economics of Happiness)
【HP】日本語: http://www.shiawaseno.net/
英語: http://www.theeconomicsofhappiness.org/
【製作年】2010年 【時間】68分
【プロデューサー】ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ(ISECの代表者)
【監督】ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スティーブン・ゴーリック、ジョン・ページ
【製作】The International Society for Ecology and Culture (ISEC)
【配給・宣伝】ユナイテッドピープル株式会社 http://www.unitedpeople.jp/
映画「幸せの経済学」を製作したThe International Society for Ecology
and Culture (ISEC)は文化・生物多様性の保護に携わる活動をするNPOです。
寄付などの詳しい情報は、以下URLまで。
ISEC http://www.isec.org.uk/

<監督プロフィール>
ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ( Helena Norberg-Hodge )
スウェーデン生まれ。ISEC(International Society for Ecology and
Culture)創設者、代表。世界中に広がるローカリゼーション運動のパイオニアで、
グローバル経済がもたらす文化と農業に与える影響についての研究の第一人者。1975
年、インドのラダック地方が観光客に開放された時、最初に入った海外からの訪
問者の一人で、言語学者として、ラダック語の英語訳辞典を制作。以来、ラダッ
クの暮らしに魅了され、毎年ラダックで暮らすようになる。そしてラダックで暮
らす人々と共に、失われつつある文化や環境を保全するプロジェクトLEDeG (
The Ladakh Ecological Development Group)を開始。この活動が評価され1986年
に、もう一つのノーベル賞と知られ、持続可能で公正な地球社会実現のために斬
新で重要な貢献をした人々に与えられるライト・ライブリフッド賞を1986年に受
賞。ダライ・ラマ法王の訪問も受けている。著書「ラダック懐かしい未来
(Ancient Futures)」は日本語を含む40の言語に翻訳され、世界各国で高い評価
を得ている。
* ISEC: http://www.isec.org.uk/


───────────────────────────────────
■「幸せの経済学」公開スケジュール
───────────────────────────────────
●渋谷アップリンク 5月21日(土)連日12:45~★先行ロードショー
http://www.shiawaseno.net/archives/1074
【トークイベントのご案内】
●5月21日(土)、初日は15:30にも上映+ トークショー
ゲスト: 鎌田 陽司(NPO法人 懐かしい未来)
<鎌田 陽司 >NPO法人 懐かしい未来 代表1963年東京都生まれ。東京大学
農学部卒。1988~89年、川喜田二郎氏の研究所で、本当の民主主義実現のツール
としてKJ法を学び、研究・普及に取り組む。1989~ 98年、ヒマラヤ保全協会事
務局長として、ネパールの山村で、よそ者と地元住民 の協働による地元学、
伝統智に基づく環境郷土教育、エコツーリズム、エコミュージアム、森林保全、
適正技術に取り組む。1999年、サセックス大学 開発と社会変容の人類学修士卒。
1999年よりヒマラヤ伝統医師協会 顧問として、チベット伝統医療の復興を
手掛ける。2001年よりコンサルタントとして、JICAの海外プロジェクトの調査や
評価を行う。2001年より懐かしい未来ネットワーク代表。2003年より開発と
未来工房代表理事(2010年より「懐かしい未来」に改称)。
* NPO法人 懐かしい未来 http://afutures.net/

●5月22日(日)12:45~の上映は ナマケモノ倶楽部の辻信一さんトークショー
<辻 信一>文化人類学者、ナマケモノ倶楽部世話人。明治学院大学教授。
「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表。数々のNGOやNPOに参加しながら、
「スロ-」や「GNH」というコンセプトを軸に環境=文化運動を進める一方、
社会的起業であるスロービジネスにも積極的にとりくむ。著書多数。最新刊に
『しんしんと、ディープ・エコロジー~アンニャと森の物語』』(大月書店)、
『考える絵本 しあわせ』(大月書店)。訳書に『いのちの中にある地球
ー最終講義:持続可能な未来のために』(NHK出版)。
* ナマケモノ倶楽部 http://www.sloth.gr.jp/
* 100万人のキャンドルナイト http://www.candle-night.org/jp/
【劇場情報】
渋谷アップリンク UPLINK X http://www.uplink.co.jp/
所在地:渋谷区宇田川町37-18 トツネビル2階
料金:一般¥1500/学生¥1300/シニア¥1000/UPLINK会員¥1000
※特別鑑賞券販売中 http://www.shiawaseno.net/ticket1105

●5月22日(日)日本全国同時100ヶ所自主上映
http://www.shiawaseno.net/100-2
※23日以後も上映は続きます。自主上映者募集中です。

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■5月22日 全国100ヶ所同時自主上映会 主催者募集中!
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5月22日は「国際生物多様性デー」。
映画「幸せの経済学」はこの日に、日本全国一斉100ヶ所で
同時に自主上映を行うことを目標としています。
http://www.shiawaseno.net/100-2
5月22日はキャンペーンとして1人522円(税込)の上映料、
または最低保証26250円(税込)での上映料となります。
どうぞ「幸せの経済学」をきっかけに、地域の人とつながり、
「幸せ」について「豊かさ」について考えてみませんか?
ぜひ、皆様も上映会主催をご検討いただけますと幸いです。
詳しくは、幸せの経済学のHPをご覧ください。
http://www.shiawaseno.net/
試写版をご送付することもできます(返送料負担)。
お問い合わせください。
http://www.shiawaseno.net/contact
映画「幸せの経済学」の上映に加え、
『懐かしい未来:ラダックから学ぶこと &
地域から始まる未来:グローバル経済を超えて』
( NPO懐かしい未来 )の同時上映
http://afutures.net/activity/movie/index.html
や、上映後に、是非ともワークショップ、ディスカッションも
ご検討ください。

■問い合わせ先
ユナイテッドピープル株式会社 関根・畠山
電話:0470-62-6129
問い合わせフォーム:http://www.unitedpeople.jp/inq

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5.02「年20mSv撤回要求」政府交渉:報告

2011-05-04 01:27:21
テーマ:報告
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/05/blog-post.html
5.2院内集会の内容
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