T.個人情報を取り扱う時は次の点について強く認識しておくこと。 |
(1) 個人情報は、かけがえのないものであること。
(2) 利用する目的は特定しておくこと。
(3) 目的の範囲外で情報を取り扱わない。 |
U.個人情報の収集時の注意点 |
(1) 本人から直接情報を得る場合は、目的および使用方法を本人に説明しておく必要がある。
(2) その上で本人の了解を得ること。(可能ならば文章で了解を取っておくこと)
(3) 本人以外から情報を得ようとする場合は、情報が他に提供されることについて、本人の了解が得られているかどうかが重要である。
(4) 本人が認知症などで理解力・意思表出力が低下している場合は、法定後見人・家族などに了解を得ること。 |
V.情報の管理について |
(1) 得た情報は他に漏れることがないよう、厳重・安全に管理しておくこと。
(2) 第三者の目や耳に触れないように気をつけること。(トイレ・廊下・階段での会話・外部での会話等からの漏れにも注意すること)
(3) 会議資料として使用する場合、必要最小限の情報提供とし、安易にコピー等しない。
(4) 原則として個人情報を外部に持ち出さない。やむを得ず個人情報をもって外出する時は、細心の注意を払うこと。 |
W.第三者への提供について |
(1) 第三者に情報を提供する場合は、あらかじめその目的と範囲について、了解を得ておくこと。
(2) 第三者への情報提供について了解を得ている場合は、その都度本人の同意を得なくても提供することは可能。(了解後、本人から提供しない旨申し出があった場合は提供を中止すること)
(3) 本人の心身を守るためにやむを得ない緊急時はこの限りではない。 |
X.情報の開示、訂正、廃棄について |
(1) 本人の請求時は情報を開示する必要がある。
(2) 保有している情報の誤りが判明した際は、すみやかに訂正すること。
(3) 本人から要望がある場合は、保有情報を情報が漏れないよう廃棄すること。 |