【ハノイ=岩本陽一】アジア開発銀行(ADB)は4日、アジア経済に関する2050年までの長期見通しを発表した。各国が高成長を持続した場合、国内総生産(GDP)の合計は世界全体の51%(現在は27%)に増加すると予想した。
ADBはアジア域内のGDPが50年に148兆ドルに増加すると推計。「世界の経済の重心がアジアにシフトする」と分析した。1人当たりGDPは世界平均の3万6600ドルを上回る3万8600ドルに増える見通し。
一方、中所得国の中国やインド、インドネシア、ベトナムなどで成長ペースが鈍化する可能性もあると指摘。この場合、域内GDPの合計は61兆ドル、世界シェアは32%になる。1人当たりGDPも楽観的なシナリオの約半分に当たる2万300ドルにとどまるという。
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