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ブシロード木谷社長「プロレスには無限の可能性がある」

2011年05月02日
スポーツ

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【柴田惣一のズバリ直撃】実業家の木谷高明ブシロード社長(50)が「ビジネスの原点はプロレス」と告白。K—1MAX王者・長島☆自演乙☆雄一郎のプロレスデビュー戦「ブシロードレスリング」(5月5日、東京・後楽園ホール)をプロデュースする理由を明かした。

——プロレス、格闘技をサポートしている

木谷:中3の時、上京して蔵前国技館で猪木VSジョニー・パワーズが初めての生観戦。その後、猪木の格闘技戦シリーズに熱くなったし、米国への憧れもあってWWF(現WWE)に夢中になった。社会人になって、米国に留学させてもらった際にはプロレス行脚に熱中した。レッスル・マニアⅤを見にアトランティックシティーまで足を延ばし、NWAの各地区にも出かけた。オレゴン州ポートランドに行った人は、あまりいないでしょ。AWAはシカゴ。全米各地に出かけた。その後、PRIDEをきっかけに総合格闘技のとりこになった。

——起業のきっかけがプロレスだとか

木谷:WWFのメディア展開やキャラクタービジネスに「こりゃスゴイ」と感銘を受け、ブロッコリーやブシロードの経営に大いに参考にさせてもらっている。ケーブルテレビやPPVを活用し、ビデオやDVDで売り上げを伸ばす。選手のキャラクターを際立たせ、グッズを開発する。私のビジネスの根本はWWFから学んだと言っても過言ではないかも知れない。

——5・5決戦は自演乙がプロレスデビューするなど、格闘技とプロレスの懸け橋ともいえる

木谷:自演乙はキャラが立っている。レスラーもプロなのだから、試合だけでなく、イメージ戦略をもっともっと意識しないと。棚橋選手は私の好きなファイターのタイプではないが、ビジネスとして見ればキャラ、見た目、パフォーマンス、得意技…彼はいい。そして中邑選手。格闘技色も持っている。

——キャラ立ちした魅力ある選手が引っ張っていくしかないと

木谷:現在のプロレスは入り口が狭くなってしまっている。知られていないんだから、とにかく見てもらい、知ってもらう。例えばスーパーで無料で試合をやる。「何かやっている」でいい。テレビにしても、課金チャンネルでもまずはフリーでやる。新規開拓するには“押し売り”。素晴らしいコンテンツが揃っていれば、必ず食いついてもらえる。あとはやりよう。プロレスには無限の可能性があるんだから。

<きだに・たかあき>1960年6月6日生まれ。石川県金沢市出身。山一証券を経てブロッコリーを設立しアニメ、ゲームを中心にキャラクタービジネスを展開。2007年からカードゲームなどを手掛けるブシロードを経営している。

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