コミックえもん！オンライン

「第3巻の終わり方が非常に引きのある作品だったんですよ。で、本格的に仕掛けるのは4巻発売時だ!!って。この作品、読んでみると、主人公である織田信長がチャラい若者で、ストーリーがおもしろくてグイグイ引き込まれるんですよ」
そう語るのは、立川市・オリオン書房ルミネ店の池本さん。2月からメインの展開棚に置いていただいていますが、読者の半数が女性のようです。第1巻の発売は2009年11月ですが、オリオン書房ルミネ店様では新規読者の開拓のための取り組みにより、2010年12月より第1巻だけで、2か月で50部販売いただいています。

広がる展開と、拡がる販売！

同じく、早くから『信長協奏曲』の世界に引き込まれ、仕掛けていただいている書店様があります。
「最初は普通の戦国コミックかなって思って読んだら、合戦シーンなどは少なく、淡々と進むストーリーに引き込まれてしまいました」と、コミック担当の中山さんが語る、東京都・BOOK EXPRESSアトレヴィ巣鴨店様です。
「長く面陳列で展開しています。最初は激しく動くアイテムではなかったのですが、コンスタントに動くので、はずせないアイテムになったって感じです。もちろん、今は時に激しく動きますよ（笑）」「今は面陳列ですが、旗差物や馬印のスタンドPOPなんかがあればいいなって思います！」と中山さん。

『信長協奏曲』こう仕掛けてみて下さい！

今回、ご紹介させていただいた2書店様で共通したご意見は“ストーリーがおもしろくて引き込まれる”作品だということです。
読者にストーリーを知ってもらうためにBOOK EXPRESSアトレヴィ巣鴨店様では、第1巻をまるごと試読本とされ、増売に結びつけています。是非試し読みを推奨してみて下さい。
また、半数が女性読者であるという事から、女性読者の目につく場所での展開もオススメです。これらの展開が、この作品の“天下布武”の第一歩となるはずです。
さあ、貴店でも仕掛けてみて下さい！

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  石井あゆみ

  ★全巻緊急重版出来！！

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  POP

前年売上比大幅アップの秘訣とは!?

今回137.5％！の売上アップを達成されました、岡崎市・いまじんウィングタウン岡崎店の鈴木様にお話を伺ってみました。
「うちは高校生のお客さんが多いので、特に高校生の会話をよく聞くようにしています。『神のみぞ知るセカイ』等を中心に、学生の会話の中で出てくる作品を面出ししてみたり、様々に工夫しています」とのこと。
メインの読者の声・ニーズを敏感に拾い、売り場を臨機応変にかえる！　単純だけどこの積み重ねこそ何より大事なんですね！

“イッカンメ！フェア”も大盛況!!!

実績、店頭装飾両面で目立った徳島市・南海ブックスの武田様にもお話を聞いてみました。
「イッカンメ!フェアを実施しました」
これは、コミックスの第一巻を試読本とするフェアだそうです。
「『月光条例』と『アラタカンガタリ』の展開で試みたかったのは、それぞれの著者のオールド・ファンに戻ってきてもらうことです。『うしおととら』時代の藤田和日郎先生ファンに、『ふしぎ遊戯』時代の渡瀬悠宇先生ファンに、今の作品を読んでほしいと」この試みは第一巻を一冊まるごと見本としたことで大成功だったそうです。
現在、このフェア台のまわりには20代女性の姿が多く見られるとか。「『國崎出雲の事情』や『T.R.A.P.』の表紙イラストがこの年代の女性に受け入れられやすいので、ぜひ面陳をおすすめします」と武田さん。“イッカンメ！フェア”は2度目の開催のようですが、2回とも大成功だったようです。