事件焼き肉チェーン食中毒、横浜の女性からO111検出2011.5.5 12:39

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焼き肉チェーン食中毒、横浜の女性からO111検出

2011.5.5 12:39
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」で発生した集団食中毒について、記者会見する横浜市職員ら=5日午前、横浜市役所

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焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」で発生した集団食中毒について、記者会見する横浜市職員ら=5日午前、横浜市役所

 焼き肉チェーン「焼肉酒家(ざかや)えびす」(運営会社フーズ・フォーラス、勘坂康弘社長)で発生した集団食中毒で、横浜市は5日、横浜上白根店(同市旭区)で食事後、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症して入院している市内の女性(19)の血液から、腸管出血性大腸菌O(オー)111の抗体が検出されたと発表した。

 横浜市によると、女性は4月19日に横浜上白根店でユッケなどを食べ、同25日に入院し、HUSと診断された。市が国立感染症研究所に依頼していた血液検査の結果、O111の抗体が検出された。女性は依然として意識がはっきりしない状態で重症。富山、福井の両県で検出されているO111と遺伝子型が一致するか、同市衛生研究所で引き続き調査している。

 また、藤沢湘南台店(神奈川県藤沢市)で4月25日に食事をした横浜市内の10代の男性が下痢の症状を訴えていたことが、横浜市の調査で新たに判明した。男性は軽症。これまでに、横浜上白根店と藤沢湘南台店を利用した客で腹痛や下痢などの症状を訴えているのは、重症1人を含む7人となった。

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