空軍「大統領専用機の異常、原因は製造時のミス」
【ソウル4日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領が3月にアラブ首長国連邦(UAE)を訪問した際、大統領専用機に異常が発生した件について、韓国空軍が4日に会見を行い、異常の原因について説明した。
空軍のチェ・ヨンフン政訓公報室長は会見で、専用機を製造した米ボーイングが原因分析を行った結果、同社が専用機の製造時に空気開閉器の作動軸をつなぐボルトの取り付け方を間違えていたことが分かったと明らかにした。
李大統領夫妻を乗せた専用機は3月12日午前8時10分、軍用機専用のソウル空港を出発したが、機体の下部で振動と異常音が発生。このため午前9時50分に仁川国際空港に降り、機体を点検した後、アブダビに向けて再出発した。
空軍と大韓航空は機体異常の正確な原因を究明するため、3月21日にボーイングに精密分析を依頼し、今月1日に分析結果を受け取った。
韓国大統領の専用機(資料写真)=(聯合ニュース)
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