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元ベトナム難民が避難所で炊き出し、故郷への思いに共感/川崎

2011年5月4日

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 県内に住むベトナム難民でつくる有志団体「在神奈川元ベトナム難民」が4日、東日本大震災の被災者約100人が避難している川崎市中原区のとどろきアリーナで、炊き出しを行った。かつて、国を追われ、故郷を捨てざるを得なかった難民たち。「家を失った苦労や悲しさは同じ。少しでも役に立てれば」と、ベトナム料理などを被災者に振る舞った。

 参加した有志は約40人。この日のために、川崎、相模原、大和など県内各地から集まり、それぞれの家庭から食材を持ち寄った。用意されたメニューは、ベトナム代表料理のチキンフォーや揚げ春巻き、フライドチキン、サラダ。昼前に、温かな料理が振る舞われると、避難者は「おいしい」「いい香り」などと一様に笑顔を浮かべながら味わった。

 有志代表代理は「国も家も失った私たちベトナム難民を助けてくれた日本に、恩返しをしたい気持ちがあった」。震災後は、それぞれが自分にできることを考えてきた。

 参加したメンバーは「私たちは国の混乱で、家を捨てるしかなかった。帰りたくても帰れない悲しみ、将来への不安は本当に分かる。何かをしたかった」と話していた。

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