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「被災者の苦労、身にしみてわかった」 4日の菅首相(1/2ページ)

2011年5月4日23時27分

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 菅直人首相が4日、訪問先の埼玉県加須市の旧埼玉県立騎西高校で記者団の質問に答えた内容は、以下の通り。

 【避難所訪問の感想】

 ――被災者の方の声を聞いての率直な感想をお願いします。

 「はい。こちらに避難されているみなさんの声を全部聞かせていただこうと思って(福島県双葉町の)井戸川町長にご案内をいただいて、上田(埼玉県)知事、大橋(加須)市長にもご同行いただいて、全部の部屋で、お話を聞くことができました。本当に、ご苦労をいただいているということが、身にしみてわかりました。特に子どもさんのことを心配されている、小さな子ども、あるいは、高校にちょうど入るときに起こった子どもさんを持たれた親御さんが、今後の子どもたちのことを考えて、自分たちはどうすればいいんだろうかと。そういうお話が一番、胸に突き刺さりました。何としてもこの原発の状況を早く正常な状況に戻して、できるだけ元の生活にみなさんが戻っていただけるように、努力をしなければいけないと、改めて思ったところです。また、あわせて、補償の問題、あるいは一時帰宅の問題もたくさん話が出ました。このような問題も、既に色々な仕組みが動き出していますが、また、町長にも色んな会議に出ていただいていますが、しっかりとした対応をしていきたい。このように思っております」

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