この度、当グループの「焼肉酒家えびす 砺波店」をはじめ、複数の同グループ店舗におきまして、腸管出血性大腸菌O-157並びにO-111による集団食中毒事故が発生いたしました。
今回の事態で、お客様がお亡くなりになるという取り返しのつかない事態となりましたことを深く陳謝いたします。
また、発症された皆様には多大なる苦痛とご迷惑をお掛けしたことを心より深くお詫び申し上げますとともに、日頃からご利用いただいている皆様および関係者の皆様にも多大なご迷惑とご心配をお掛けしますことを、重ねてお詫び申し上げます。
お食事をなさった方の共通の食材が「和牛ユッケ」であったことから、何らかの形で、食材である「和牛ユッケ」そのものの一部に菌が付着していたことも想定される、との見解がございました。 以上を踏まえまして、現在は全店舗の営業を停止しております。
メディア等で生食には不向きの食肉を使用していたとの報道がございましたが、使用していた食肉は適切に殺菌処理されたものであったため、納入業者および弊社は生食用で使用しても安全であるという認識の下で提供しておりましたが、このような事態となりましたこと、深くお詫び申し上げます。
一部のマスコミで、卸売業者は「生食用」と「加熱用」をあえて分けて出荷していて、弊社では卸売業者が「加熱用」として卸した肉を提供しているという報道がございました。このような報道は、ある種の誤解や不安を招かざるを得ないのではないかという危惧がございましたので、弊社の見解について申し上げます。
まず、「生食用」という表示のお肉はありません。
厚生労働省が提示している生食用の牛肉の表示規定があります。
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1009/h0911-1.html
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/
anzen_info/nama/index.html(参考:東京都福祉保健局)
厚生労働省は、牛肉については国内と畜場から生食用としての出荷実績はなく、一部生食用として輸入されているものがありますが、その量はごく少ないものと考えられます。
「生食用」「加熱用」を出荷時に区別するよう義務付けられているのは、食品衛生法で特別に定められた牡蠣などの8 品目だけとなっております。
「生食用」「加熱用」の判断は、通常の小売業者が判断しているのと同様に卸業者との判断で決めておりました。
日頃より「焼肉酒家えびす」全店舗の衛生管理の徹底と従業員教育を推進してまいりましたが、この度はこのような食中毒事故を発生させてしまい、お客様や関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けいたしました。改めて心より深くお詫び申し上げます。
この度の事故により、お亡くなりになりました方々へのご冥福をお祈りいたしますと共に、ご遺族様のご心情を重く受け止め、現在調査中でありますこの度の事故と事態との因果関係などを一日も早く報告できるよう、可及的速やかな対応で取り組みますことを申し上げます。
詳細について「焼肉酒家えびす 高岡駅南店」(PDFファイル)
詳細について「焼肉酒家えびす 砺波店」(PDFファイル)
(※別ウインドウで開きます)