◆もやい結び、基本のやり方と素早いやり方
木などにロープの片側を輪っか状にして結びつける
アウトドア実用結びの王者「もやい結び」のやり方です。
◆新聞、雑誌の束ね方、結び方、縛り方
の補足部に書いてあったものに
慣れてきたらの記述を追加し
単独記事にしました。
基本
まず、結びつけるモノ(例えば木)にグルリとロープをまわします。
長い側にひねりを入れて小さな輪を作ります。
この時モノの側のロープが上に出る形にします。
モノをまわしたロープを、輪の下側から通します。
長い側のロープの下側へ通します。
上へ折り返えします。
輪に上から通します。
ロープの両側を絞ります。
ここでは、木に結ぶ感じで説明しましたが、もちろん単にロープの先に 安定した輪を作ることも出来ます。
慣れてきたら
慣れて、ロープの空間配置がしっかりイメージできるようになったら、 最初の輪っかを作る作業と輪っかにロープを下から通す作業を一気に 行う方法がとれます。端のロープをまず上から十字に重ね、輪を作る時に輪の中に絡めるようにします。 後はこれまで通りです。
このやり方は繰り返し練習すれば手に覚えさせることができます。(ただし 最初のやり方でのロープの重なりのイメージはしっかりと保ってください)
もやい結びは出来上がった輪が縮むことなく安定します。
自分の胴に回して素早くこの結びが出来るようになったら、海に落ちた時
などに、救助用のロープを体に確実に安全に結べるようになります。
(って、そんな事態が起こるかい?)
### 2008/12/31 ついでのついで「絞り結び」
特に習ったわけでもない名も知らぬ結び方です。(単純なやり方
なので恐らく名前は付いていると思いますが、「絞り結び」というのは
ここでつけた臨時の名前です)
手前に小さな輪を作り、向こうから廻したロープを通します。
1,2を引けば完成です。「もやい結び」と違い大きな輪は3を引くことに
より縮みます。木に結ぶなどせず単純に輪を作ると
輪はちぢみ最後にほどけます。
もやい結びと異なり、輪がしまってしまいますので、救助時に用いては
なりません。(って、そんな事態が起こるかい?)
### 2008/12/31
結びの基本は小さな輪を作りそこに端を通し、端を引くことにより輪が 縮むようにすることにあります。そして、ロープとロープの交差の立体 性が重要となります。数学的興味が沸いてきますね。
###
モ。。。
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コメント
モアイww
投稿: もあい | 2011年2月 2日 (水) 18時47分