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　中澤裕子（３７）、安倍なつみ（２９）、矢口真里（２８）らモーニング娘。のＯＧ１０人で結成したドリームチーム「ドリーム　モーニング娘。」が４日、春のコンサートツアー東京公演を中野サンプラザで開催した。平均年齢２７・２歳の面々だが変わらぬキレのダンスと歌声を披露。衣装も以前よりセクシーさを増した。メンバーは、東日本大震災で傷ついた日本に「歌うことで愛や笑顔を届けたい」との言葉通り、年齢を感じさせない熱いステージを繰り広げた。

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　「私たち帰ってきちゃったね」‐。最年長３７歳、ヘソ出し衣装で奮闘した中澤の言葉に続き、１０人のメンバーが「ただいま！」とあいさつ。ファンも「お帰り〜！」と大きな拍手で迎えた。

　現役時代、何度もコンサートを行った聖地・中野サンプラザ。ＯＧメンバーで結成された“ドリームチーム”公演でも、ファンの熱気は以前と変わらずムンムン。絶頂期のＴシャツ、うちわなどを身につけ大声を上げ跳びはねて盛り上がった。

　メンバーも９８年にリリースしたデビュー曲「モーニングコーヒー」や、代表曲「ＬＯＶＥマシーン」など全１９曲を「♪ウォウ〜ウォウ〜ウォウ！」とキレのあるダンス＆歌声で披露。平均年齢２７・２歳ながら、衣装の露出度も以前よりセクシーだった。

　プロデューサーのつんく♂（４２）が「そろそろファンが待っている」と呼びかけ、今年１月に結成を発表。その後、東日本大震災が発生した。この日は最初にＭＣで中澤が被災者へのお見舞いの思いを表した。その後はメンバーがリレー形式で復興への思いを語りつないだ。

　「私たちにできることは歌を歌うこと。日本中を元気になれるように力いっぱい歌いたい」（保田圭）、「私たちは音楽を通じ、元気パワーをもらってきました。今度は私たちが歌うことで、愛や笑顔を届けたい」（安倍）と語り、熱唱した。

　５月いっぱいの春のツアーに続き、秋も９月から年末まで全国を回る。ＯＧたちの笑顔できっと、復興の朝を迎えるはずだ。

（デイリースポーツ提供）