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 閖上港の朝市復活祝福ライブを行った若旦那(中央) (右)(下)ライブ後、サインする若旦那(右)=宮城県名取市

 閖上港の朝市復活祝福ライブを行った若旦那(中央) (右)(下)ライブ後、サインする若旦那(右)=宮城県名取市

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 シンガー・ソングライターの若旦那(35)と、妻でレゲエ歌手のMINMI(36)らが4日、東日本大震災の被災地である宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)港で復興祈念ライブイベントを行った。震災の影響で中止になっていた同港の朝市が、この日から再開されたことに合わせたもの。被災者など4000人が会場を埋め尽くすにぎわいぶりで、港はかつての活気を取り戻していた。

  ◇  ◇

 軽快なメロディーと魂の叫びが、活気を失っていた港町に響いた。湘南乃風としても活動する若旦那は25日発売のソロ第2弾シングル「守るべきもの」を歌い上げ、MINMIは坂本九の名曲「上を向いて歩こう」を、「涙がこぼれてもいいじゃないか〜」などと歌詞をアレンジした“ゆりあげバージョン”で熱唱。4000人のテンションを、一瞬にして高めた。

 若旦那らは、朝市復活を心の底から祝った。閖上港の朝市は毎週日曜と祝日に60店舗以上で開かれ、観光名所にもなっていたが、震災の直撃で再開不能に追い込まれていた。それでも、「朝市の復活で、必ず街を再建するんだという決意を示し、復興のシンボルにしたい」という地元の意気込みを耳にした若旦那が、「少しでも力になれば」との思いでライブの開催を決めた。

 この日は夫妻のほか、震災復興支援プロジェクト「LOVE FOR NIPPON」のメンバーであるバブルガム・ブラザーズのBro.KORN(55)、キャンドルアーティストのキャンドル・ジュン(37)も同行。若旦那とMINMI、KORNの3人は「WON’T BE LONG」も披露し、終了後に即席サイン会も行った また、若旦那らは同プロジェクトで4月11日に救援物資を持って慰問した名取市立高舘小学校を再訪問。菓子、飲料、生活物資などを配布した。被災地の完全復興を願う若旦那は「自分が歌うことで被災された方々に少しでも元気と笑顔を届けられるよう、これからも活動を継続していきます。また、来ます!」と熱いメッセージを発信した。

(デイリースポーツ提供)

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