台湾では、東日本大震災に際して150億円以上の義援金が寄せられました。感謝の意を示そうと、日本人の有志が台湾の新聞に広告を掲載しました。
「ありがとう台湾」と題した感謝広告は3日、台湾の主要2紙の新聞朝刊に掲載されました。台湾では、東日本大震災に対して150億円以上の義援金が集まっています。日本政府は先月、アメリカや中国など主要国の新聞に感謝広告を出しましたが、台湾の新聞には掲載しませんでした。このため、民間の有志が広告を出すための募金を呼びかけて実現しました。募金は2000万円近く集まり、広告費の240万円以外の残りは被災地の義援金として送ったということです。