北朝鮮が邦人拘束を初確認 麻薬、通貨偽造容疑で【平壌、北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は4日、同国北東部の経済特区、羅先(ラソン)市に入国した日本人3人を北朝鮮当局が拘束し、うち1人を既に国外追放にしたと報じ、邦人拘束の事実を初めて確認した。麻薬や通貨偽造に絡んだ犯罪に関わった容疑が拘束理由で、容疑を認めているとしている。 朝鮮中央通信は「(2人の事案は)現在、法的処理中。極めて重大な犯罪で、しかるべき法的責任を負うことになる」と報道。2人の拘束が長期化する可能性もある。 関係筋によると、現在も拘束されている2人は関東在住の40代と30代の男性。別の70代男性と共に3月中旬、中国吉林省琿春市から北朝鮮の経済特区、羅先市に陸路で入国し拘束された。 【共同通信】
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