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プリュシェンコ  (プルシェンコ) の運命 近く決定!

4.05.2011, 12:59
Фото: РИА Новости
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 ロシアの有名なフィギュアスケート選手で、2006年のトリノ五輪金メダリスト、日本にもファンが多いエフゲニイ・プリュシェンコの運命が、今月から来月6月にかけて決まりそうだ。

 ロシア・フィギュアスケート連盟は、国際スケート連盟(ISU)に対し、プリュシェンコ選手のアマ資格剥奪の取り消しと来シーズンの国際競技会への出場許可を求める意向だ。

 1日にモスクワで幕を閉じた世界フィギュア選手権では、プリュシェンコ選手は一観客に過ぎなかった。しかし会場のあちこちに飾られた横断幕などを見る限り、ファン達が、彼のアマ復帰を首を長くして待っている事は言うまでもない。プリュシェンコ選手自身も常に「真剣に復帰を考えている。自分の目標は,2014年ソチ五輪での金メダルだ」と繰り返し述べている。

 「トレーニングしたくてたまらない。スポーツマンが、自分はもう競技に戻りたくないという気持ちは分かる。自分にも、リンクに出ても滑りたくない、自分をその気にさせる事のできない、そうした時があった。でも今は逆で、リンクに出て滑りたくてたまらない。しかるべきプログラムを見せ質の高いスケーティングをして勝利したいと願っている。」

 プリュシェンコ選手は,昨年6月,アマ資格を剥奪された。 商業的なアイスショーに出場している事が国際スケート連盟を怒らせてしまったのだった。そうした行為は、国際ルール違反とされ、罰として一定期間、資格剥奪という措置が取られた。ただ、復帰の権利は残されていた。

 ロシア・フィギュアスケート連盟では、プリュシェンコ選手を支持する用意のある事が確認され、彼自身も11月に、公開書簡を記し、その中で連盟に謝罪し、その後、競技生活の戻れるようアマ資格復帰を求める公式の要望書を提出している。近く、この要望書は検討のため会議に持ち出される予定だ。

 ロシア・フィギュアスケート連盟のアレクサンドル・ゴルシコフ会長は、次のように述べている―

  「5月半ばに、執行委員会が開かれる。そこで最終的な決定が下されるだろう。その後、公式的な方法で、国際スケート連盟に書簡が送られ、我々は6月初めに開かれる理事会の決定を待つ事になる。」

 一方モスクワでの世界選手権は、男子フィギュアスケートがどういった道に沿って発展してゆくべきかという論争に決着を付けるものになった。このスキャンダルは、昨年のバンクーバー五輪の際に燃え上がったものだった。男子フィギュアで金メダルを獲得したのは、アメリカのエヴァン・ライサチュク選手だった。彼は、芸術面では文句なく素晴らしい選手だったが、4回転ジャンプを跳ぶことはなかった。これに対しプリュシェンコ選手は、二つの4回転ジャンプをきれいに成功させたが、審判はこれを十分評価せず、彼は銀メダルとなった。多くのフィギュアスケートファンは、この結果に憤慨した。なぜなら、男子のフィギュアスケートは、スポーツ競技として、どれだけ複雑なジャンプを成功させたかで評価されるもので、氷上でのダンスではないからだ。

 国際スケート連盟は、そうした声に耳を傾け、採点方法を変更した。現在、4回転ジャンプをする選手には加点がなされる。 その結果、モスクワでの大会に出場した24選手のうち、何と13選手までが、自分の演技に4回転を入れる事を明らかにしたのだ。今回表彰台に上がった、チャン、小塚、ガチンスキイの三選手は、演技の中で4回転を決めている。

 今回新しい世界チャンピオンとなったカナダのパトリック・チャン選手は、バンクーバー五輪の時もそうだったが、複雑なジャンプだけがフィギュアスケートの素晴らしさのすべてではない事を確信させ、さらに自由演技では、すぐに二つの四回転を決め、見事に世界最高記録を塗り替えた。 

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