石破氏、仮設住宅の建設急げ 避難所で一泊後に強調宮城県石巻市で地元経営者らと意見交換する、自民党の石破茂政調会長(中央)=4日 自民党の石破茂政調会長は東日本大震災で被災した宮城県女川町の避難所で一泊した後の4日、記者団に「5月なのに寒かった。避難所生活は1カ月が限度だ」と述べ、仮設住宅の建設を急ぐべきだとの考えを示した。 「現場感覚の共有が大事」として3日夜、約770人が滞在する町総合体育館で過ごし、長いすの上に持参した寝袋で宿泊した。 石破氏は「住民には閣僚らが視察に来ても、(住民の声を聞かずに)『見ておしまい』という不満がある」と政府対応を批判。一方で「東京でやっていることが被災者に届いていないと痛感した。われわれの反省でもある」と語った。4日は石巻市で地元経営者や亀山紘市長らから要望を聞くなどした。 【共同通信】
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