シャトル:「ディスカバリー」最後の飛行を終えて帰還

2011年3月10日 11時5分 更新:3月10日 12時39分

米フロリダ州ケネディ宇宙センターに帰還したスペースシャトル「ディスカバリー」=2011年3月9日、ロイター
米フロリダ州ケネディ宇宙センターに帰還したスペースシャトル「ディスカバリー」=2011年3月9日、ロイター
ディスカバリーから撮影した国際宇宙ステーション=NASA提供・共同
ディスカバリーから撮影した国際宇宙ステーション=NASA提供・共同

 【ウッドランズ(米テキサス州)山田大輔】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「ディスカバリー」は米東部時間9日午前11時58分(日本時間10日午前1時58分)ごろ、米フロリダ州ケネディ宇宙センターに帰還した。84年8月以来、39回の飛行を無事終えてディスカバリーは退役する。

 ディスカバリーは今年2月24日(米東部時間)、国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられた。ISSではディスカバリーに加え、日本の無人補給機「HTV(愛称・こうのとり)」2号、ロシアのソユーズ宇宙船と補給機プログレス、欧州の補給機ATVが初めて勢ぞろい。「最初で最後の記念写真」を、ISSから離脱したディスカバリーが撮影した。

 スペースシャトルは今年6月に退役予定。残る2機の打ち上げは4月(エンデバー)と6月(アトランティス)に計画されている。

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