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飯舘牛260頭出荷措置 村振興公社

2011年05月04日 09時38分配信

原発事故の影響で全村が計画的避難区域になっている飯舘村の村振興公社(理事長・門馬伸市副村長)は3日までに、村内の畜産技術センターで肥育している飯舘牛など約260頭全てを処分する方針を固めた。

ストレスをためると肉質に影響するためで、村内の肥育農家も大半が追随するとみられる。

同公社は10カ月の子牛を買い取り、さらに19カ月育てて東京市場に出荷している。

処分方針では、19カ月に満たない牛でも出荷を進め、残りの子牛は県内外の肥育農家に買い取ってもらう。

今月が決算期で、近く理事会を開いて決定する。

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