安藤美姫選手ら 被災地支援の演技
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安藤美姫選手ら 被災地支援の演技

5月3日 8時25分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

ロシアで開かれたフィギュアスケートの世界選手権で優勝した安藤美姫選手をはじめ、大会に出場した選手らが、エキシビションで演技を披露して、東日本大震災の被災地への支援を呼びかけました。

このエキシビションはロシア・サンクトペテルブルクのスケート連盟が、東日本大震災の被災地を支援しようと、2日、開いたものです。エキシビションには、東日本大震災の影響で、東京に代わってモスクワで開かれたフィギュアスケートの世界選手権に出場した選手ら20人余りが参加しました。初めに、選手はろうそくを手にリンクに立ち、1万人余りの観客と共に、震災の犠牲者に黙とうをささげました。このあとロシアのペア・川口悠子選手が演技を披露したほか、日本でも人気のあるトリノ・オリンピック男子シングルの金メダリスト、プルシェンコ選手も華麗な滑りを見せました。最後に、世界選手権の女子シングルで4シーズンぶりの優勝を果たした安藤美姫選手が、モーツァルトの鎮魂曲「レクイエム」に合わせて演技を行い、大きな拍手を受けていました。演技のあと安藤選手は「日本のために、一人でも多くの人の笑顔を作ることができるようにとの思いで滑らせてもらいました」と話していました。主催者側では、入場料の一部を義援金として日本の被災地に送ることにしています。