前回の記事”初便利屋チラシ”(開業時)から
2年半後、19才の若者が私のところにやってきました。
「ホームページをみました、話を聞かせてください。」と突然連絡してきたU君です。
便利屋独立希望の、と~んでもない若者でした!!!
なんと宮崎から、原付バイクで東京までやってきたのです。その所持金は・・・
2年半後、19才の若者が私のところにやってきました。
「ホームページをみました、話を聞かせてください。」と突然連絡してきたU君です。
便利屋独立希望の、と~んでもない若者でした!!!
なんと宮崎から、原付バイクで東京までやってきたのです。その所持金は・・・
雀の涙。。。そして彼は、とりあえず便利屋見習いとして働くことになりました。
当時1LDKに住んでいた私の部屋のキッチンの部分に寝袋を敷いて寝泊まりしながら(笑)
私にとっても見習いの受け入れは初めてです。しかも、ひとんちの台所に転がり込んできたのです;;;
そこで、五つのルールを作りました。

・・・・なんていい加減・・・。受け入れマニュアルはこれだけ。。。 まぁ、、、これが私の実力です(笑)
さて、台所に住みつき始めて3ヶ月くらいたった頃でしょうか。
U君はとてもセンスが良くて、お客様から気に入られるタイプでしたので、安心して仕事を任せられるようになりました。
仕事の経験はありませんが、その場その場で臨機応変に対処することが得意なようです。
そろそろ独立に向けて準備をさせなければと考えた私は、彼に一つのミッションを与えました。
海外旅行をしたことにない彼に「ひとりでタイ・ラオスを旅してきなさい」と、バンコクまでの往復チケットと、僅かばかりのお金だけを渡して、東南アジアにいかせたのです。
チケットは帰りの便が確定しています。早く戻ることも遅れることも許されません。
お金は最小限しか持たせなかったので、安宿を探して泊まらねばなりません。移動は現地の人達が利用するバスや鉄道しか乗れないでしょう。
初めての海外で、ちょっとキツカッタかな。。。。。と、心配した私がバカでした。
U君は、東南アジアを満喫し、大きく(図太くなって?)成長して帰ってきました。
『おぉ、素晴らしい。これで彼も一人前!立派な便利屋になれる!!』。。。。。と、思った私もバカでした。
帰国後しばらくは正社員としてしっかり働いてくれたU君ですが、その後、1年間の世界一周旅行に旅立ってしまいました~^^;
しかし、火をつけたのは私ですから、仕方がありませんね。
きっかり1年後、彼は日本に戻ってきました。
で、いまは何をしてるかというと、実はまたまた日本を出発し、南米を旅している最中なのです。
いったい、いつになったら独立するんだろうか?(笑)
ま、まだ若いからいいですね。もっともっと日本人は世界を知るべきですから、彼のような若者がこれからの日本を引っ張っていってくれると信じています。
U君が世界一周に旅立つ少し前に、新しいスタッフが私のところにやってきました。Y君、29才です。
彼もまた独立希望で、同様にホームページを見て会いに来てくれた人です。
見るからに体格のよい便利屋らしい便利屋です。
彼の希望により最初は見習いとして入ったわけですが、現場仕事の経験が豊富なY君は、すぐに即戦力として活躍を始めました。
しばらくうちで働いてくれるというので、労災のことなども考え、独立まで正社員として働いてもらいました。
私が京都に引っ越すまで、便利屋の現場作業はすべてY君に任せていて、むしろ私のほうが彼にお世話になったと言えます。
二人の若いスタッフ。本当に恵まれた環境で便利屋を営業できたことに、改めて感謝です。
スタッフが来てくれるまでは、一人でできない仕事は同業の便利屋さんにお手伝いをお願いしたりもしていましたが、比較的早い段階で、分かり合える自社スタッフでサービス提供ができるようになったのは、ラッキーなことでした。
彼らのお陰で、京都に引っ越して1年以上経つのに、いまなお東京から問い合わせが入ります。
しかし、残念ながら今はこの二人の元スタッフに便利屋仕事を依頼できる状況にないので、申し訳ないと思いつつお断りしている現状です。
この便利屋メンバブログにも多くの便利屋さんが参加してくれてますが、実は私は、現在参加中の便利屋メンバさんと一緒に仕事をしたことはありません。
いま活動中のメンバさんとは、京都に来てから縁ができた方々なので、会ったこともない人がほとんどです。
この便利屋ブログは、一緒にブログ記事を投稿しているという仲間です。
それは、ネット上のゆるやかな繋がりで、ささやかなご縁をいただいている関係です。
一緒に仕事をしているわけではありませんが、投稿記事を通じて、多くの刺激を受けています。
私は便利屋の中では珍しく、IT系出身でネットは得意分野ですから、これまでにも幾人の便利屋さん(特に開業当初の便利屋さん)から、ホームページやブログ作成の相談を受けてきました。
いまでも無料しています。
もちろん、私がご縁をいただいてホームページやブログ作成のお手伝いをさせていただいた便利屋さんが、みな成功しているわけではありません。
むしろ続いているのは、少ないくらいです。
自分で直接受注できずに辞めていったり、様々な理由で職を変えたりも多いのが便利屋業界です。でも、長くしっかりやっている便利屋さんもいます。
あるいは、便利屋を最初のステップとして、別の仕事や専門的なサービスを始める人も案外に多いようです。
ただ、私ができるのはホームページやブログ作成のアドバイスまでで、便利屋の経営にまで踏み入ることはありませんし、その権利もありません。
そもそも便利屋さんは一匹狼的(?)で個性的な方が多いようで、馴れ合いを嫌ったりもするのですが、その反面、人の良い方が多いようには感じます。
なので、それぞれの便利屋さんの実情は、よく分からない部分も多いです。
もしかしたらそれは、私がその便利屋さんと関わるのが、大抵は開業当初だけのことが多いのもあると思います。(その頃のままで記憶が止まっていたりします。)
ちなみに私は人の良いところばかり評価してしまう癖があり、そういう意味ではあまり人を見る目はないのかもしれません。話は基本的に信じてしまうタイプです。
人生経験豊富な百戦錬磨の人には、ホント敵わないと思います。
なお、ご縁を頂いた便利屋さんやそのホームページを、記事で紹介したりもしますが、私がするのはそこまでで、依頼の取次ができるわけではありません。
この便利屋メンバブログに参加されている便利屋も、それぞれが独立して営業している便利屋です。
仕事をするうえでグループ関係にあるわけではありませんので、お問い合わせに関してはそれぞれの便利屋に直接ご連絡をいただくようお願いしています。
やはり私にとって、見習いとして受け入れ、正社員として雇い、苦楽を共にした二人の若い元スタッフだけが特別なのです。
【追記】
結婚して京都に来てからは、見習いの受け入れはしてません。というか、そもそも便利屋の現場仕事はほとんどしていません…。
また、アルバイト・スタッフ希望や仕事紹介・仕事斡旋の相談も受けられませんので、何卒ご了承ください。
今回の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)は、これからの生き方というか、これまでの価値観を考えさせられるような出来事でした。
天皇陛下がメッセージを放送するのは、終戦時の玉音放送以来なのだそうですが、大きな節目であるような気がします。
これから、日本はどう変わるのでしょうか?
そして、私も、変わらなければと思っています。私自身が便利屋として現場の皆様のところにお伺いするのは、老後の楽しみにし、新しいことを始めたいと考えています。
その前に、先ず、福島に行ってきます。
ボランティア活動中(~5/15頃まで)は、記事投稿や問い合わせ対応はできないかもしれませんm(_ _)m
当時1LDKに住んでいた私の部屋のキッチンの部分に寝袋を敷いて寝泊まりしながら(笑)
私にとっても見習いの受け入れは初めてです。しかも、ひとんちの台所に転がり込んできたのです;;;
そこで、五つのルールを作りました。
・・・・なんていい加減・・・。受け入れマニュアルはこれだけ。。。 まぁ、、、これが私の実力です(笑)
さて、台所に住みつき始めて3ヶ月くらいたった頃でしょうか。
U君はとてもセンスが良くて、お客様から気に入られるタイプでしたので、安心して仕事を任せられるようになりました。
仕事の経験はありませんが、その場その場で臨機応変に対処することが得意なようです。
そろそろ独立に向けて準備をさせなければと考えた私は、彼に一つのミッションを与えました。
海外旅行をしたことにない彼に「ひとりでタイ・ラオスを旅してきなさい」と、バンコクまでの往復チケットと、僅かばかりのお金だけを渡して、東南アジアにいかせたのです。
チケットは帰りの便が確定しています。早く戻ることも遅れることも許されません。
お金は最小限しか持たせなかったので、安宿を探して泊まらねばなりません。移動は現地の人達が利用するバスや鉄道しか乗れないでしょう。
初めての海外で、ちょっとキツカッタかな。。。。。と、心配した私がバカでした。
U君は、東南アジアを満喫し、大きく(図太くなって?)成長して帰ってきました。
『おぉ、素晴らしい。これで彼も一人前!立派な便利屋になれる!!』。。。。。と、思った私もバカでした。
帰国後しばらくは正社員としてしっかり働いてくれたU君ですが、その後、1年間の世界一周旅行に旅立ってしまいました~^^;
しかし、火をつけたのは私ですから、仕方がありませんね。
きっかり1年後、彼は日本に戻ってきました。
で、いまは何をしてるかというと、実はまたまた日本を出発し、南米を旅している最中なのです。
いったい、いつになったら独立するんだろうか?(笑)
ま、まだ若いからいいですね。もっともっと日本人は世界を知るべきですから、彼のような若者がこれからの日本を引っ張っていってくれると信じています。
U君が世界一周に旅立つ少し前に、新しいスタッフが私のところにやってきました。Y君、29才です。
彼もまた独立希望で、同様にホームページを見て会いに来てくれた人です。
見るからに体格のよい便利屋らしい便利屋です。
彼の希望により最初は見習いとして入ったわけですが、現場仕事の経験が豊富なY君は、すぐに即戦力として活躍を始めました。
しばらくうちで働いてくれるというので、労災のことなども考え、独立まで正社員として働いてもらいました。
私が京都に引っ越すまで、便利屋の現場作業はすべてY君に任せていて、むしろ私のほうが彼にお世話になったと言えます。
二人の若いスタッフ。本当に恵まれた環境で便利屋を営業できたことに、改めて感謝です。
スタッフが来てくれるまでは、一人でできない仕事は同業の便利屋さんにお手伝いをお願いしたりもしていましたが、比較的早い段階で、分かり合える自社スタッフでサービス提供ができるようになったのは、ラッキーなことでした。
彼らのお陰で、京都に引っ越して1年以上経つのに、いまなお東京から問い合わせが入ります。
しかし、残念ながら今はこの二人の元スタッフに便利屋仕事を依頼できる状況にないので、申し訳ないと思いつつお断りしている現状です。
この便利屋メンバブログにも多くの便利屋さんが参加してくれてますが、実は私は、現在参加中の便利屋メンバさんと一緒に仕事をしたことはありません。
いま活動中のメンバさんとは、京都に来てから縁ができた方々なので、会ったこともない人がほとんどです。
この便利屋ブログは、一緒にブログ記事を投稿しているという仲間です。
それは、ネット上のゆるやかな繋がりで、ささやかなご縁をいただいている関係です。
一緒に仕事をしているわけではありませんが、投稿記事を通じて、多くの刺激を受けています。
私は便利屋の中では珍しく、IT系出身でネットは得意分野ですから、これまでにも幾人の便利屋さん(特に開業当初の便利屋さん)から、ホームページやブログ作成の相談を受けてきました。
いまでも無料しています。
もちろん、私がご縁をいただいてホームページやブログ作成のお手伝いをさせていただいた便利屋さんが、みな成功しているわけではありません。
むしろ続いているのは、少ないくらいです。
自分で直接受注できずに辞めていったり、様々な理由で職を変えたりも多いのが便利屋業界です。でも、長くしっかりやっている便利屋さんもいます。
あるいは、便利屋を最初のステップとして、別の仕事や専門的なサービスを始める人も案外に多いようです。
ただ、私ができるのはホームページやブログ作成のアドバイスまでで、便利屋の経営にまで踏み入ることはありませんし、その権利もありません。
そもそも便利屋さんは一匹狼的(?)で個性的な方が多いようで、馴れ合いを嫌ったりもするのですが、その反面、人の良い方が多いようには感じます。
なので、それぞれの便利屋さんの実情は、よく分からない部分も多いです。
もしかしたらそれは、私がその便利屋さんと関わるのが、大抵は開業当初だけのことが多いのもあると思います。(その頃のままで記憶が止まっていたりします。)
ちなみに私は人の良いところばかり評価してしまう癖があり、そういう意味ではあまり人を見る目はないのかもしれません。話は基本的に信じてしまうタイプです。
人生経験豊富な百戦錬磨の人には、ホント敵わないと思います。
なお、ご縁を頂いた便利屋さんやそのホームページを、記事で紹介したりもしますが、私がするのはそこまでで、依頼の取次ができるわけではありません。
この便利屋メンバブログに参加されている便利屋も、それぞれが独立して営業している便利屋です。
仕事をするうえでグループ関係にあるわけではありませんので、お問い合わせに関してはそれぞれの便利屋に直接ご連絡をいただくようお願いしています。
やはり私にとって、見習いとして受け入れ、正社員として雇い、苦楽を共にした二人の若い元スタッフだけが特別なのです。
【追記】
結婚して京都に来てからは、見習いの受け入れはしてません。というか、そもそも便利屋の現場仕事はほとんどしていません…。
また、アルバイト・スタッフ希望や仕事紹介・仕事斡旋の相談も受けられませんので、何卒ご了承ください。
今回の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)は、これからの生き方というか、これまでの価値観を考えさせられるような出来事でした。
天皇陛下がメッセージを放送するのは、終戦時の玉音放送以来なのだそうですが、大きな節目であるような気がします。
これから、日本はどう変わるのでしょうか?
そして、私も、変わらなければと思っています。私自身が便利屋として現場の皆様のところにお伺いするのは、老後の楽しみにし、新しいことを始めたいと考えています。
その前に、先ず、福島に行ってきます。
ボランティア活動中(~5/15頃まで)は、記事投稿や問い合わせ対応はできないかもしれませんm(_ _)m