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オバマ大統領の支持率が上昇

5月4日 14時4分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

オサマ・ビンラディン容疑者殺害を受けて、アメリカ国内で行われた世論調査で、オバマ大統領の支持率は、1か月前に比べて9ポイント上がって56%となり、ほぼ2年ぶりの高い支持率となりました。

この調査は、ビンラディン容疑者殺害が伝えられた翌日に、ワシントンポスト紙やピュー・リサーチ・センターが全米で合わせて654人を対象に行ったものです。それによりますと、オバマ大統領の仕事ぶりを支持すると答えた人は、1か月前の調査に比べて9ポイント上昇して、56パーセントだったのに対し、支持しないと答えた人は7ポイント下がって38パーセントとなり、支持率はおととし6月の調査以来の高い数字となりました。また、オバマ大統領のテロ対策を支持すると答えた人は、前回調査より14ポイント上がって69%と就任以来最も高くなったほか、対テロ作戦を続けるアフガニスタン政策への支持も17ポイント上がって60%となり、ビンラディン容疑者殺害がアメリカ国内で評価され、支持率の上昇につながったとワシントンポスト紙は分析しています。その一方で、経済政策を巡っては、支持すると答えた人が40パーセントにとどまっており、オバマ大統領にとって、雇用対策などの経済運営が依然として大きな課題となっていることをうかがわせています。