北海道電力の佐藤佳孝社長は、きょうの記者会見で現在ある泊原子力発電所3号機以上の原発を現時点で、道内に増やす考えのないことを明らかにしました。
これは、北電が、原発のかわりに液化天然ガスの火力発電所の導入をおよそ10年後に計画しているためです。ただ、電力の需要が将来、想定以上に伸びた場合、検討し直すこともあるとしています。(北電・佐藤佳孝社長)「長期の設備計画ではLNG(液化天然ガス)はあるが、原子力は入ってない。今は原子力は考えていない」
また、福島第1原発事故をめぐる賠償で、東京電力以外の電力会社にも負担を求める案が検討されていることについては、北電は、現制度では負担する必要はないとの考えを示しました。
(2011年4月28日(木)「どさんこワイド179」)
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