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GW後半スタート 弘前、桜満開 東北に客足
 | 大勢の花見客が訪れた弘前公園。東北の観光地にもにぎわいが戻りつつある=3日、弘前市 |
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東北の観光地にも客足が戻りだした。大型連休後半に入った3日、「弘前さくらまつり」(8日まで)開催中の弘前公園(青森県弘前市)は家族連れやカップルでにぎわうなど、東日本大震災で打撃を受けた東北観光に明るい兆しが見え始めた。 東北の観光地は震災と余震の影響などで宿泊予約のキャンセルなどが相次いだが、4月29日に東北新幹線が全線で再開するなどして状況は改善。JTB東北(仙台市)によると、連休直前に予約が増えたという。 約2600本の桜が咲き誇る弘前公園は、さくらまつり初日の4月23日から今月2日までの人出が前年のほぼ半分に低迷したが、3日は昨年より約1万人少ない42万人まで回復してきた。 青森県内ではJR各社などが大型観光宣伝活動「青森デスティネーションキャンペーン(DC)」を7月22日までの日程で展開中。弘前市観光物産課は今後の天候やDC効果に期待し、「多くの人に足を運んでほしい」と呼び掛けている。
2011年05月04日水曜日
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