エルピーダ世界最小DRAM
'11/5/3
半導体製造のエルピーダメモリ(東京)は2日、世界最小のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)を開発したと発表した。広島工場(東広島市)で7月から量産する。携帯端末などに向けた需要が見込まれ、広島工場のフル操業が続きそうだ。
開発したのは電子回路の線幅が25ナノメートル(ナノは10億分の1)のDRAM。これまで最小だった30ナノと比べて1ビット当たりの面積を3割減らし、多機能携帯電話(スマートフォン)などの携帯端末やパソコンの大容量化を可能にした。消費電力も15%カットし、携帯端末の作動の長時間化につなげられる。
広島工場は昨年11月、欧米でのパソコン需要が低迷し減産を開始。携帯端末向けの需要の急拡大を受けて3月から生産量を回復させた。「25ナノ品は4ギガの大容量タイプも年内に量産を始める。当分、広島工場ではフル生産が続く」としている。