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携帯手がかりに身元確認280人…宮城県警

読売新聞 5月4日(水)3時7分配信

 東日本大震災で、犠牲者の所持品の携帯電話から遺体の身元確認に結びついたケースが宮城県で約280人に上っていたことが分かった。

 製造番号から契約者を調べ、最終的に親族などに確認した。県警幹部は「遺族のためにあらゆる方法で身元特定につなげたい」と話している。

 4月7日に気仙沼市で発見された30歳代の男性は、財布などの所持品や身体的特徴から身元特定につなげることができなかった。そこで、県警は、着衣のポケットに入っていた携帯電話の製造番号を携帯電話会社に照会。回答のあった契約者情報を基に親族らに問い合わせ、身元を確認した。

 震災発生当初、県警は着衣や身体的特徴などに加え、小学生なら名札、成人なら運転免許証などの所持品から親族らに問い合わせ、確認につなげていた。時間が経過するにつれ、発見される遺体の損傷が激しくなり、身体的特徴などが身元判明につながるケースは減っていった。そこで、当初予定していなかった携帯電話の製造番号を手がかりにするようになった。

最終更新:5月4日(水)3時7分

読売新聞

 

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