グランドマジェスティ/マグザム/高精度ランププレート検プーリー

グランドマジェスティ250&400、マグザムのランププレートです。
全年式に対応しています。

商品の大きな写真
Vベルトをより内径部に落とし込みスタート加速、中低速からの再加速を強化しています。
スタート加速を良くするためウエイトローラーにすると高速でトルク感が無くなる。
高速に合わせてウエイトローラーをセッティングするとスタート加速に満足できない。
などの時にお勧めできます。
参照写真１、参照写真２　（図面題材はアドレス）
’D’より’E’は重いウエイトローラーを装着してもプーリーを押し出す力は弱いです。
少し重めのウエイトローラーを付けても変速を少し遅らせる方向です。

シムワッシャーだと、高速走行時にプーリーとドライブフェイスがワッシャ分が広がり高速走行時に
エンジン回転数が高めになってしまいます。
このランププレートだと、高速時のプーリーとランププレートはノーマルと同じなのでエンジンが
回りすぎません。


ノーマル・ランププレートの精度の悪さは全体、参照１、参照２、参照３、参照４を見てください。
中心のクランクシャフト・スプラインより１．２mmくらいばらつきがあります。
これでは、８個あるウエイトローラーが２個とか４個だけ偏摩耗が激しく他は丸いなんてことが
簡単に発生します。
ランププレートは金属プレスなので駆動系部品の中で一番精度の出にくい物になります。
中央にある穴（スプライン）ですら0．6mmくらいずれていますし、ウエイトローラーのあたる
折れ曲がりの位置ずれ、角度もまちまちです。
まれに、数万キロ走ってもウエイトローラーが変形しない車輌があります。
偶然にも精度が出ているのです。
ちなみに、プーリーの中心にある穴も純正社外問わず0〜0.08mmレベルのスレ、穴が斜めになっている。
（ヤマハ、スズキは比較的精度が高い・・）

マシニングセンターで高精度に加工しています。
部品としての強度は問題ございません。
クランクシャフトを中心として精度±0.01mmレベルの加工をしてあります。
加工台（加工するときの取付台）も平面精度±0.01mmレベルの段取り、機械精度±0.01mm
切削時の加工刃物の逃げ、加工代への部品セットのクリアランスを考慮すると±0.0３mm程度
の誤差がありうります。

スタート価格の７，７００円で早期終了いたします。
手動にて早期終了いたしますので、帰宅時間によっては夜の終了になります。

発送は沖縄、離島を除き佐川急便５００円、沖縄県と離島はレターパック５００を利用いたします。
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下記は時間のある方だけご覧下さい。
申し訳ありませんが、下記記載の内容についてのご意見、ご質問は遠慮させていただきます。
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ご自身でウエイトローラー交換された方ならご存じだと思います。
６個あるウエイトローラー（車種により８個）が数個だけ偏摩耗している。
全てが同じように偏摩耗していない等、不思議な事が非常に多く発生します。
丸い物がプーリーにセットされて回転しているのですから、同じように摩耗するか、全てがまん丸
であるべきです。

A君とB君は同じ車両で同じ駆動系部品、使い方、乗り方をしているとしましょう。
A君の車両は２万キロ走ってもウエイトローラーはまん丸ですが、B君は２〜３千キロも走ると
ウエイトローラーは偏摩耗し内２個だけは激しく偏摩耗します。
こんな時、個体差とかハスレ車、アタリ車両とか言って片づけてしまいます。

様々な要因があると思います。
サービスマニュアルを見てませんが、スズキの125ccクラスならクランク軸のブレは0．08mmレベルで
良いとされているでしょう。
ブレ0．01mmとブレ0．02mmの違いは違う物と言っていいほど大きいと言います。

プーリーは金型で成形され、後加工として旋盤加工します。
治具と言われる台座にセットするため恐らく0．05mmから0．1mmくらいのクリアランスが発生します。
よって、プーリーは外径およびテーパーの中心より最大0〜0．1mmのズレがでます。
（裏側のウエイトローラーのレール溝からもズレが発生）
加えて、プーリー中心の穴は斜めに加工されていることもあります。
つまり、プーリーの中心にある穴は真ん中で無い可能性が高いのです。

ウエイトローラーも同じです。
中心に見える穴は長い材料を長いドリルで穴開け加工をしてブツブツ切り落とします。
長いドリルで加工するとき、初めは真ん中を切削しますが曲がっていきます。
出来上がったウエイトローラーはイカサマ賭博のように出目が同じになります。
プーリー内部でも同じ部分が擦られる可能性が高まります。

ランププレートの精度は非常に怪しいです。
装着されていたランププレートを見てみてください。
ウエイトローラーが滑って光っている面は各部光り方も違いますし、ランププレートの外周からローラーが
滑った跡の巾が各部違うはずです。
プレス物（金属の板を曲げる）は精度が出にくいです。
各部の曲がりの精度、中心のスプライン穴と曲がり面の精度、曲がっているローラー接触面が同じ角度か等
通常６カ所あるウエイトローラーとの接触面が２カ所とか４カ所の曲がり方が違っていたらどうなりますでしょうか。
中心に見えるクランク軸のスプライン穴がずれていたら・・・
純正プーリーの多くが最大変速時にウエイトローラーガイドの最外周の壁に接触します。
このとき、ウエイトローラーはウエイトローラーガイドの底面と最外周の壁、ランププレートの３点に接触します。
（マロッシは２点接触が多い）
そうです、ランププレートの精度が低いとウエイトローラーは最外周で強く当たっている３点接触している物と
２点接触していてウエイトローラーガイドに接触せず最外周の壁とランププレートにぶつかり遊んでいる物が
存在してきます。
装着されていたランププレートにセンターボスの跡を見ても斜めに押し当てられていた跡が残っている物も
多く見かけます。
ランププレートを実際に加工してみると、こんな感じになります。参考写真１、参考写真２、
全面削れる面と残る部分が発生します。
外周から残っている赤いマジック分がクランク軸中心からのズレか曲がり面の角度ばらつきです。
加工は車両に装着された状態を実現して行っています。
クランクシャフトのフランジ径とセンターボス径で強く固定した状態を想定。
クランク軸穴からのランププレートのローラーアタリ面は最大0．7mmのズレを確認しています。
商品はクランク軸穴スプラインを中心としてウエイトローラーのアタリ面６カ所を加工しています。
※だからといって、ウエイトローラーが偏摩耗しない、数個だけ摩耗しないとは保証できません。

ウエイトローラーの広がりが均一でないとき、プーリーと穴とセンターボス（プーリーボス）のクリアランス分
が傾き（斜め）が出て偏摩耗や微振動などが想像されます。

加工時は車体に取り付けた状態を忠実に再現して加工しています。
※取付状態を無視して加工すると意味のない物になるためです。
センターボス、クランクシャフトのフランジの面積で締め付けられた状態を再現して加工しています。

（2010年 6月 23日 13時 21分 追加）
商品のお取付（工賃５，０００円）も行っています。
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