南東北・関東地方に降った雨は

放射能は土の部分では、土壌に浸みていきます。放射能の半減期(たった半分になる)の長いものは、何十年から何万年。時間が経てば経つほど深く、しみ込んでやがて地下水となって地上に戻ってきます。富士山のわき水にはこんこんと富士山に降った雪が何年も掛けてわき出してくるのです。これから何年間も何十年間も放射性物質がわき出してくるかも知れないのです。それはもちろん富士山だけではありません。全ての山から流れ出る清流にも含まれているのです。その川で育った魚も、その水を取り入れた田んぼも蓄積していくのです。

3月15日から何回東京に雨が降ったことでしょう。その雨に流されて、屋上の値も半減していきました。黄砂や花粉も流されて、堆積しているところと、きれいになっているところに分かれています。その流された汚泥はどこに行くのでしょう。道の排水溝を通じて川や下水に流されいきます。川に流れた分はそのまま海まで行き、東京の場合は東京湾に大量の流域の汚染された物質が流れ込んでいます。荒川流域で、約3000平方キロ、利根川流域で17000平方キロ、この代表する二つの川だけでも、20000平方キロの面積の水を集めて流れています。2万平方キロに満遍なく降った放射能が川に流れ出し、やがて海に流れていくのです。

下水処理場の施設をご覧になった方はあまりおられないでしょうが、流れ込んだ下水は、漉され処理された水は、再度河川放流されていきます。残った汚泥は、徐々に濃縮され乾燥されて最後はペレット状になり、路面用の敷石やコンクリートの材料になります。平野に分散され方々で降った雨がさいごに同じところに集合され、濃縮乾燥されるのです。その中には大量の放射能を含んでいます。いま、下水処理場の放射能を測定したら恐ろしいほどの値を示すかも知れません。

畑や池、海に住んでいる魚は小さい方からだんだん体内に蓄積されていき、食物連鎖の最高点にいる、人間にいずれ帰ってきます。マグロ等の大型魚が深刻な影響を受けるまであと何ヶ月でしょうか?

毎日、放射能の値が発表されるという異常な事態に我々がならされていきます。数字だけが一人歩きして、20ミリ以上なら危ない、いかなら安全であると、あたかも20ミリに意味があるようないわれ方がしています。将来の保証範囲を決めたい役人の発想でしょう。原爆の爆心地からの距離と同じです。一律に半径30キロなどという事を押しつける政府とそれを実行する地方の行政。安全という意味をはき違えています。



私の数値を見て、測り方がおかしい、それは正常範囲だと、コメントしてくる方がおられます。政府は数値を低く見せて何の意味があるのでしょうか?現状をあるがままに知らせないから、皆さんが不安がっているのに。政府の数値発表はガンマ線だけです。

部屋の中の値が高いのは、鉄筋コンクリートだからだといわれます。同じ建物の中でも、ほとんど開け閉めしない部屋は、0.065ぐらいですが、いつも通る通路は、0.165あたりを示しています。家の中でも、赤い御影石は、0.5近い放射線を出しています。計測器をその上に置くと、
驚きますね。でも50センチ離れると影響が無くなります。

さて今日も数値は落ち着いてきているようです。0.077〜0.149あたりです。



しかし、昨日から黄砂が凄いです。東京でこの感じですから、関西は凄いことになっているでしょうね。黄砂もいろいろな公害物質を運んできます。憂鬱な夏になりそうです。









# by maxlabo | 2011-05-03 06:41 | 原発人災事故 | Comments(6)

一週間前に交換したフィルターが

一週間前に空気清浄機のフィルターに放射能のもった埃が集まってきて、数値が上がったと書きました。室内の値があまり下がらないので、今一度計るとなんと、

0.455まで早くも上がっていました。

カバーを取り付けると、0.155まで下がりますから、透過性の少ないα波かβ波なのでしょう。

さてはてどうしたものか、、、。

屋上の値も比較的きれいなところは、
0.179とこの頃の普通の値ですが、埃が溜まっているところは、
1メーター平行移動しただけで、0.329まで上がりました。




# by maxlabo | 2011-05-02 15:31 | 原発人災事故 | Comments(5)

2011.5.2. 5:10AM

雨上がりの早朝は空気もしっとりして気持ちが良いです。欄干の上も結露で水滴が一杯。


見上げれば、きょうも水準がよい0.065〜0.137です。


しかし、下を向ければ、0.311と一気に数値は上がります。計器をどこに向けるかでこのぐらい変わるのです。屋上に堆積している土に付着しているわけですね。1センチなら2.2ぐらいまで数値は上がります。土遊びすれば、愛犬の足の裏も、、、、


問題は、家の中の数値です。拭き掃除をしてもあまり下がりません。徹底してやらなければとも思うのですが、、
0.197です。畳に付けると0.225まで上がりました!!
この値の中にいつもいるわけですから、、、年間にすると1.725ミリシーベルトで当初の(世界標準の)1ミリを越えています。現在大規模な生体実験中です。実験には関東と南東北の5000万人をも巻き込んだ壮大な生体実験です。誰も責任を取らない国で、、。

# by maxlabo | 2011-05-02 05:38 | 原発人災事故 | Comments(7)

2011.5.1 10:20AM

今日は南西からの強風が吹いています。

0.047~0.119と強風に洗われて値が低い様です。上向きに計ると素晴らしい値が出ましたが、下を向いて、1メートルの高さで測ると、溜まった放射能の影響で、


値は0.239と一気に高くなります。昨日、表でガイガーサウンドを出して値を計っていたら、通りすがりの方も興味を持たれて数値を訊いてこられました。その時は、地表の数値を計っていて、1.025だとはいえず、空中の値0.143をお知らせしました。それでも、発表の数値の3倍ぐらいだといわれました。皆さん大変関心を持ていらっしゃいます。しばらくはこのお知らせを続けなければなりませんね。
 
一方部屋の中は、だんだん蓄積している感じで、場所にも依りますが、0.125〜0.205などと外よりも高い値を示します。いろいろなところへ堆積しているのでしょう。

# by maxlabo | 2011-05-01 11:01 | 原発人災事故 | Comments(6)

内閣官房参与の辞任表明

下記は、NHK科学文化部のブログに掲載された内閣官房参与に任命されていた小佐古敏荘東京大学大学院教授の辞任表明です。皆さんに読んでいただきたいと思います。



『東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、先月、内閣官房参与に任命された、原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が、記者会見し、「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」として、内閣官房参与を辞任することを明らかにしました。

記者会見で辞任の理由について説明した資料を全文掲載します。(文中の下線は、原文のままです)」




                                  平成23年4月29日

              内閣官房参与の辞任にあたって
                 (辞意表明)
                                             
                                     内閣官房参与

                                      小佐古敏荘


 平成23年3月16日、私、小佐古敏荘は内閣官房参与に任ぜられ、原子力災害の収束に向けての活動を当日から開始いたしました。そして災害後、一ヶ月半以上が経過し、事態収束に向けての各種対策が講じられておりますので、4月30日付けで参与としての活動も一段落させて頂きたいと考え、本日、総理へ退任の報告を行ってきたところです。
 なお、この間の内閣官房参与としての活動は、報告書「福島第一発電所事故に対する対策について」にまとめました。これらは総理他、関係の皆様方にお届け致しました。

 私の任務は「総理に情報提供や助言」を行うことでありました。政府の行っている活動と重複することを避けるため、原子力災害対策本部、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、文部科学省他の活動を逐次レビューし、それらの活動の足りざる部分、不適当と考えられる部分があれば、それに対して情報を提供し、さらに提言という形で助言を行って参りました。
 特に、原子力災害対策は「原子力プラントに係わる部分」、「環境、放射線、住民に係わる部分」に分かれますので、私、小佐古は、主として「環境、放射線、住民に係わる部分」といった『放射線防護』を中心とした部分を中心にカバーして参りました。
 ただ、プラントの状況と環境・住民への影響は相互に関連しあっておりますので、原子炉システム工学および原子力安全工学の専門家とも連携しながら活動を続けて参りました。
 さらに、全体は官邸の判断、政治家の判断とも関連するので、福山哲郎内閣官房副長官、細野豪志総理補佐官、総理から直命を受けている空本誠喜衆議院議員とも連携して参りました。

 この間、特に対応が急を要する問題が多くあり、またプラント収束および環境影響・住民広報についての必要な対策が十分には講じられていなかったことから、3月16日、原子力災害対策本部および対策統合本部の支援のための「助言チーム(座長:空本誠喜衆議院議員)」を立ち上げていただきました。まとめた「提言」は、逐次迅速に、官邸および対策本部に提出しました。それらの一部は現実の対策として実現されました。
 ただ、まだ対策が講じられていない提言もあります。とりわけ、次に述べる、「法と正義に則り行われるべきこと」、「国際常識とヒューマニズムに則りやっていただくべきこと」の点では考えていることがいくつもあります。今後、政府の対策の内のいくつかのものについては、迅速な見直しおよび正しい対策の実施がなされるよう望むところです。

1.原子力災害の対策は「法と正義」に則ってやっていただきたい

 この1ヶ月半、様々な「提言」をしてまいりましたが、その中でも、とりわけ思いますのは、「原子力災害対策も他の災害対策と同様に、原子力災害対策に関連する法律や原子力防災指針、原子力防災マニュアルにその手順、対策が定められており、それに則って進めるのが基本だ」ということです。

 しかしながら、今回の原子力災害に対して、官邸および行政機関は、そのことを軽視して、その場かぎりで「臨機応変な対応」を行い、事態収束を遅らせているように見えます。
 
 とりわけ原子力安全委員会は、原子力災害対策において、技術的な指導・助言の中核をなすべき組織ですが、法に基づく手順遂行、放射線防護の基本に基づく判断に随分欠けた所があるように見受けました。例えば、住民の放射線被ばく線量(既に被ばくしたもの、これから被曝すると予測されるもの)は、緊急時迅速放射能予測ネットワークシステム(SPEEDI)によりなされるべきものでありますが、それが法令等に定められている手順どおりに運用されていない。法令、指針等には放射能放出の線源項の決定が困難であることを前提にした定めがあるが、この手順はとられず、その計算結果は使用できる環境下にありながらきちんと活用されなかった。また、公衆の被ばくの状況もSPEEDIにより迅速に評価できるようになっているが、その結果も迅速に公表されていない。

 初期のプリュームのサブマージョンに基づく甲状腺の被ばくによる等価線量、とりわけ小児の甲状腺の等価線量については、その数値を20、30km圏の近傍のみならず、福島県全域、茨城県、栃木県、群馬県、他の関東、東北の全域にわたって、隠さず迅速に公開すべきである。さらに、文部科学省所管の日本原子力研究開発機構によるWSPEEDIシステム(数10kmから数1000kmの広域をカバーできるシステム)のデータを隠さず開示し、福島県、茨城県、栃木県、群馬県のみならず、関東、東北全域の、公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を隠さず国民に開示すべきである。

 また、文部科学省においても、放射線規制室および放射線審議会における判断と指示には法手順を軽視しているのではと思わせるものがあります。例えば、放射線業務従事者の緊急時被ばくの「限度」ですが、この件は既に放射線審議会で国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告の国内法令取り入れの議論が、数年間にわたり行われ、審議終了事項として本年1月末に「放射線審議会基本部会中間報告書」として取りまとめられ、500mSvあるいは1Svとすることが勧告されています。法の手順としては、この件につき見解を求められれば、そう答えるべきであるが、立地指針等にしか現れない40-50年前の考え方に基づく、250mSvの数値使用が妥当かとの経済産業大臣、文部科学大臣等の諮問に対する放射線審議会の答申として、「それで妥当」としている。ところが、福島現地での厳しい状況を反映して、今になり500mSvを限度へとの、再引き上げの議論も始まっている状況である。まさに「モグラたたき」的、場当たり的な政策決定のプロセスで官邸と行政機関がとっているように見える。放射線審議会での決定事項をふまえないこの行政上の手続き無視は、根本からただす必要があります。500mSvより低いからいい等の理由から極めて短時間にメールで審議、強引にものを決めるやり方には大きな疑問を感じます。重ねて、この種の何年も議論になった重要事項をその決定事項とは違う趣旨で、「妥当」と判断するのもおかしいと思います。放射線審議会での決定事項をまったく無視したこの決定方法は、誰がそのような方法をとりそのように決定したのかを含めて、明らかにされるべきでありましょう。この点、強く進言いたします。

2.「国際常識とヒューマニズム」に則ってやっていただきたい

 緊急時には様々な特例を設けざるを得ないし、そうすることができるわけですが、それにも国際的な常識があります。それを行政側の都合だけで国際的にも非常識な数値で強引に決めていくのはよろしくないし、そのような決定は国際的にも非難されることになります。

 今回、福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が年間20mSvの被曝を基礎として導出、誘導され、毎時3.8μSvと決定され、文部科学省から通達が出されている。これらの学校では、通常の授業を行おうとしているわけで、その状態は、通常の放射線防護基準に近いもの(年間1mSv,特殊な例でも年間5mSv)で運用すべきで、警戒期ではあるにしても、緊急時(2,3日あるいはせいぜい1,2週間くらい)に運用すべき数値をこの時期に使用するのは、全くの間違いであります。警戒期であることを周知の上、特別な措置をとれば、数カ月間は最大、年間10mSvの使用も不可能ではないが、通常は避けるべきと考えます。年間20mSv近い被ばくをする人は、約8万4千人の原子力発電所の放射線業務従事者でも、極めて少ないのです。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは、学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたいものです。年間10mSvの数値も、ウラン鉱山の残土処分場の中の覆土上でも中々見ることのできない数値で(せいぜい年間数mSvです)、この数値の使用は慎重であるべきであります。

 小学校等の校庭の利用基準に対して、この年間20mSvの数値の使用には強く抗議するとともに、再度の見直しを求めます。

 また、今回の福島の原子力災害に関して国際原子力機関(IAEA)の調査団が訪日し、4回の調査報告会等が行われているが、そのまとめの報告会開催の情報は、外務省から官邸に連絡が入っていなかった。まさにこれは、国際関係軽視、IAEA軽視ではなかったかと思います。また核物質計量管理、核査察や核物質防護の観点からもIAEAと今回の事故に際して早期から、連携強化を図る必要があるが、これについて、その時点では官邸および行政機関は気付いておらず、原子力外交の機能不全ともいえる。国際常識ある原子力安全行政の復活を強く求めるものである。
                                             以上




・・・細野豪志首相補佐官は29日夜、TBSの番組に出演し、辞任表明した小佐古敏荘内閣官房参与が甘すぎると批判した学校の校庭利用制限に関する放射線量の基準について「われわれが最もアドバイスを聞かなければならない原子力安全委員会は年間20ミリシーベルトが適切と判断している。政府の最終判断だ」と述べ、変更しない方針を示した・・・・・・・(時事通信)




# by maxlabo | 2011-04-30 10:46 | 原発人災事故 | Comments(5)

4/30 朝六時半

今日は穏やかな天気、風は西南です。高井戸のゴミ焼却場の煙で風向きが判ります。値は0.113でした。時折、0.089まで下がったり0.143まであがったりです。


例の吹きだまりは小さくはなっているのですが、値は相変わらず福島と同じぐらいですね。福島では吹きだまりではなく全てこの値以上でした!

もう、50日以上経っていますが、これはセシウムなのでしょうね。ここから放射線が出ていて、今も私の細胞を傷つけています。私は屋上のこの部分から離れれば、0.4ぐらいまで下がりますが、福島の人達、子供達は逃げ場がないのです。集団疎開を検討すべきではないでしょうか!原子力安全委員会が安全だといっている、20ミリシーベルトへの引き上げは、国民の健康をまったく考慮しない政府の体質を現しています。



# by maxlabo | 2011-04-30 06:56 | 原発人災事故 | Comments(0)

4/29 朝六時

今日は、連休初日。すがすがしい風が吹いています。寒くも暑くも無い一年中で一番良い季候に時期です。気持ちを上向きにするために上向きで計測したら、一瞬、0.065のいい値が出ました。うれしいですが、平均では0.119から0.137ぐらいです。
昨日の夜は、高めでした。0.155から0.205ぐらいでした。新潟は0.077ぐらいだったのでがっかりましたが、きょうは低めです。こんな数値で朝から一喜一憂したくないですね。連休初日なのに!




# by MAXLABO | 2011-04-29 06:15 | 原発人災事故 | Comments(1)

東北道を北上すると

今日は東京を早朝に出て、宇都宮から郡山を経て、山形に入りました。出発時の東京の値は

の0.095から0.143あたりで、まあまあです。



宇都宮の近くまで来ました。0.215 は少し上がってきたかなという感じです。



地表近くは0.934で、東京よりは低そうです。関東平野は大体同じような値です。

新緑の若葉が出てきて淡い色がすてきですが、今年はその若葉にも余り感動がありません。

0.145の大谷のパーキングです。どのパーキングも警察車両が溢れています。

矢板まで来ると0.263と数値は上がってきました。

反対側は0.311で、東京の倍近くです。ここも警察車両で一杯です。

黒磯まで来ると0.401から0.485と上がりはじめました。



那須高原SAは警察車両で一杯です。ここは降りないで計りましたから、少し低めの0.473です。那須は福島第一から直線距離で80キロです。仮に0.5μシーベルト毎時ですと、 年間4.8ミリシーベルトになります。

そこから一気にレベルは上がりはじめました。須賀川・郡山と値は上がる一方で、磐越道との交差する地点から車内でも0.8を越えたのです。段々緊張感が上がってきます。本宮のICで一旦降りてみました。降りた交差点では、1μシーベルトを越えたのです。

車を止めて道ばたの値を計ると2.873です。ここは地表が洗われる道路ですが、学校の校庭では蓄積していく一方です。

道ばたの花も、何と5.93です。この場所に児童を通わせる気持ちにはなりません。直ちに被害は出ませんという、官房長官は30年後に責任を取れるのでしょうか!信じられないコメントです。原子力行政を保とうとするのか真実を知らせてパニックなることを恐れるのか、将来の賠償もんだいから逃れたいのか、国民の健康を守るのが行政の使命の筈なのに、この値の中で、校庭で一時間だけ限定で活動させる事を発想する役人の無責任さにあきれ怒ります!

突然、計器に原子力マークが現れました。放射線が高い地域に入った証拠です。そして平均で1μシーベルト(通常時の30倍の値)になった警告音が鳴り響きました。

高速に戻り、次のパーキングの安達太良SAでは、0.688で高いですね。

吾妻パーキングでは、0.563でした。

福島インターを過ぎる頃は0.425でした。

白石に掛かる頃には、数値も0.245と下がりはじめました。


そして、東北道から山形道に入り蔵王の山の中に入ったとき、急に値が下がり0.077という、東京より低い値になったのです。


月山はまだ雪でした。

この清らかな山々が放射能に曝され毎日積算されて汚染されていくのです。国破れて山河ありと言いますが、誰もいない沈黙の春は本当に怖いことです。東北に来て初めてわかる真の怖さと、如何に大それた事を人間は無謀にも行うか?如何に東京の人間が無知で横暴かがわかります。東京は過疎の村を食いつぶして生きているです。地震や津波は時間が経てば、神戸の例でも3年経過すれば人々の努力で立ち直るでしょう。でも、これだけ汚染された福島の放射能の半減期は30年後です。それも今すぐ止まったとしてです。当初、官房長官はこの大事故を単なる事象だと言い続けたのです。放射能がこれからもっと深刻になる確率の方が高い今、すべての人々がこの恐怖の状況を正しく理解して、未曾有の大人災に立ち向かわなければなりません。原発事故は未だ進行中なのです。


福島県の放射線量のグラフ化OXONさんの大変な努力でされました。是非、ご精読ください。


また、群馬大学の早川さんの作成したマップをコメントで紹介していただきました。このエリアとほぼ実測値があっていますね。
これが100キロですが、300キロでは飛び地もありますね。



For Foreign Watcher

リアルタイムでは、ここをご覧ください。











# by maxlabo | 2011-04-28 06:21 | 原発人災事故 | Comments(5)

世界のどこが最悪か?

WHERE THE WORST COULD HAPPENこれはイギリスのNATURE誌が発表した福島のように一旦事が起これば、人口密度の一番高いところはどこかの地図です。幸か不幸か福島第一は太平洋に面していて、季節も冬だったので最悪の時に、ほとんどが海に流されていきました。この地図は一旦事が起きるとどこの原発が一番人口密の大きいところにあるかを示した地図です。

最悪は、香港を含んだ広州とわずか25マイルしか離れていないニューヨーク、そしてインド北部のニューデリー郊外です。日本の原発は、やはり人口密度の少ない地域を選んで建てられていることが解ります。それだけ万一のリスクが高いと言うことでしょう。作っている方もしっかり認識してはいるのです。どこかの無責任な知事のように都心に原発を作るなどもってのほかです。この中でも、浜岡、東海村、舞鶴から敦賀に掛けての五つものプラント、そして、博多から50キロの玄海です。ここはプルサーマルです。

問題は、やはり浜岡です。あれほど東海地震といって防災に大変なお金をつぎ込んできた静岡で、この場に及んでまだ、浜岡を動かしているのはなぜですか?事が起これば原発は安全には緊急停止はしなかったという、福島の事実があるにもかかわらずです。それを指示できない政府は、誰のための政府なのでしょうか?いまだに東電に好き勝手をやらしている安全・保安院は一体何の為の安全院なのでしょうか?無責任な原子力安全委員会等というふざけた名前の委員会はどのように、今回の責任をとれるのか、裸の王様の80歳になる知事やその取り巻きの副知事、原子力委員会の70代の御用学者に子供達の未来を託せるのでしょうか!

放射能の値一つ、正確に発表せず、事が起きてから二時間以上経ってから、東京で自分の頭を隠蔽しているおじさんが、ニコニコ笑いながら、残念な事が起きてしまいましたと、人ごとのように笑いながら言っている安全保安院。メルトダウンしていることを発言したとたん更迭された審議官!

今日地下鉄で霞ヶ関に行ったら、緊張感のない実態が解りました。官庁街の連中はいまは戦時中だと、非常事態宣言が出されて当然だという気持ちになっていないのです。

まず、東電の本社を福島に家族ごと移転させなさい!通産省の役人も、内閣の家族も原発が安全だというのなら、豪華な宿舎を原発の敷地に隣接して建てなさい。江戸時代の参勤交代制度を復活させるのです。東京から、福島や柏崎をコントロールするのではなく、彼らが作り上げてきた原子力世界の仮想世界の中に自分と家族を置いてみることです。原発事故はゲームの世界ではありません。人類史上最悪の状況なのです。バベルの塔の最上階に登ってきたように。

原子力事故は矢部史郎氏の言うところの、情報管理が「嘘と秘密を全域的にも恒常的にも利用する」都市で電化生活を享受する我々の『無関心』が、起こしたことなのでしょう。

そのために、福島、宮城、茨城の子供達が、何十万頭という家畜たちが、餌もあげられず目の前で衰弱していくのです。東電や政府や我々は、かわいがっているペットが放射能の檻に入れられて徐々に衰弱して倒れていく様をみれますか?福島の畜産農家、漁業関係者、農家をはじめ、福島の全産業、日本への観光客激減の責任をとれますか?

まだ、放射能の流出は止まっていません。この10倍、20倍と放射能の蓄積は続くのです、、、

世界で最悪のところは、今の日本です。この事実をしっかりと一人一人が受け止めてください。

午前4:30の値は、0.113〜0.149の間でした。これから東北に向かいます。



# by maxlabo | 2011-04-27 04:00 | 原発人災事故 | Comments(6)

今朝も同じような水準です。

0.083〜0.179ぐらいです。大体0.143ぐらいの値が出ています。福島からは相変わらずコンスタントに出続けているのでしょう。いっこうに収まる気配は無いからです。風が変わっても吹いてくる風には全て含まれています。多少の差はありますが、日本中同じような値ですね。私の計器は、α、β、γ、X線を計ります。政府発表は、γ(ガンマー線)だけだそうです。それでは三分の一ぐらいの値になってしまいます。α波は半減期も短く、紙も通さないと言いますが、身体の内部に入った場合は影響は大きいです。α、β、γ、それにX線も全て放射能です。身体に入ると細胞を傷つけたり、分子を崩壊させます。その許容量が、年間1ミリシーベルト以下なのです。勝手に20ミリに上げるのは、余りにも身勝手で到底許容できません。

今日も元気だ、空気は?0.083旨い!

気分良くなり例の溜まっている部分を見ると、きれいなところがだいぶ拡がってきました。

計ってみると、1センチでこの間より高めの3.751でした。

10センチでも、2.454。

子供の高さの50センチでは、0.437

 1メートルの高さだと、0.269

2メートルに上げてみると0.155で、ようやく戻りました。

これが、4月26日朝6時半の現状です。


明日は、東北に出張です。東北自動車道の各パーキングごとに値を計っていきたいと思っています。とくに郡山、福島では地表の値も計るつもりです。怖いですね。

ところで、2001年の三宅島の噴火の煙がどのように流れたかのアニメーションがこのように出来ています。

現在進行形の福島からの風のシミュレーションは作れないのでしょうか???






# by MAXLABO | 2011-04-26 06:30 | 原発人災事故 | Comments(4)

少しの変化で

一喜一憂をする必要はないのですが、だんだん下がっていた値が、今日は少し上がっています。0.077〜0.179ぐらいです。風は西風、高井戸のゴミ焼却場の煙が新宿方向に吹いています。室内は低いところと高いところの差が大きく、0.083〜0.215と場所により異なります。埃の積もり具合でしょう。床に近い方が高いですね。しかし、0.215という値は、1.88ミリシーベルト/年間です!年間の基準値1ミリシーベルトを越えています。本来はあり得ない値なのです。

どうして、文部省の値は低く発表するのでしょうか?計っている場所も、ビルの4階だ5階だと地表から離れています。地上1メートルと地上50センチ(幼児の身長)では値が違います。私の値は、三階です。屋上は4階にあたります。そこの1.5メートルの値です。1ミリシーベルト/年間の値を下回るのは、0.114マイクロシーベルト/毎時です。私の部屋は、それを上回っています。

屋上に上がって数値を計ってきました。2011.4.25. 07:34

屋上の1.5メートルの高さでは0.155です。少し高めですね。風は西風です。

これは50センチで、0.179とすこし上がりました。

10センチは0.281とやはり蓄積している放射能の影響を受けますね。

気を取り直して、目一杯背伸びすると2メートル。風も変わりうれしい、0.77です。

文部省の測定は、屋外で地表に近い値を示さないと、参考にはなりません。また測定位置(高さと屋内か屋外)を発表してください。









# by MAXLABO | 2011-04-25 07:43 | 原発人災事故 | Comments(1)

久しぶりに晴れました


富士山を見るのは久しぶりです。雨が降り続いていました。特に昨日の晩は相当量降りました。雨で相当量の放射能が洗われたと思います。


例のホットスポットの値も、1.9と前回の半分ぐらいまで下がってきました。私的には良かったですが、流れた先の川や海は?


雨が降っている間は、室内でもやはり少し高めでしたね。今朝は、0.113〜0.131で、だんだん下がっています。このまま、再爆発の無いよう願っています。しかし、東電と保安院が何も言わないときこそ怖いのは、解っているだけに不安要素はぬぐえません。

個人的に高気圧が来ると、地震を心配します。福島を襲わなければ良いのですが、、、。
# by maxlabo | 2011-04-24 07:22 | 原発人災事故 | Comments(1)

空気清浄機のフィルター交換

先日来、空気清浄機の集塵フィルターの放射線値が高いのが気になっていました。この間は全面の埃取り用のネットを洗いました。それで、洗面所の値を上げてしまいましたが、注文してあった交換用フィルターが来ましたので、早速交換しました。4年間が交換目安だと書かれていたので、ちょうど良いかな?と自分で納得しながら行いました。外したフィルターをビニールに入れたところの値です。
0.94と高い値ですね。先日の埃がついていたネットは、
と1.18で1マイクロシーベルト/時を示していました。年間では、10ミリシーベルトですからまずいですね。
新品に交換したら、0.191です。前面ネットの値も加わっているでしょうが、室内の0.17ぐらいより少し高めでした。前の蓋をはめて計ったら
0.125と下がりました。しばらく回して、排気側の値を計ったら、0.095まで下がっていました。
この分だと、しばらくは定期的にフィルター交換をしなければなりませんが、精神的には安心ですね。半日回したら、部屋の中の値も0.13ぐらいまでは下がってきたようです。まだまだ拭き掃除が必要ですが。

雨の中、風も強く舞っていて、外気の値は大きく変化しています。0.077〜0.215まで、雨にはやはり放射能が含まれているようですね。

問題は、いつまで政府は無責任に東電に処理をやらしているのでしょうか?いつになったら、あほな保安院を解体して、監視委員会を設置するのでしょうか?いつになったら、安全な発電を行うのでしょうか?一日経てば、それだけ放射能の放出は増えていきます。福島市内ですら年間被曝量を数十ミリシーベルトに達するのに何もせず、子供達を危険な目に遭わせているのでしょう。賠償金のことを考えて範囲を狭めているのだとしたら、霞ヶ関を即刻家族ごと福島に移転するべきです。その上で、規制引き上げを決めてください。怒りで手が震えています。

日弁連会長声明は当たり前のことです。現在進行中の原発事故を何事もないように情報操作するテレビや新聞に怒りを覚えます。そして数値の意味が分かる科学者の怒り、恐れをもっと、表現しなければ、戦争遂行に傾斜していった戦前の知識人と同じになります。この事故がNYの北200キロで起こっていたら、どのようにアメリカのマスコミは報道するでしょうか?どのような判断をアメリカ政府は行うでしょうか?いまは非常時だという心構えと行動が行われていません。

この場に及んで、浜岡を停止できない政府は我々の政府なのでしょうか?それとも、ゾンビー集団なのでしょうか?



# by MAXLABO | 2011-04-23 22:39 | 原発人災事故 | Comments(4)

計画停電と節電

政府が呼びかけて、関連各省庁が訳も分からず安全も、仕事も犠牲にして節電を行っています。火力発電所も動いてきて、もう足りているのでは無いのでしょうか?火力発電所の再開をわざと送らせているという声も聞かれますが、本当にそうなのでしょうか?節電で道路は街路灯がほとんど消えて、とても暗い危険な町になっています。歩道灯はついていますが、車のナトリウム灯はほとんどが消えています。以前は確かにつけすぎでした。だからといって全部消すのは大変危険です。交互にしたらいかがですか?それでも半分は節約できますよ。お店の看板を消えて、営業中なのか解らないぐらい暗くなっています。こちらもやり過ぎですね。電気が足りないのは昼間です。

影響のない大阪に行くと夜の看板の光の洪水に驚きます。それに比べると、今の東京は落ち着いた大人の雰囲気があります。しかし極端です。この分で行くと喉元過ぎれば、早く過ぎて欲しいですが、熱さ忘れてすぐ前の洪水状態になるのでしょうか?折角、省エネ電球やLEDになるのでしたら、電球色の外灯の方が情緒があるのですが。

もっとも白熱電球なら省エネ電球は効果がありますが、蛍光灯からLEDに換える意味があまりないように思うのですが。トランス方式の電源を電子式に換えるだけで十分だと思いますが。第一、いままでは職場も蛍光灯のつけすぎですね。ただ半分にすればいいのではないでしょうか?

しかし、その計画停電がどうしてもうさんくさい。誰が勝手に決めたのか?東電に病院や施設の安全を脅かし、電車を止めて、全産業に損害を与える権利があるのだろうか?ピーク時の節電をすれば十分こなせるはずではないのか?疑問が沢山あります。計画停電は必要のない脅しでは無いかと!生産や安全を犠牲にして良いのだろうか?どうしてその論理が出ないのだろう?マスコミの役割がまったく果たされていません。

それに対して、原発に対しての孫さんの提案と行動は素晴らしいですね。特に記者会見での正義感あふれた内容には思わず拍手と目頭が熱くなりました。


今朝早朝の値は、少し高めでしたが、雨がやんでからは、0.077〜0.125ぐらいです。相変わらず部屋の中の方が高く、0.173平均で、掃除をしていますが、なかなか下がりません。空気清浄機のフィルターではないかと疑っています。

# by maxlabo | 2011-04-23 03:41 | 原発人災事故 | Comments(2)

今日の値

今日も昨日とあまり変わりませんが、少しづつ値は下がってきています。0.077〜0.134というところでしょうか?10分間の平均を見ればデータとしてはより正確ですが、最大値を知りたいので、3秒ごとの設定にしています。それでも、ときどき0.055が出るとほっとしますね。それ以下はまだ見たことがありません。大気の値が下がってくると気になるのは室内の値です。0.137〜0.197などの高い値を示しています。ちょっとしたくぼみとか部屋の隅などが高いです。強力な掃除機、排気のきれいなタイプですね、放射能にはしっかりしたフィルター方式の方が良いようです、でしっかりと掃除、そして、濡れぞうきんがけが効果がありますが、3回ぐらい掃除しないと値が下がりませんね。掃除機のフィルターや空気清浄機のフィルターにも溜まります。

でもその値は、福島値よりはるかに低いから大丈夫ですが、学校の許容量を1ミリから20ミリにいきなり上げる暴挙は誰が決めたのでしょうか?中央官庁の役人の指導なら、妻子を福島に住まわせるべきです。発電所から北西の方向には濃い放射能が飛来して雨が降ったのです。一月経ってようやく福島の値を公開し始めた姑息な手段に憤りを感じています。

問題は水道水です。こちらも一挙に規制値が20ベクトルにあがりそれ以下はなんと!未検知と言うことにしました。未検知ではなく関知せずということでしょう。発表できない値になっているからだと思います。室内はマスクをして掃除すれば、かなりは防げますが。飲み水は内部被曝になります。こちらは、RO膜で自衛しなければなりませんが、現在は価格が暴利です!大量に仕入れて求めやすい価格帯にしないとなりません。

# by maxlabo | 2011-04-22 09:57 | 原発人災事故 | Comments(7)

一つの嘘から全てが失われる

全ては、東電の初動作業の遅れから始まりました。そしてやるべき時に問題を先送りにする無責任な中央官庁の役人の怠慢と弁明に終始する政府の大きな嘘から始まったのです。水素爆発の前の海水投入。水素の逃げ道。昼夜突貫の電源普及工事。やるべき手はいくらでもあったはずです。それを小手先の弁明に追われているから、大局を見失ったのです。首相の無策と官房長官の嘘は大罪です。放射能は年間蓄積量が大きな影響を及ぼすのです。

今は非常事態なのです。放射能との大戦争の真っ最中なのです。その前線の部隊に、極めて限定された兵力だけを固定して投入しているだけです。東電の首脳陣は、退職金辞退だけで現場から逃げようとしているのです。地震津波の復旧も復興もそれを行う前提が揺らいでいるのです。どうしてか休眠中だった火力発電所や揚水型発電所の活用で、5700万KWまで供給できるとようやく内部資料が流出しました。それならば、いますぐ危険な原子力発電所は止めるべきです。それを行いたくないために、大嘘を言っているのでしょう。

福島第一の収束には、一企業や関連企業の限られた知識ではなく、広く他の産業にも教えを請うべきです。そのためにも非常事態宣言を出してそれこそ、国民全員が事実を認識すべく、正しい数字、現状を使えるしか有りません。いまだに放射能メーターは全世界的に品不足です。LEDを売る前に電気メーカーは測定器を大至急大量生産して、国民に渡すべきだと思います。その上で、各自が判断するしかないのです。放射能が漏れ続けて一月以上、いまだに流出は止まらないからです。東京の私の家でもこれだけの汚染があると言うことは、放射能の降灰は東日本全体を広く覆っているからです。セシウムの数値は広く関西地方まで拡がっています。

毎日公表される文部省のデータでは、「全国大学等の協力による空間放射線量」の一日の値が一番近いと書きました。4/194/18と毎日公表されているのですが、この試みが開始された直後の3/30の値の文京区の数値を見てください。この数値はほぼ私の記録と一致します。すなわち0.3マイクロシーベルト/時間平均なのです。24時間の総量は6ミクロシーベルトに達していました。そして、ようやく4/12になって関西の数値も入って来る様になりました。この全国の大学の値と各都道府県が公表している値には2〜3倍の開きがあります。二割〜三割ではありません。

この一ヶ月間の積算が、屋上の吹きだまりの数値に表れています。昨日は、大雨が降りました。どのくらい数値が下がるかと期待していました。3〜4割は流れてくれたようです。その分、川や海は相当な量の放射性物質が流れていったのでしょう。

今朝の屋上のきれいな部分は、ごらんのように0.46ぐらいまで下がってきました。すぐ隣の花粉や黄砂の残っている部分は

この値2.5も以前から比べると半分ですね。

例の場所も6割ぐらいになりました。大雨は相当効果がありますね。しかし、これが土の土壌だと地中にしみ込んでいきます。地表の部分を取らなければいけないでしょう。

今日の大気は、0.125でまあまあです。これでも文部省の値より二倍ほど高いですが、、、。


問題は室内の累積汚染です。空気清浄機のフィルターの値が1.18と高いのです。
驚いて、流しでこのゴミを洗ったら、洗面所の数値が0.3ぐらいで一辺に3倍になりました。いくらは洗っても下がらないのでよく見ると、洗面のゴミトラップに清浄機の綿埃がこびりついていました。正常な数値に戻るまで三回も洗剤でごしごし洗いました。汚れは外で流さないと洗面所があとから大変です。

ふーっ!

追加写真(下欄のコメントから)

それでも、5〜6マイクロ有った値が下がってきて良かったです。










# by maxlabo | 2011-04-20 08:01 | 原発人災事故 | Comments(5)

年間被曝量について

年間被曝量についての値変更が、どんどん行われています。本来、通常の人が一年間に被曝して良い限界は1ミリシーベルトでした。時間あたりだと、1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト÷365日÷24時間ですから0.114マイクロシーベルトです。毎日、お伝えしている東京の私の値は、0.135平均ですから、年間被曝量を超えています。原子力の仕事に専門的に携わる方でも、20ミリシーベルト/年間でした。今回はそれでは間に合わないから、100ミリシーベルトにしろと変えました。そして厚生労働省が、それでは間に合わないから250ミリシーベルトにしろと突然変えました。現状では57ミリシーベルトですから、四時間半働いたら限界を超えます。専門の労働者を数千人集めないと、作業が出来ないと思います。今回はそれをなんと500ミリシーベルトにするといっているのです。余りにも非人道的な事です。

当初から、皆さんの最大の不安は、東電も政府も本当のことをいっていないという不信感です。容器が壊れて要るということは、地震の八時間後には発生しています。それなのに、その事実を一ヶ月も伏せたまま、避難勧告を出したのです。文部省の放射線量は最小値を示しています。私の実測値では、水戸の値と一致しています。すると水戸の値は、もう三倍高いということです。文部省関係の数値では、「全国大学等の協力による空間放射線量」の文京区の値が一番近いです。この数値もどんどん消えていきますから、PDFをダウンロードしてください。

# by MAXLABO | 2011-04-19 12:31 | 原発人災事故 | Comments(1)

クーリングタワー

今の政府はレイムダック化していますから、責任ある強力なリーダーシップを発揮できる人にでて欲しいのですが、本当に政治家には人材がいません。それは野党の自民党にもいえることです。自民党がだらしないから、小沢降ろしばかりを画策しているから、消去法で今のようなことになったのです。自民党の各政権、現在の首相、幹事長、官房長官、経産相の責任は大変重いです。また、東京電力の首脳陣は何とか逃げ出すことを画策しています。しっかりと刑事訴訟をしてこの大罪の責任を明らかにしなければなりません。
 
しかし、現場に行かないで、どうして実情が解るのでしょうか?原発事故などという思ってもいなかったことで、ご遺体も放ったままで、家畜もそのままで強制的に退去された人達、また、実際には大変な降灰があったのにその事実を知らせず、一月も高濃度の地帯に放置されたエリアの人達。役人の事なかれ主義と監督不行届の政治が招いた大罪です。想像力を欠いた学者達、金まみれになって本来の道を外れてしまい、取り返しのつかない道に国民全員を引導してきた罪は大きいのです。

問題は、現状の打開策です。海水をとりこむ今の冷却方法では無く、外部に冷却循環装置を作るのが一番早い方法でしょう。原子炉そのものを囲む大型水槽を作り、何重にも囲むしか方法はないように思えます。問題は直下型の地震ですが、このまま何もしないで、原子炉自体が壊れるよりマシです。その水の処理ですが、日本の原発は直接海水で冷やす方法をとっています。四方を海に囲まれた環境だからとってきたともいえるのですが、54基の原発が海に出す熱は膨大です。

一説には、大河の流水量にも匹敵する毎秒70tもの大量の水を瞬時に7度も上げる熱が排熱されてます。その膨大な熱を海水を直接取り入れて冷やすという、安易な方法をとってきました。CO2による地球温暖化といいますが原子力発電所が直接海水を温めている量は莫大なエネルギーになります。海水で直接冷やすのはおそらく日本だけの仕組みではないでしょうか?ヨーロッパの欧米の原発プラントは遠くからでもすぐ解ります。
このような巨大なクーリングタワーが林立しているからです。高さは120mもある煙突は、煙突下部に冷たい水を流し、煙突の中で暖まった熱交換水が噴霧され、下から上がってくる大量の空気に冷やされ冷たい水となって循環されます。気化熱を利用した巨大な熱交換機です。プールに溜めた水を再冷却して何度も使用しているのです。ヨーロッパでは、排水の温度規制が厳格で生態系を壊す恐れのある温水の排出は出来ないからです。今回の様な安易な海への汚染水排出は考えられない犯罪行為です。事が収束したら、収束できたら、周辺諸国から賠償請求が来るかも知れません。
この写真を見れば、いかに冷却塔が巨大な物か解ります。この施設を最初から持っていれば、真水しかないし、その水を繰り返し使えるわけですから、今回の様な海洋流出の事故にはならなかったはずです。今となっては汚染された水を直接空中放出は出来ませんから、間接的な冷却になるでしょうが。

全ての原子力プラントを順次停止していくことが、この狭い地震や火山の列島に住む私たちの義務だと思います。浜岡だけは即刻停止です。そして燃料棒の安全な保管施設を作らなければなりません。

***********************************

今朝は雨が降っています。午前六時の杉並の値は、0.161〜0.215で高めです。風が東北方向からなのでしょうか?



# by maxlabo | 2011-04-18 22:10 | 原発人災事故 | Comments(1)

早く浜岡を止めなくては!

浜岡原発に、今回のような地震が来たら、事故の規模は福島よりはるかに深刻です。東海道メガロポリスを直撃するだけではなく、静岡、神奈川、愛知、長野、山梨、そして東京にも甚大な被害が及ぶからです。今回の福島の地震はマグニチュードは9.0というとてつもない大きさでしたが、海岸から200キロ近く離れていましたし、深さも25キロでした。しかし、浜岡では直下型の地震が来るといわれています。今回の福島でも、電源関係は津波に流されましたが、原子炉そのものの破損は、震度6強の地震で起こったともいわれています。浜岡ではやはり古いGE製の福島と同じ型の原発が動いています。

これだけの災害に発展してなぜ、中部電力は直ちに止めて、安全を確保しないのでしょうか?なぜ国の安全・保安院という名前の組織は、止めさせようとしないのでしょうか?現状でも取り返しが付かない状況なのに、なぜ、安全第一に考えないのでしょうか?

今回の地震を契機に日本列島は、地震と火山の活動時期に入ったそうです。300年前の富士山の噴火も東南海地震がきっかけでした。東の北米プレートと西のユーラシアプレートそこに食い込んできているフィリピンプレートのその一番危ない位置に浜岡原発はあるのです。

浜岡の位置は、静岡の御前崎です。東名道路・新幹線・国道一号まで20キロ有りません。福島と同じ事が起これば、この三つの大動脈は使えなくなるのです。失礼な言い方になりますが、影響力は福島とは比べものがありません。鳴り物入りで、税金を投入して作った富士山空港までも25キロです。浜松、静岡も40キロです。ここに福島と同じような老朽化した原発がまだ動いているのです。関係者の想像力の欠如は、度し難い物があります。この場に及んでも自分だけは大丈夫と思いたがっているのです。

この原発や福島の原発を作られたGEの元技術者菊地洋一さんの訴えを是非聞いてください。

http://youtu.be/gNWVljrvl3o

http://youtu.be/Rbj-vPouRxg

今日の値は、0.077から0.099ぐらいです。時々、0.055などという数字も見ました。こんな低い値は初めてですが、部屋に戻ると、0.135〜0.177ぐらいでした。部屋中が汚染されているのでしょう。でも、どうやって掃除をすればいいのでしょうか?






# by maxlabo | 2011-04-17 16:01 | 原発人災事故 | Comments(9)

外国人観光客の来日減少

いつもは、外国人観光客で溢れている浅草もほとんど外人の姿を見れなくなったそうです。やむを得ないビジネス客を除き、一般観光客はほとんど東京には来ません。原発問題が片付いていないときに観光客が来ないのは当然です。東京のホテルの稼働率は三割程度に落ち込んでいます。動かないのは外人観光客ばかりではありません。国内の旅行も大幅に自粛されています。

中国人観光客の大盤振る舞いに潤っていた秋葉原や銀座の落ち込みも大変大きく、死活問題になってきました。原発事故が終焉しなければ、日本に観光に来る人は激減するのは目に見えています。官民が癒着してきた原発推進が、神の逆鱗に触れて農業、漁業、工業、産業、観光にも大打撃をあたえているのです。

この場に至っても、まだ原子力発電を温存しようとする思惑が、事実を事実として伝えない会見報告になっています。特に官房長官の会見は、常に言質を取られたくない弁護士特有の言い回しで、矛盾した話ばかりです。その象徴が「直ちに影響はないが、、、」という言い回しに現れています。無責任な避難勧告、自主避難などと言う曖昧な表現で混乱に輪を掛けています。専門家を使わない理由は、事実を言われたくないからだと思われてもしかたがありません。東電と通産省による癒着構造が真実を告げられない記者会見に現れているのです。

放射能をまき散らしている状況が止まらない以上、年間被曝量も増えていきます。数字をごまかすための年間被曝量の上限を1ミリから20ミリシーベルトに上げる暴挙に現れているのです。安全・保安院という名の胡散臭い存在が無くならない以上、この大本営発表の茶番劇に付き合わなければならないのは、我が国の悲劇です。ばらばらの原子力行政を一本化できずにどの様に処置していくのでしょうか?基準が安全というなら、関係省庁の会議を福島に移動して、現場で指揮を取るべきです。決定権のある参謀が遠く離れた東京で安穏としているのでは戦になりません。現状では敵は本能寺にありです。

外国の友人と話すと、いつまで日本にいるのだと常に訊かれます。日本沈没のストーリーが現実になたのです。日本産の食べ物が輸入規制を受けているように。これから日本人はいろいろな差別を受けることでしょう。高級ホテルやレストランには入れて貰えなくなりかもしれません。空港には日本から来た旅客は、入国する前に特殊な部屋に入れられ、放射能をチェックしなければ入れて貰えなくなる恐れもあります。世界のとくに近隣の諸国の日本を見る目が、羨望から誹謗に変わるでしょう。戦後日本が営々と築き上げてきた安全・平和という大事なイメージが大きく損なわれたのです。

関係者の「想定外だった」と言う言葉は、本当に大きな意味を持ってくるのはこれからです。私の屋上の吹きだまりに溜まった放射能の値をみて、様々な専門家が、計り方がおかしいとか、嘘を言っているとか、計器が汚れているとか、いろいろなことを言われているようです。私の計器は放射能を検知して警告を出すタイプです。アルファ、ベータ、ガンマ、X線を計ります。セシウム137を計測しています。3秒ごとに放射能をカウントしているのです。正確な量は10分間の平均値を出すのですが、三秒おきに更新される方が検知器としては使いやすいのです。

屋上の花粉と黄砂が溜まった場所には放射能を出す物質が溜まっています。最大値では6〜7μシーベルト毎時をだしています。その他の平均レベルも1〜2μシーベルト毎時です。計器をその上に置いたら大きな値が出るのが当たり前だと言われました。第一、そんなところに座らないだろう!?とも言われました。でも、屋上の値はどこの吹きだまりでも同じです。雨に流されてきたゴミが溜まっているところはこの値より濃くなっています。そんな場所が、至る所にあり、そこで子供達が遊んでいるのです。学校の校庭も公園の芝生の上も、砂場でも同じ量の放射性物質が降り注いでいるのは事実です。福島の人災がなければ、あり得ない高度のレベルがです。

一日も早く、放射性物質が空気中や、海中に流れ出すのを止めて下さい。現在の空気中の平均レベル0.135μシーベルト毎時が発生以降の一ヶ月で、97μシーベルトに達しています。年間にすると1.17ミリシーベルトです。1ミリを越えているのです。文部省発表のレベルは私の計器の半分を示しているようです。計っている場所が地上から離れている4〜5階の室内で計っているそうです。安全率を取りたいのでしょう。私は最高値で考えていきたいです。安全を考えればあたりまえでしょう?


# by maxlabo | 2011-04-14 21:59 | 原発人災事故 | Comments(8)

なぜ原発は推進されるのか

なぜ原発は推進されるのか

(理由1)原子力産業や建設会社などが原子力で儲け続けるため不公正な圧力を加えているから
(理由2)費用をすべて電気料金に上乗せできるから
(理由3)過疎で悩む地元に莫大なお金を落とすから
(理由4)原発推進のためにすごいお金をかけてPRしているから
(理由5)原子力技術を持っていればいつでも核兵器をつくることができるから
(理由6)政策決定に市民が参加できないから

そしてもう一つ重要なことがあります。それは私たち市民(国民)全体の問題です。

(理由7)政策決定に市民が参加しようとしないから


http://www.nuketext.org/suishin.html

そして、原子力発電所と地震の関係について、2008年にまるで予測するかのように丁寧に書かれています。

http://www.nuketext.org/earthquake.html


原子力発電がなぜ止められないかを説明したわかりやすいサイトです。是非ごらんになってください。

原子力資料情報室の放射線測定結果が発表されています。



# by maxlabo | 2011-04-14 00:02 | 原発人災事故 | Comments(1)

このサイトについて

親しい友人向けに作ったサイトでしたが、一昨日、文章と写真を無断引用されてから、アクセス数が異常な数字になりました。自分の意図した方向ではなく引用されているので、当分の間、数値の公表を控えさせて頂きます。

発生当時の異常値に比べ、今は、だいぶ落ち着いてきました。このままの推移で落ち着いてくれればいいのですが。異常がでたときにはお知らせするつもりです。

ご了承ください。
# by maxlabo | 2011-04-13 18:22 | 原発人災事故 | Comments(3)

4/13 朝5時台

今日も良い天気、穏やかな朝です。値も0.077から0.125ぐらいでさほど高くなくてうれしいですね。


そうそうビニールに入れてくださいという声もあったので、冷蔵パック用の袋に入れてみました。

コンクリートの上ではなく地面では?という声にお答えして、計ってみました。裏庭の草の上なのですが、0.371です。


まあまあですね。雨が効いたかな?でもすぐ隣のコンクリートの上では、1.00でしたね。


気を取り直して、パジャマのまま、近くの公園へ行ってみました。まだほとんど歩いていないから大丈夫です(笑)

おっ!0.473は前より下がっている大雨の効果は大きいようです。それでは土の上は?


0.389です。こちらも下がっていますね。念のためその隣で計ると、、、


少し高くなりましたが、0.575です。この数値なら以前よりだいぶ下がってきています。

このまま落ち着く方向に行ってくれれば、雨が降るごとに下がっていくでしょう。そう願いたいです。

 
屋上の汚れを水で流したらどうなるかの実験もしてみました。空気は0.88でいい値ですね。うれしいです。屋上の値は10センチ程度離れると1.000ぐらいで、屋上の平均値です。水を流すと半分ぐらいになりました。



左手に計測器、右手にカメラで中腰なので、ふらふらしています。見にくいかも知れませんが、、

結果はだいぶよくなるみたいです。日曜日に高圧洗浄機で洗うことにします。


記事や写真・動画の無断引用をお断りいたします




# by maxlabo | 2011-04-13 06:29 | 原発人災事故 | Comments(7)

4/12 屋上の値



今日の値です。少しは下がっているのでしょうか?

記事や写真・動画の無断引用をお断りいたします
# by maxlabo | 2011-04-12 21:51 | 原発人災事故 | Comments(2)

4/11 月曜日

今日で、大地震・大津波の日から一ヶ月が過ぎました。現地の人々の復興への努力と忍耐、自衛隊・消防・警察・役場の方々、そしてボランティアの方々の努力に感謝いたします。

しかし、問題は福島です。政府の隠蔽、嘘に嘘を重ねる官房長官、専門家を更迭してすげ替えた、素人のな審議官、相変わらずの御用学者と東電の態度・・・・・・・・・。

今すぐに、安全に止めないと間に合わないその他の原子力発電所なのに、その声さえ出てこないマスコミの情報操作。大本営発表をそのまま載せる大新聞とテレビ、、、

なし崩しにされる放射能の年間許容量。

今日は、お花見もしないうちに散り始めた悲しい今年の桜の花が舞い始めました。

東京としてはまあまあの値ですが、0.149は相変わらずの高レベルです。


いつもの屋上の吹きだまりはこのような感じです。本当は屋上のコーティングをしなければならない時期だったのですが、今度はつるつるの防水加工にしなければと思っています。


先日よりは幾分下がってはいますが、まだこのような5.877という高い値です。年間被曝量に換算すると、5.877×24時間×365日は、51.482ミリシーベルトです。とっくに避難勧告がでていい値ですね。


そこから、50センチ離れると0.281まで下がります。離れていればいいのですが、この放射能を吸い込んでいると、子供達はどうなるのでしょうか?


その他の屋上は、2.783と半分ぐらいですが、これでも、24ミリシーベルトの被曝量です。原子力発電所で働いている人の妊婦以外の方の許容量です。

政府の発表している値は、意図的に最小値なのでしょう。学者達の良心を疑います。

西の空には、雨雲が迫ってきました。強い雨が洗い直してくれればいいのですが、、、。その雨は、やがて海を汚染します。低濃度といわれている汚染水を海洋に投棄した国際法違反のつけは、日本国民の税金で賠償金として支払うことになります。政府と民社党の党員から支払ってもらいたい物です。もちろん、今まで原子力を推進してきた自民党の原子力族も、研究費という注射を打たれ続けてきた御用学者も例外ではないのです。また外国によって戦犯の裁判が行われるかも知れません。ターミネーターの映画のラストシーンみたいな黒い雲が襲ってきます。放射能に満ちた黒い雨が。



記事や写真・動画の無断引用をお断りいたします


# by maxlabo | 2011-04-11 16:17 | 原発人災事故 | Comments(16)

高速道路の節電?

国土交通省発表 直轄国道及び高速道路における節電の取り組みについて

電力不足に対する政府の方針を受け、直轄国道及び高速道路において照明灯の消灯による節電を行っています。

直轄国道では、3月24日までに、東京電力と東北電力、北海道電力から電力供給されている50Hz区域内の道路照明灯約14万灯のうち、交差点部等の点灯が必要な箇所を除き、全体の約4割の約5万6千灯を消灯しました。この消灯による節電効果はおおむね1.3万kW程度と試算されます。

また、50Hz区域以外の道路照明灯約13万灯のうち約1割で順次消灯を行っています。さらに、照明灯以外の節電として、全国のトンネル約1千2百本のうち約4割で減灯・調光を順次行っています。

高速道路では、3月24日までに、東京電力と東北電力、北海道電力から電力供給されている50Hz区域内の道路(トンネル部を含む)の照明約31万灯のうち、安全上特に必要とされる箇所を除き、全体の約5割の約14万9千灯を消灯しました。また、50Hz区域以外の照明約52万灯のうち約2割で順次消灯を行っています。

利用者におかれましては、これまでの道路照明と比べて、明暗の差を感じる場合がありますので、夕刻の早めの点灯など、安全には注意して走行していただきますようお願い致します。

■節減効果の試算 
○直轄国道での節減量:おおむね1.7万kW程度節減されると試算されます。
   ・50Hz区域での照明灯消灯   :おおむね1.3万kW程度節減(56,400灯×230W)
   ・50Hz区域外での照明灯消灯 :おおむね0.3万kW程度節減(14,600灯×230W)
   ・トンネルの減灯、調光  :おおむね0.1万kW程度節減※
               (※ 計画箇所を全て消灯又は減灯・調光した場合の試算)


政府の要請を受け、国土交通省は国道と高速道路の半分近くを消灯しました。

これを作った、役人どもは実際に道路を走ったことがありますか?要請を受けた高速道路会社は、この暗さで安全を保てると本当に考えているのでしょうか!

政府がいったから、利用者の安全をないがしろにして高速道路の重要な明かりをどうして消せるのでしょうか?トンネル内の明かりを半分にするのはまだ許せます。元々明るすぎるからです。しかし、右側の明かりを全部消すのはいかがな物でしょうか?全体を一つおきに消すべきです。そうすれば道しるべの役割をしているトンネル内の安全も保てるでしょう。

問題は、本来安全のために設置しているナトリウム灯です。出入り口を示す明かりが手前と合流後の一灯づつ消されています。これは危ない!本来安全のために付けてある明かりを消す理由が分からないのです。また中央高速のようにトンネルが連続するようなところの間で付いていたナトリウム灯も全て消されています。トンネルからでると真っ暗になります。一つおきに消しても節電量は半分なのでは無いでしょうか?

八王子を過ぎて、都会になったところの今までも異常に多かったところは消しても良いでしょうが、これも安全のため左右を交互にして半分か三分の一にして欲しいです。

驚いたのは、真っ暗に消された国道の道と高速道路の入り口を示す看板の明かりも消されていることです。これは危ないし、入り口が解らなくては利用できません。通り過ぎて引っ返すときの事故も懸念されます。国道も三つに一つぐらいは付けてください。交通事故ばかりではなく防犯上も必要です。今回の原発事故は、きっかけは津波ですが、それにじゅんびおを怠ってきた政府の責任です。その後も安全を脅かすような節電を行ってその結果責任は誰が取るのですか?

責任逃れをしている役人達といわれたから不便でも決まりを守る子役人のアタマの硬さと想像力のなさに驚きました。真っ暗な国道や高速道路は生命の危険です。早急な改良を望みます。




# by MAXLABO | 2011-04-10 17:38 | 節電 | Comments(5)

長野県茅野市の値は

木曜の夕方、加藤さんのお宅に寄ってから、茅野まで入りました。暗くなる頃諏訪のインターを出ましたが、車の数が少ないのと、街が暗いです。ここは60Hz地域だから関係ないように思うのですが。

東京は桜が咲き、ようやく花粉症が治まってきましたが、当地は花粉の真っ最中。家の中でどんどん目がかゆくなり、アレルギーの目薬を探したけれど見付かりません。もう、一杯やってしまったので、外に買いに行くことが出来ません。仕方がないからがまんして明日も早いので早めに寝てしまいました。気がついたのは、12時半頃でしょうか。つけっぱなしだったテレビがしきりに地震速報を話しています。マグニチュードは7.4、震度は6強ですから、余震とは呼べないぐらいの大きさです。

すっかり目が覚めました。震度6強の地震で、また原子力発電所がやられなければいいのですが、何かあってもすぐに知らせないのが、東電や政府の方針ですから、不安が募ります。夜中の地震で、また津波警報が出ていますから、この寒さの中を必死に高台に上がられている方々の多いと思います。

地震や津波に加えて、目に見えない放射能からも逃れなくてはいけないのは、本当に不安なことです。原発が安全ではないことは、人里離れたところに建設されることでも解りますね。でも、アメリカやロシアと違って日本は狭いのです。放射能の拡散では500キロはあっという間の距離です。チェルノブイリでも700キロも離れたところがもっとも被害が出ました。知らない間に襲われたのです。

日本の気象庁もようやく汚染予想図を出し始めました。でもあくまでも外国向けです。正確な情報を当てないように努力しているようにしか見えません。全国の放射能レベルをみても、最低値を示しているのか、ビルの5階の以上の室内のレベルでしょう。道路は積もった放射能でレベルが高いからです。



# by maxlabo | 2011-04-09 21:29 | 原発人災事故 | Comments(0)

4/7

今日は曇りです。暖かい朝ですね。6時45分頃の値は0.155
こんな物でしょうか?

大雨が欲しいですね。でも、そうすると濃度の濃い水が道路を流れ、下水から川へそして海に出て行きます。この値が関東平野一面に拡がっていると、東京湾の濃度も上がりますね、、、。

京都大学原子炉実験所 
小出裕章先生のインタビューをぜひ聞いてください。



# by MAXLABO | 2011-04-07 09:17 | 原発人災事故 | Comments(0)

4月6日水曜日

今日は穏やかで、昨日と比べるとはるかに暖かい朝です。

昨日と同じ風景ですが、霞が掛かっています。ベランダのレベル0.299は同じ具合です。



空気中はだいぶ落ち着いて0.095あたりにいるのですが、、、後ろの桜がかわいそうです。



しかし、吹きだまりのれべるは昨日と変わらないかの6.282、少しだけ上がっているような、、、

この黄色の砂は、黄砂と花粉と排気ガスと放射能物質です!

半減期の短いヨウ素ではなくセシウムが舞っているからでしょう。

早く雨がふってほしいのですが。

雨が降ると、下水に流れ、最終的には下水処理場に行きます。

そこで沈殿され最後は、泥は絞られ、加熱されてペレット状になります。

自治体ではその値を是非計って公表して欲しいです。

でも屋上だけではなく公園の砂場も同じようなレベルなのでしょうね、、、。

6.28をこのままの値で一年間被爆すると、6.28×24時間×365=55ミリシーベルトです。

その値は、下記の表を参照すると、、、




放射線量の大きさに対する人体の影響

単位はミリシーベルト (mSv)。1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト。

実効線量内訳
0.05     原子力発電所の事業所境界での1年間の線量。
0.1 - 0.3   胸部X線撮影。
1       一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度(ICRPの勧告)。#被曝の対策を参照。放射線業務につく人(放射線業務従事者)(妊娠中の女子に限る)が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい放射線の限度。
2       放射線業務従事者(妊娠中の女子に限る)が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい腹部表面の放射線の限度。
2.4       一年間に自然環境から人が受ける放射線の世界平均。
4       胃のX線撮影。
5      放射線業務従事者(妊娠可能な女子に限る)が法定の3か月間にさらされてよい放射線の限度。
7 - 20    X線CTによる撮像。

50     放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1年間にさらされてよい放射線の限度。

100     人間の健康に影響が出ると証明されている放射線量の最低値(これ以下の放射線量についての健康被害は長期的なものを含めて一切証明されていない)。放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が法定の5年間にさらされてよい放射線の限度。放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1回の緊急作業でさらされてよい放射線の限度。妊娠可能な女子には緊急作業が認められていない。
250     白血球の減少。(一度にまとめて受けた場合、以下同じ)福島第一原子力発電所事故の処理にあたる放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1回の緊急作業でさらされてよいと特例で定められている放射線の限度。
500    リンパ球の減少。
1,000   急性放射線障害。悪心(吐き気)、嘔吐など。水晶体混濁。
2,000   出血、脱毛など。5%の人が死亡する。

3,000 - 5,000  50%の人が死亡する。(人体局所の被曝については3,000 : 脱毛、4,000 : 永久不妊、5,000 : 白内障、皮膚の紅斑)[11]
7,000 - 10,000  99%の人が死亡する。




# by maxlabo | 2011-04-06 06:54 | 原発人災事故 | Comments(1)

4月5日火曜日

よく晴れた日です。空気中に放射能(0.269)がなければどんなにすがすがしい日でしょうか?


値が高いのは屋上のたまった放射性物質の所為です。


その値は、なんと5.77マイクロシーベルト/毎時ですから、24時間×365日=8670倍しますと、50545マイクロシーベルト=50.5ミリシーベルト/年間です。これが今の東京の地面、屋上の値ですね。



# by MAXLABO | 2011-04-05 08:26 | 原発人災事故 | Comments(0)
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