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焼き肉店食中毒、横浜市の患者は6人 3県で計66人

2011年5月3日23時51分

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 富山、福井両県の焼き肉チェーン店で生肉のユッケなどを食べた男児2人が死亡した食中毒で、横浜市は3日、神奈川県内の同系列2店で食事した横浜市の6人に下痢などの食中毒症状が出たと発表した。うち入院中の女性は意識障害があるが、命に別条はないという。厚生労働省などのその後の調べで、女性は20代ではなく、19歳と判明した。

 これで患者は3県で66人に達し、うち腸管出血性大腸菌のO(オー)111などが引き起こす溶血性尿毒症症候群(HUS)やその疑いがある重症者も24人に上る。

 横浜市保健所によると、6人は10歳未満1人と10代2人、大人3人で、全員が生肉のユッケを食べたという。入院した女性は「焼肉酒家えびす横浜上白根店」(横浜市旭区)で4月19日に食事した。このほか2人が24日に同店で、3人が25日に同藤沢湘南台店(藤沢市)で食事したという。

 横浜市は厚生労働省の情報提供を受け、4月28日と今月2日の2回、市内の上白根店と同若草台店(横浜市青葉区)の2店を立ち入り検査した。県内の系列全4店は4月29日から営業を自粛している。

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