東日本大震災 津波のつめ跡が色濃く残る福島・相馬市の浜辺で結婚式
津波のつめ跡が色濃く残る福島・相馬市で3日、結婚式が行われた。
浜辺でキスをした新郎新婦は、がれきの前で永遠の愛を誓い合った。
結婚式を挙げたのは、相馬市の幼稚園に勤める高橋 司さんと、メキシコ人のリリアナ・ボカネグラさん。
2人は、3月25日にメキシコで式を挙げる予定だったが、震災で見送りになった。
しかし、新郎の知人がインターネットを通じて知り合った東京のヘアメーキャップアーティストが協力を申し出て、結婚式が実現した。
高橋さんは「スタートを切る元気っていうか、決意ができた。この海と一緒に生きていきたい」と話した。
(05/03 18:56 福島テレビ)