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プーチン首相、日本にエール 世界フィギュア開会式で

2011年4月28日12時24分

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写真:フィギュアスケート世界選手権の開会式に出席したプーチン首相=ロイター拡大フィギュアスケート世界選手権の開会式に出席したプーチン首相=ロイター

 ロシアの首都モスクワで27日開幕したフィギュアスケート世界選手権で、同日の開会式に出席したプーチン首相が、「(東日本大震災が起きた)日本の国民、政府、専門家は立派に、勇敢に問題に対処している」と日本にエールを送った。

 同選手権は当初、3月下旬に東京で開催される予定だったが、震災の影響で日本側が断念。代わりに名乗りを上げていた6カ国のうちロシアが開催を射止めた。

 プーチン氏は開会宣言の中で、「この競技は日本で開かれるはずだった。だが、私たちは今、日本人がどれほどの惨事に直面したのかわかっている。それは地震、津波、放射性物質だ」と語った。

 特に原発事故については、「ロシアでは、単に伝聞ではなく、それがどんなものであるか知られている」と強調し、26日で発生から丸25年を迎えたばかりの旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と重ね合わせた。(モスクワ=関根和弘)

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