ウサマ・ビン・ラディンの暗殺と米国の正義
ウサマ・ビン・ラディンの暗殺と米国の正義
敗戦国日本が米国から学ばなかった唯一の「正義は力」
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ビンラディン容疑者をアラビア海で水葬、米空母でイスラム教の葬儀
[ワシントン 2日 ロイター] パキスタンで米国部隊に殺害されたウサマ・ビンラディン容疑者の遺体が2日、アラビア海で水葬された。水葬に際し、米軍によるイスラム教の教義に則った葬儀が原子力空母「カール・ビンソン」で行われた。ジョン・ブレナン米大統領補佐官が明らかにした。
米政府は海への水葬を決定した理由として、時間上の制約から最適の方法だったと説明。イスラム教では伝統的に死亡から24時間以内に遺体を埋葬する必要があり、埋葬のためにパキスタン国外に遺体を輸送する十分な時間がなかったという。
遺体を水葬にしたとのニュースを受け、地上に埋葬しなかったのは非イスラム的として非難の声が上がっているほか、ビンラディン容疑者の遺体は出身国であるサウジアラビアに葬られるべきだったとする意見も出ている。ただ、米国としては、同容疑者の「墓」を海とすることで、一部過激派が埋葬場所を聖地化することを避ける意図もあったもよう。
ブレナン補佐官は、米政府はビンラディン容疑者の遺体写真の公表についてまだ決定していないとし、水葬を撮影したビデオの公表も未定と述べた。水葬は米東部時間2日午前1時10分(日本時間2日午後2時10分)から約50分間行われた。洗浄され白い布に包まれた遺体を前に、アラビア語に通訳された宗教的な言葉が唱えられ、遺体はその後、重しをつけた袋に入れられて空母のエスカレーターから海に流された。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20921920110503

テロリストだからと言って、このような電撃的な先制攻撃と射殺、そして遺体を勝手に海に捨てるという行為に米国という国家体制のありようを再確認させられました。別に驚くことではないのかも知れません。
かつて9・11事件後、米国は国内で怪しいと思われるイスラム系住民を次々に拘束してその数は5千人を超えた。自由と民主主義を標榜してきた国家が、一夜にしてこれだけの変わり身を見せたことに当時私は驚いたものです。
日本は敗戦後、米国の文化を受け入れ社会はアメリカナイズされたが、この「国を守る為には手段を選ばず」というこの考えだけは受け継ぐことが出来ないできた。故に今回の行動に対しても必ずしももろ手を挙げて賛成という風潮にはないようです。
私が今回米国のやり方に一番違和感を覚えたのは、やはり遺体の取り扱いでした。米国人と日本人ではこの点については考え方にはかなりの相違があるようです。例えどのような敵であってもその尊厳を貶すようなことをせずに弔うというのが日本人の美学です。
今回の米国のやり方はテロリストには容赦しないという対応なのでしょうが、海に流してしまうというのはいくら何でもやり過ぎだと思います。その骸を掘り返されてしまうのを恐れた為だと思われますが、やはり土に埋葬すべきだった思いました。
イスラム原理主義に傾く若者を激怒させる結果しか生まないでしょう。私は彼らイスラム原理主義を生み出すものは貧しさにあると書いたことがあります。
2005年8月2日の記事です。
現在地球の人口は爆発的に増えており、3ヶ月で約1千万が増加している。これらの人口増加地域は、そのほとんどが開発途上国の中東アフリカなどであり、この人口増加問題と原理主義やテロ事件は因果関係にあると考えられる。
3ヶ月に1千万人と言えば、ちょうど日本の首都・東京が3ヶ月に一つづつ誕生するということであり、これは驚くべきことだろう。1千万人の人間が生活する都市空間というものは永い年月を経て創り出されるものであり、そう簡単にできるものではない。
しかし、現実に世界は統計上はそのような数字となっており、爆発的に増え続ける人口は都市へ集中する。しかし、そこにそれだけの人々を養うだけの仕事も無ければ、快適な生活圏もない。
そのような都市に生まれた若者は一体、何に希望を見出すのであろうか。
スラムと化した街を支配するのは貧しさであり、その貧しさに打ちひしがれた荒んだ若者らの心の中に、自然に入り込んでしまうのがイスラム原理主義の理論である。
イスラム原理主義者は、現代の貧しさは現体制の権力者が「腐敗した背教者」によってもたらされたとし、この腐敗社会からの決別と理想社会を目指しての聖戦(ジハード)に立ち上がることを教える。
腐敗した背教者と戦い、理想社会としてのイスラム共同体を実現するためなら、命を投げ出すことも厭わない。
そうした若者には殉教者として最高の名誉が与えられる。
何故、自分達が貧しいかと言えば、それは西欧列強諸国やキリスト教文明社会が自分達を搾取するからだと教えられる。現在の社会はキリスト教文明による侵略を受け、この侵略からイスラム圏を守らねばならないという宗教的使命感を強く持っている。
以上
ビン・ラディンは殉教者として讃えられ、彼の後に続く若者に多大な影響を与え続けることになるのではないか?米国はこれで対テロ戦争に勝利したと思ってならないと思います。
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Posted by the_radical_right at 18:14│
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いよいよ闘いが始まります。
裁判は、5月10日(火)午前11時から、東京地方裁判所の第709号法廷で行われます。
今回の裁判には、創価学会池田カルト一派の弁護団も出廷するはずです。
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/
個人が実名で命がけで創価と戦う裁判です。
ご覧になって下さい。
オサマ=ビンラディンの殺害については、疑問を感じたのでYahoo!知恵袋に質問いたしました。
オバマ大統領は堂々と記者会見で発表しておりましたが、アメリカ軍の殺害を正当化できる法的な根拠があるのでしょうか。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1261407527
現在一件の回答があります。
Yahoo!のアカウントをお持ちの方なら、回答できます。
追伸
『もしドラ』のアニメに関して、ブログ記事書いております。
ビジネスバージョン
http://bizblo.seesaa.net/
エンタメバージョン
http://entablo.seesaa.net/
アメリカは 無数のミニ?ビンラディンを 今日誕生させませた ・・さあ如何なることやら
5/2 テレビ朝日で行われた在特会街宣
テレビ朝日抗議1〜6
http://www.nicovideo.jp/watch/nm14329356
イスラム教やキリスト教などは対立と戦争の歴史。
一神教では平和を築くのは難しい。自分の神以外は認めない排他的な心では平和と協調はつくれない。
日本は八百万の神がいて雑教とも多神教ともいわれるが、それが良いんです。他の信仰に寛容なんだから。和の精神が日本人にはある。
日本文明は人類を協調と平和の世界にすることに貢献する。
日本の精神を世界に伝えよう。日本の歴史と伝統を学ぼう
米国はこれで対テロ戦争を永遠に続行できる為に遺体を乱暴に海に捨てた。
「ビンラディンがアメリカ軍により殺された」と言うニュースにびっくりしました。
なぜ今なのか?、ビンラディンを本気で追い詰めるつもりならとっくに追い詰めているはずですが?、「9.11」からつなげて考えるとつじつまが合わないような気がします。ビルの倒壊原因などを専門家が検証してましたが。航空機の衝突による倒壊では無く、「爆破による倒壊だ!」と多くのアメリカ国民は疑ぐっていると思います。
「CFR・外交問題評議会」の自作自演ではないかと?、もし、自作自演でしたら、犯人のビンラディンはCIAのエージェントと言うことになります。
嘘の上の大嘘と言うことはありえないでしょうか?「考えすぎかも知れませんが」
瀬戸さんへ
瀬戸さんのお気持ちがよくわかります。ただ土葬してしまうと確実にテロリストが遺体奪還のためその場所に集まってくるでしょう。そこでまた銃撃戦が起こり死傷者が出ることを考えればやむを得ない措置であると私は考えます。
ドイツ国内で「裕福な家庭に育った敬虔なクリスチャンの白人青年が、突然すべてを捨ててイスラム過激派に入門(?)」するケースが相次ぎ問題になっていると聞きました。今後この厄介なパターンのほうが増えるように思います。(日本のオウム事件とは違うように思います。オウムは他者を殺すだけで殉教した者はいません)
アメリカは精神科医の数が最も多く、また軍事面での心理学も最も研究が進んでいる国です。少しはこの「白人ジハーディスト志願者の心の闇」の問題について中立的に研究してくれることを望みます。
これ以上、自国民の悲惨な死傷者を出さないためにも・・・。
>例えどのような敵であってもその尊厳を貶すようなことをせずに弔うというのが日本人の美学です。
私もそう思います。
個人的には、懐柔の意味も含め、遺体をテロリスト側に引き渡しても良かったのではないかとも思います。
そうすれば彼らは盛大に祭り上げるのでしょうが、それは遺体があろうと無かろうと同じ事です。むしろ、あっさり遺体を引き渡した方が、相手側に対する心理効果は期待出来るのではないかと、そういう意味合いです。
ラディン氏死体?グロ注意!
http://spy.co.jp/modules/wordpress/attach/osama[1].jpg