経産省から電力会社に天下り68人 過去50年で(05/03 07:35)

 経済産業省を退職して全国の電力会社12社に天下った人数が、役員や顧問だけでも68人に及ぶことが明らかになりました。

 この調査は、全国の電力会社12社に対して経産省から役員や顧問として天下った人数を過去50年間にわたって調べたもので、総数は68人でした。特に、規制する側の資源エネルギー庁や原子力安全・保安院から全体の約6分の1にあたる11人が天下るなど、省庁と電力業界の癒着が改めて浮き彫りとなりました。東京電力への天下りは5人で、なかでも旧通産省の事務次官経験者は34年間にわたって常務や相談役を務めていました。

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