福井・敦賀原発2号機の1次冷却水の放射性物質の濃度が上昇 燃料漏れの可能性
福井・敦賀市にある日本原電・敦賀原発2号機の1次冷却水の放射性物質の濃度が高くなっていることがわかった。
日本原電などによると、敦賀原発2号機の1次冷却水で高い濃度が検出された放射性物質は、ヨウ素133とキセノンで、4月26日の測定値と比べて、ヨウ素133で2倍、キセノンで750倍の値が検出されたという。
これらの放射性物質は、本来なら燃料棒の中に閉じ込められているものだということで、燃料が漏れた可能性が高いという。
日本原電などは、環境への影響はないとしている。
(05/03 06:15 福井テレビ)