「地獄の底まで…?」
甲斐庄楠音 「幻覚 (踊る女)」
紅の襦袢が、
炎を連想させる。
大正9年頃の作品。
楠音、26歳。
この年、
婚約者の女が、
別の男と結婚している。
嫉妬の炎か、
それとも、
絵画への情熱か…。
化け猫のようにも見える。
「私をようこそ愛するなら
身を焦がすような炎で
身を焦がすような炎なら
飛び込んで共に灰になりましょう」
(浜田真理子 「純愛」より)
「一緒に死にましょう」
優しく誘ったことはないが、
「一緒に死ぬか」
詰め寄ったことはある…。
自分でも、わかっているが、
厄介な女です…。
ゴメンナサイ…。
でも、
一般の方々には、
ご迷惑をおかけしません。
ご安心ください。
伊藤若冲 「雪中錦鶏図」 (『動植綵絵』より)
ここにも、
絵画に魅せられた男が一人。
この鳥、
完全に、イッテます。
若冲さん、
女は、必要なかったのでしょうね。
私みたいな女だったら、
制作の邪魔になるか…。
mariko live~romance~ アーティスト:浜田真理子 |
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