2011年03月31日

会員スピーチ

<富山市倫理法人会 第242回モーニングセミナー>


本日は、「会員スピーチ」
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笠波健二 富山市相談役
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現代人は、人間の知恵で世界が動いていると勘違いしていたかもしれない。人間の考えるサイクルは長くても4〜5000年前の知識にとどまる。が、地球は40数億年の歴史があり、自然のサイクルは大きい。

東日本大震災も、どれだけ心のなかに取り入れられるかという学習能力が問われている。わずか16年前の阪神大震災の経験が学習として生かされているとは思えない。

日本はもとも火山、地震の国。そこに勝手に人間が住み着いた。自然のサイクルは大きい。大自然は計算できない。

精神を立て直すために、落ち着いてはどうか。そして覚悟して人生を生きる。
日々に感謝していれば、全てを失っても精神的に立ち直れる。その精神をこの会でともに学びましょう。


竹島礼二 富山県会長
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阪神大震災ですべてを失ったが、車に残ったゴルフバックから、50代にしてプロゴルファーをめざし、合格した話を聞いた。やればできるのだ。


(株)アイペック 小網均氏
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静岡で測量に従事し、大地は動いていると実感。そして地震は逃れられないが、その後の2次災害が怖いと思い、富山に戻ってきた。
都市に人やインフラが集積しているのはリスクが大きい。地方に分散したほうがよい。

いまここに自分がいるのは、過去の多くの災害や犠牲を乗り越えて受け継がれたDNA。歴史の最前線に生きていることを自覚して、自分のことだけでなく広く考え、生かさせていだたいていることに感謝したい。

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一つのことがらも、人それぞれ感じること・考えることが違います。そうした違いを一旦受け止めることが、自分の枠を外して成長するのにかかせない過程でしょう。
会員スピーチでは、そうしたさまざまな考えにふれる貴重な機会です。
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次回4月7日のモーニングセミナーは
 (有)小紙建設 専務取締役
  奥井 良樹(おくい・よしき)様

テーマは
 「売れる仕組づくり」です。

衰退産業といわれる建設業の中で、さまざまなチャレンジをしながら新しい道を作り上げている発展途上のお話は、私たちにとって学びの大きなチャンスです。
posted by 富山市倫理法人会 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | モーニングセミナー