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【格闘技】

興毅 オレは巨乳99センチ 挑戦者との体格差歴然

2011年5月3日 紙面から

勝利を確信し、あごひげをさする亀田興毅=東京都内で

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 WBA世界バンタム級タイトルマッチ(7日、大阪府立体育会館)の予備検診が2日、王者・亀田興毅(24)=亀田=は東京で、同級14位のダニエル・ディアス(27)=ニカラグア=は大阪で、それぞれ行われた。検診の結果、興毅は胸囲で圧倒。懸念されたリーチ差も10センチ足らずで、早くも勝利を確信する表情をのぞかせた。

 両者の体格差は「胸囲」で歴然としていた。興毅の胸囲は99センチ、ディアスは84・4センチ。「オレは胸囲の男。巨乳や。グラビアアイドルになれるな」と舌も滑らか。現在、減量中。前日計量を終え、リバウンドが予想される試合当日なら、1メートルの胸囲でリングに上がることになるかも。胸部の筋肉というより、広背筋の発達によるものと思われるが、それはそのままパンチ力に反映されると思っていいだろう。

 一方、身長は興毅の166・4センチに対し、ディアスは174・3センチのヒョロヒョロタイプ。問題のリーチは興毅が前回試合より、なんと2センチ長い170センチでディアスは179センチ。これにも興毅は「イメージトレでリーチを2センチ伸ばしたんや。ヘヘヘ。ディアスのリーチは183センチはあると思ってたけど、予想より縮んでたな」とニンマリ。最大15センチ差を予想していただけに、気分が悪いはずはない。

 「世界戦(5試合)でKOしたことないし、大きいこと言わんでおこ。パンチ力ないし、オレ」「ディアスのパンチ? オレも打たれ強い選手じゃないから」と珍しく弱気発言も出たが、これも余裕のなせる業か。最後は「みんな勇気が出るような試合をする。(開催地)大阪の力を被災地に少しでも送れたら。KOあるのみや!」と力強く宣言した。

  (竹下陽二)

 

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