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【プロ野球】

能見 G8連勝でトラウマ払拭

2011年5月3日 紙面から

 3日の巨人戦に先発することが確実な阪神・能見篤史投手(31)が“無の境地”でマウンドに上がる。

 2日に甲子園球場で調整した左腕エース。今季初の東京ドームでは節電のため照明を弱める減灯措置が行われるが、「気にはならない。サインさえ見られれば問題ない」と不安を一蹴した。さらに残り2本に迫っている巨人・小笠原の2000安打についても「僕には関係ないでしょ」とせせら笑い。もっとも、対巨人7連勝中という自身の好相性についても「全然気にしない」と、プラス思考もしなかった。

 ただ、気になることもある。「今日に限って右足がうずくんですよね。すごいなあ、体って」。ちょうど1年前の5月2日、甲子園での巨人戦。走塁中に右足甲を骨折した。「全力でプレーして折れたものなので。あんまり気にしてない」とは言うが、約4カ月もの間、先発ローテーションに穴をあけた苦い記憶は、患部に“うずき”としてこびりついている。気にしない男の唯一の気掛かり。これを鎮めるために、まずは目の前の伝統の一戦に集中する。 (宮崎厚志)

 

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