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【プロ野球】

節電ドームで小笠原2000安打!

2011年5月3日 紙面から

 さあ、Gウイーク本番だ。巨人は、東日本大震災の影響で、東京電力管内にある東京ドームでの試合を4月には自粛してきたが、3日からの阪神3連戦で待望の東京ドーム“開幕戦”。通算2000安打にあと2本に迫っている小笠原道大内野手(37)は2日、「1日でも早くそうしたい」と、G党に本拠地で金字塔の瞬間をプレゼントする決意を見せた。

 原監督が「われわれのお城」と表現する東京ドーム。第2の開幕戦で、主役となるのは名球会入りに“王手”をかけているガッツだ。今季は、あと11安打でスタートしたが、16日の広島戦から28日のヤクルト戦まで7試合で1安打と不振を極め、14試合で何とか9安打を積み上げた。想定外の形で東京ドームに乗り込むことになったガッツは「まあ、長すぎたからね」と複雑な心境を苦笑いに込めた。原監督が「(状態は)正常ではない」と首をひねることもあったが、図らずも本拠地でファイナル・カウントダウンに入る。

 舞台設定も万端だ。東京ドームと巨人は、節電策も発表。当面は球場内外の減灯などでデーゲーム時の電力消費量を1試合平均で約28%(前年比)削減する。夏場のピーク時の使用電力は4600〜6300キロワット。4、5割の削減を見込んでいて、その柱は発電機導入。ナイター初戦となる11日から2台を使用予定で、6月中旬には5台に増強する。1試合平均の使用電力量は、シーズンを通して40%以上の削減が可能な見込みという。ガッツの偉業も“節電ドーム”のささやかな光となる。 (井上学)

 

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