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女優の沢尻エリカ(25)が、大手芸能事務所エイベックスと契約し、女優業に本格復帰することが2日、明らかになった。すでに4月1日付で、代表を務める個人事務所とエ社が業務提携を開始。今後はエ社がマネジメントを請け負う。沢尻は「1日でも早く女優としての姿を見ていただけるよう、心機一転頑張ります」とコメント。夫でマルチクリエーターの高城剛氏(46)との離婚“解禁日”にあたる今月16日を前に、まずは仕事面で新生エリカをスタートさせた。
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当初からうわさされた通り、沢尻がエイベックスと契約し、女優として再出発することになった。
沢尻は、昨年中にスペインに設立していた個人事務所に加え、新たに今年から日本にも、自身が代表を務める個人事務所を立ち上げていた。同事務所が4月1日付で、エ社と業務提携を結んだもの。関係者によると、今後は公私ともに日本をベースに活動する。現状では映画やドラマは決まっていないものの、オファーは集まっているという。
エ社との契約は、昨年4月に高城氏との離婚が報じられた段階で浮上。同9月にCM会見をドタキャンしたことに同社が難色を示し、いったんは白紙状態に。しかし、今年1月のCM会見には同社の幹部が来場するなど、水面下での交渉が行われていた。
芸能活動は軌道に乗るとみられるが、難航する離婚問題はまだまだ波乱含みだ。これまで離婚届は沢尻側が保持し、今月16日以降に提出できることが判明している。しかし、高城氏は「提出にはエリカが離婚に関するすべてを明らかにするのが条件。現在は真実を話していない」と同意する意思を見せていない。エ社は「契約は離婚を条件にしていない。私生活は本人に任せる」としており、沢尻の望む短期間での決着は微妙だ。
沢尻は現在、新CMの撮影のために海外に滞在しており、帰国は5月中旬。この日はエ社のホームページ内にコメントを寄せ「これより私、沢尻エリカは、女優を中心とした幅の広い活動をしていきたいと思っております。1日でも早く女優としての姿を見て頂けるよう、心機一転頑張ります」と決意表明。本格復帰への強い思いを明かした。
(デイリースポーツ提供)
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