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大関狙う稀勢の里が白鵬の“襲撃”熱望

 精力的に稽古に励む稀勢の里=千葉県松戸市の鳴戸部屋
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 精力的に稽古に励む稀勢の里=千葉県松戸市の鳴戸部屋

 「大相撲技量審査場所」(8日初日、両国国技館)

 大関昇進を目指す関脇稀勢の里(24)=鳴戸=が2日、横綱白鵬(宮城野)の“襲撃”を待望した。白鵬が4月30日に「鳴戸部屋に行って稽古をつけたい」と発言したことを受け、「なかなか胸を借りるチャンスはないから」と声を弾ませた。

 白鵬に2連勝中で、昨年の九州場所では連勝記録を63で止める歴史的金星を挙げた。白鵬が大関時代には3連勝したこともあり、角界随一の“白鵬キラー”として知られている。これまでも何度か横綱の鳴戸部屋出稽古は計画されたが、「話は聞くけど(白鵬の出稽古を期待する)記者が来るだけ」と苦笑い。今度こそ、との思いは強い。

 2場所連続で10勝し、今場所は大関とりへの足掛かりとなる大事な場所。「今までは(期待を)裏切ってきましたから」と意気込み十分で、連日精力的に番数をこなしている。この日は出稽古に来た片男波部屋勢の幕内玉鷲らと39番を申し合い、31勝8敗と圧倒。3月場所が八百長問題で中止になり、4カ月ぶりに臨む場所へ、「緊張感がある」と闘志をたぎらせた。

(2011年5月3日)

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